6.26 [ゲンロンスクール]藤村龍至「建築2.0 建築からアーキテクチャへ」第2回 実況まとめ

6月26日(水)に行われた、 [ゲンロンスクール]藤村龍至「建築2.0 建築からアーキテクチャへ」第2回の実況ツイートをまとめました! 前半・後半に分かれた本講義、どちらも大変濃密な講義となっております!!
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yusuke ninox @y_ninox

アレグサンダーは出来事と形のセット=パタンと呼んだ。この考え方はその後コンピュータ・サイエンスで普及。江渡浩一郎の研究を参照。 #genroncafe

2013-06-26 19:41:45
siskw @siskw

渡辺誠先生の大江戸線飯田橋駅。アルゴリズムによって形作られた緑の線材の天井。構造材というハードなレギュレーションと空間の密度というソフトなレギュレーションをパラメータとして用いて、生物的なイメージに近づけようとする。 #genroncafe

2013-06-26 19:43:53
たけくら @tachesan

渡辺誠。大江戸線飯田橋駅の乗換通路。躯体がなく、構造が吊り下げられ設備で覆われている。単調な地下鉄通路に変化を。角度、分岐、領域などハードに対して空間・密度などソフトな動的なレギュレーションを重視。 #genroncafe

2013-06-26 19:43:05
たけくら @tachesan

渡辺誠の特徴。感覚も条件として扱い、形はその結果「誘導される」とした。生物的なイメージに近づく。 #genroncafe

2013-06-26 19:44:08
siskw @siskw

市川創太氏。自己生成して淘汰するプログラムを用いて、コンピュータにより判断させる。 #genroncafe

2013-06-26 19:45:06
siskw @siskw

そして妹島和世さん初期の住宅、プラットフォームⅡ。構造の種類によって梁の長さが変わるのだが、それと諸条件を組み合わせることで平面と構造をゲームのように解決している。(しかし、当時は珍しい女性建築家というイメージが強く、理論の面はあまり注目されていなかった) #genroncafe

2013-06-26 19:47:50
たけくら @tachesan

市川創太。コンピュターによる設計。遺伝的アルゴリズム、自己生成し、淘汰するプログラム。その流れに、妹島和世の動きを見て行きたい。1990年の作品、プラットフォーム2。抽象化するとダイアグラムに描ける。柱の配置を、構造の違いを組み合わせて決定。ゲーム的設計。 #genroncafe

2013-06-26 19:46:45
たけくら @tachesan

当時、女性建築家が珍しかったことも有り「感覚だけで作っている」とみなされており、妹島和世の背後のゲーム性について問題にされていなかった。だが、当時の時代に即したものでは。他、女子寮の設計プロセスも場合分けし、ダイアグラムで組み合わせを列挙・選択へ。 #genroncafe

2013-06-26 19:48:31
田野某爾(たのぼうじ) @bozitano

ドモホルンリンクルや痛散湯などでおなじみの会社の女子寮兼研修センターを紹介中。 #genroncafe

2013-06-26 19:49:21
siskw @siskw

再春館製薬女子寮。SDレビューのプランパタンのドローイング。原ヒロシ先生が高く評価する。 #genroncafe

2013-06-26 19:49:25
siskw @siskw

妹島さんのみっつの段階を聞きそびれた! #genroncafe

2013-06-26 19:50:31
たけくら @tachesan

当時、妹島和世は設計プロセスについて、説明するも建築界の反応はにぶい。設計論は終わったものとされ、拒否反応が。ある世代よりも下には響くものがあった…? 表参道の設計も同様。無数の可能性から方向性を探る。方向性を定めたあとに差をつめる。ディテール。3段階。 #genroncafe

2013-06-26 19:50:41
siskw @siskw

60年代にデザイン論が流行り、そこで学んだ世代は、デザイン論を終わったものとして95年以降の妹島さんのデザイン論に着目できなかった。しかし、若い世代には大きな影響を与えた。 #genroncafe

2013-06-26 19:52:07
siskw @siskw

妹島さんは模型で大量のスタディを繰り返す建築家。CADの普及に伴い、図面の差分が簡単に作れるようになり、大量の比較により建築を探していく。判断の反復。 #genroncafe

2013-06-26 19:54:04
たけくら @tachesan

妹島和世の設計の背景にはCADがある。CADだとデータを簡単に複製でき、バージョン違いを沢山スタディできる。それまでトレペで手書きだったものから解放される。ひとつ案を出しては、バージョンアップ。当時としては非常に新鮮なものの言い方。 #genroncafe

2013-06-26 19:53:11
たけくら @tachesan

妹島和世の特徴。ある種のオートマティズム。大量の案を比較し、ひとつずつ改良していく。コンピューターの「ような」判断と捉えられるのでは。丹下健三の代々木体育館の基本設計と比較。丹下健三は大量のスタッフが大量の案を出し、それをディレクション。 #genroncafe

2013-06-26 19:55:20
yusuke ninox @y_ninox

95年以降の建築。CADを使うことによって、無数のバージョンを作り出せるようになった。妹島和世。単純な判断を積み重ねて漸進的に設計していく。 #genroncafe

2013-06-26 20:01:10
siskw @siskw

模型によるスタディのルーツを探ると、丹下健三先生に辿り着く。代々木体育館のスタディのエピソード。研究室の人々により大量の案が作られ、丹下先生が選んでいく。 #genroncafe

2013-06-26 19:55:43
たけくら @tachesan

コールハースの設計競技企画。2つにまたがった敷地をいかにして連続性を作るか。等間隔に並んだボリューム。隣接する磯崎新設計のタワーの足元に立つことが決まり、スタディも変化。石の外壁をしたものへと案を結実。極めて即物的にコンテクストの違いを建築に置き換える。 #genroncafe

2013-06-26 19:58:12
siskw @siskw

レム・コールハースのネクサスのスタディ。複数の建築家による同時進行の敷地のため、周りの状況を読み込みながら案を即物的に、単純な判断で発展させていく。 #genroncafe

2013-06-26 19:58:16
つきひざ🐐 @northmount836

きょ、きょうはどうしたらいいんや #genroncafe

2013-06-26 19:58:58
たけくら @tachesan

コールハースのY2Kという住宅のプランが拡大され、コンサートホールへ。〆切間際で、ただ規模をでかくして提出したら当たってしまった。飛躍の建築方法をアイロニカルに暴露。この流れの結果、私藤村が辿り着いたのが「超線形設計プロセス論」。建築をリニアに設計する。 #genroncafe

2013-06-26 20:00:22
siskw @siskw

ポルトのミュージックホールのコンペ。それまで取り組んでいた住宅Y2Kを拡大しておいて見たらハマった。これはアイデアが降りてくると表現されるアーティスト的な側面をアイロニカルに表現している。 #genroncafe

2013-06-26 20:00:42
たけくら @tachesan

ジャンプしない、枝分かれしない、後戻りしないの3原則。「家の家」「BUILDING K」も、ひとつずつ模型化し、無数に切断し、一個ずつ改良していく。徐々にイメージを立ち上げていく。事後的に図に示すと、21個の関数・ルールをちょっとずつ定めていき、出力。 #genroncafe

2013-06-26 20:02:09
siskw @siskw

それらを経て自分が辿り着いたのが超線形プロセス。磯崎さんのように切断をドラマティックに捉えるのではなく、プロセスを即物的に判断していく。 #genroncafe

2013-06-26 20:02:26
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