音楽の作り方

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Kaede(かえで) @gtkaede

レコーディングで、ミックスダウンで、マスタリングで何をする「べき」なのか がはっきりしていなければいつまで経っても自分の音など出せるはずもなし見つかるはずもなし 何が良い音なのか分かるはずもなし 音響の無間地獄を巡り巡って死ぬ

2013-07-17 16:42:10
Kaede(かえで) @gtkaede

レコーディングは、ひとえにプレイヤーの実力をそのまま収録すればよい そのためにレベル管理を徹底し、機材の特性を把握しなければならない どのレベルから波形が歪むのか、どの段階でどれくらいアンプリファイアすればいいのか、出音の時点でどういう特性を持たせればいいのか

2013-07-17 16:44:13
Kaede(かえで) @gtkaede

特殊なエフェクトを狙う場合バス回しにも気を遣う 後で管理がしやすいよう、どういうエフェクトをどのバスにまとめてかければスッキリするかも考えながら収録方法を考える

2013-07-17 16:45:57
Kaede(かえで) @gtkaede

素材が揃ったら料理をする それがミックスダウンです どういう音楽になるのかがミックスで決まる 当然だがミックスでのちに何かをしようと思って収録で手を抜くのはゴミです 各ステージで常にベストな音を出すのが基本 フルスイングに近い波形が重なれば当然ぶつかる箇所があります それを削る

2013-07-17 16:47:38
Kaede(かえで) @gtkaede

ただし収録でのベストな音を諦めてまで音を削るのは間違いです 目立たないように削る、これがコツです 具体的にはwavからmp3にエンコードするのと同じ感じです、あくまで目立たないように削る。そのために重要なのがミッドサイド処理。

2013-07-17 16:49:50
Kaede(かえで) @gtkaede

ミッドサイド処理によるステレオの操作ははっきり言って無限の可能性を持ってると思います、どう広げてどう削るか、原音のイメージを大事にしつつ、邪魔になりそうな定位で音を切る。バイパスと確認しながら慎重に作業を進めましょう

2013-07-17 16:51:58
Kaede(かえで) @gtkaede

音量バランスや音の太さは空間定位と大きな関係があります、前後左右上下を三次元的な視点から見て空いている隙間に音を詰めていけばバッシングするのを防げる確率が上がります また、点定位は音が細くなりがちですので重要な情報を持つ楽器での点定位は避けるのが無難です

2013-07-17 16:53:41
Kaede(かえで) @gtkaede

マスタリングは料理を皿に盛り付けるだけです このニュアンスが最も的確です つまり盛り付けるだけの作業ですが、気を遣うのと遣わないのでは、明らかに完成品に差ができます マスタリングで補正をするのはフランス料理にマヨネーズやソースやらをぶっかけるのと同じですのでやめましょう

2013-07-17 16:57:01
Kaede(かえで) @gtkaede

具体的にはコンプレッションおよびリミッティングによる音圧の管理と、truepeakメーターによるピークレベルの管理、そしてディザリングを行います ディジタルサンプリングの原理を少し勉強すれば難しいことはありませんたぶん・・・たぶん。

2013-07-17 16:59:16
Kaede(かえで) @gtkaede

まだまだ原始的な考え方しかできませんが、こんなところでしょうか マルチバンドリミッターやマルチバンドコンプレッサー、ミッドサイドコンプレッサー、リニアフェイズイコライザーなど新しい道具がいくつかありますので、それらをうまく使えれば少し次元が上がるかもしれないですね

2013-07-17 17:02:01