為末大さん@daijapanの「【部位的トレーニングと全体的トレーニング】について 部位的トレーニングで少しバランスを崩し、そこに全体的トレーニングで適応する事で新しい自分を作る。勇気を持って揺らす事と、適応させようとする事の二つが大切に思う。」

ほとんどの競技にとって、パフォーマンスはどこか一部位の筋力で支えられているのではなく、全体の動き、全身の連動によって決まる。複雑な競技になればなるほどコーディネートする能力の方が、部位の筋力が強い事よりもパフォーマンスに影響する。 by
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爲末大 Dai Tamesue @daijapan

元陸上選手です。スポーツで社会を良くするぞ。 ご連絡はこちらまで deportarepartners.tokyo/contact/

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広島市佐伯区出身の男子元陸上競技選手・400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者などで活動中。株式会社R.project取締役。

2001年世界陸上エドモントン大会・2005年世界陸上ヘルシンキ大会の男子400mハードルにおいて、世界陸上選手権のニ大会で銅メダルを獲得する快挙を達成。又オリンピックには、2000年シドニー・2004年アテネ・2008年北京と、3大会連続で出場した。身長170cm、体重66kg。
http://ja.wikipedia.org/wiki/為末大
 
 

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おはようございます。今日は【部位的トレーニングと全体的トレーニング】について

2013-07-13 07:33:18
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トレーニングには、大きく分けて局所的に体の一部位だけを鍛えるものと、全身を連動させて鍛えるものの二種類あると考えている。僕はこの使い分けが大事だと思っていて、それを間違えるとパフォーマンスが落ちてしまったりスランプの原因になると思う。

2013-07-13 07:39:55
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部位的トレーニングは、例えば上腕二頭筋だけ鍛えるというようなもので、マシーントレーニングに比較的多い。特定のこの部分だけを強くしたいという目的を達成するのには有利だけれど、その部分と全身との連動は考慮していないからバランスも崩しやすい。

2013-07-13 07:41:13
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全体的トレーニングは、縄跳びやハイクリーン、タイヤ引きなど全身を連動させないとうまくできないトレーニング。全身をうまく連動させないとできない為に、全体のバランスが崩れにくく競技にそのまま活かしやすい。ただ右足に頼るなどの癖がある場合、その癖がそのまま、ないしは助長される事もある。

2013-07-13 07:43:12
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ほとんどの競技にとって、パフォーマンスはどこか一部位の筋力で支えられているのではなく、全体の動き、全身の連動によって決まる。複雑な競技になればなるほどコーディネートする能力の方が、部位の筋力が強い事よりもパフォーマンスに影響する。

2013-07-13 07:47:03
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人間の適応能力はとても優れていて、だからが故に足を失ったような人がパラリンピアンになれるのだけれど、同じ能力が一時期のけがで痛みを避けるような動きをしていてもいつの間にかそこに適応してしまう。その癖がパフォーマンスを下げている事もありそこは部位的トレーニングで再記憶させるしかない

2013-07-13 07:54:38
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【終わり】成長は自然に漸次的に起きるのではなく、ある段階から意識的に揺らさないとならない。部位的トレーニングで少しバランスを崩し、そこに全体的トレーニングで適応する事で新しい自分を作る。勇気を持って揺らす事と、適応させようとする事の二つが大切に思う。

2013-07-13 07:58:08
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なるほど。面白いですね RT @Yano_Akiko: 私の演奏も全く同じです。@daijapan: ほとんどの競技にとって、パフォーマンスはどこか一部位の筋力で支えられているのではなく、全体の動き、全身の連動によって決まる。複雑な競技になればなるほどコーディネートする能力の方

2013-07-13 09:19:12