2010.9.23に開催された『Modern Whisky Life in SAITAMA 2010 ~琥珀色の小宇宙~』のツイートまとめ
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Bar Revelstoke 南浦和 のバーテンダー日記 : モダンウィスキーライフ in さいたま http://blog.livedoor.jp/revel823/archives/51690035.html
2010-09-23 05:17:59今日はモダンウイスキーライブ2010@浦和に来ています。ハッシュタグは勝手に #mwl2010 としました。かぶり確認してませんすみません。有料セミナーなのでかいつまんだ内容だけつぶやきます
2010-09-23 12:00:40肥土さん「蒸留所の中だけでウイスキーが造られるわけではないと気づいた。外にも関わる人はたくさんいる」 #mwl2010
2010-09-23 12:04:47肥土さん「使用している大麦はオプティック、オックスブリッジ、ティップル、プレマー、みょうぎ2条」 #mwl2010
2010-09-23 12:06:54肥土さん「昨年から地元・秩父の大麦を作ってもらおうという取り組みを始めた。それが二条大麦。ちょうど埼玉は穀物の生産に適していた」 #mwl2010
2010-09-23 12:09:39肥土さん「どうせということで、麦を育てるところにも関わらせていただいた。4月に大雪が降ったため、麦穂が折れてしまったものがあった。出穂がバラついていたため助かった。天気の影響を受けると改めて感じた」 #mwl2010
2010-09-23 12:13:13肥土さん「大麦を麦芽にするところが問題。通常は業者から買う。麦芽にすることをモルティングと呼び、2日水につけ、4~5にちで発芽、3日ほど乾燥、そうすると麦芽になる。ここまでしないとウイスキーの仕組みが出来ないが、この工程は管理が難しく、また酒の質に関わる」 #mwl2010
2010-09-23 12:16:52肥土さん「モルティングの研修に参加するため、3年連続してイギリスのモルトスター社まで行った。理屈は理解できた」 #mwl2010
2010-09-23 12:19:23肥土さん「研修では失敗しても講師のエキスパートが『俺たちも失敗した。おまえもこれでエキスパートの仲間入りだな』となぐさめてくれた」 #mwl2010
2010-09-23 12:21:13肥土さん「秩父でもモルティングしてみようという実験を行った。500リッターの桶で発芽させ、さらにビニールシートを引いて麦を乾燥させる。発芽の様子を逐一記録したが、ほんの少し条件が違うだけで、研修のようにいかない」 #mwl2010
2010-09-23 12:26:10肥土さん「研修にいったおかげで、自分の目で様々な状況を目にすることができたため、実験に生かすことが出来た」 #mwl2010
2010-09-23 12:27:14ベンチャーウイスキーには縁あって見学にいったことがあるのだけど、小規模ながら全ての工程が丁寧に行われていて感動した覚えがある。あれは見るべきだ、うん #mwl2010
2010-09-23 12:34:10肥土さん「発酵時、ウイスキーの場合は泡が高く上がったほうがおいしくなるといわれている」 #mwl2010
2010-09-23 12:35:30肥土さん「伝統的な2回ポット蒸留を行っている。このポットは銅である必要があり、それは銅イオンによる効果が必要とされるため。不要な成分が銅イオンによって除去される。ステンレスポットでは味が全く違ってしまう。数十年するとポットスチルは指で穴が開くほど薄くなる」 #mwl2010
2010-09-23 12:37:30肥土さん「リフラックスという現象もある。これはスチルサイズによる。小さいとリフラックスが少ないためヘビーになり、大きくなるとライトになる」 #mwl2010
2010-09-23 12:39:36肥土さん「スチルの形状やラインアームの形状でも味の重さがきまってくる。ベンチャーは小型、ストレート、下向きラインアームを使い、ヘビーで特徴あるモルト作りをねらっている。作ってくれたのはスコットランドの職人さん」 #mwl2010
2010-09-23 12:41:42肥土さん「ミドルカットという手法がある。6時間の蒸留のうち、熟成に仕えるのはハート(ミドル)と呼ばれる中央1時間ほど。カットポイントはアルコール度数を参考にしつつ、人間の目と鼻と舌でチェックを行っている。ここがウイスキー仕込みのキモとなる」 #mwl2010
2010-09-23 12:43:41肥土さん「ミドルカットを行うと香りに敏感になる。変化が良くわかるようになる。蒸留は味の収集、凝縮、強調であるという確認が出来た。ウイスキーは生き物であり、毎回異なった顔を見せるため、自分たちの感覚で作っていく必要性を感じた」 #mwl2010
2010-09-23 12:45:16試飲タイム。熟成0年のニュースピリッツ。無色透明。衝撃的な香りと荒々しい麦の味。まるで強い焼酎を飲んでいるかのよう。度数63.5、ミディアムライトボディらしい #mwl2010
2010-09-23 12:51:21サンプルB、秩父最長2年ものw免許を取って2年しか経っていないため。スコットランドではウイスキーと認められない。バニラ香、ココナッツ、質のよい滑らかさ。たった2年でここまで!?と思う。樽香も少し出てきた。61度。バーボンバレル。 #mwl2010
2010-09-23 12:54:30サンプルC,ニュースピリッツ、ヘビーピートタイプ。59.6ppm。熟成1年、60%。まるでアイラのようなピート感と塩味。香りは多少押さえられている印象だが、加水すると花開く感じ #mwl2010
2010-09-23 12:56:42サンプルD、埼玉県の将来を占うもの。羽生蒸留所の23年もの。58度。ブレンデッド。とてもフルーティー。複雑。林檎、ハチミツ、ほどよいピート感。うまい。 #mwl2010
2010-09-23 12:58:26