Snow Leopard の IM のバグについて

Takayama Fumihiko @tekezo

良い機会なのでSnow LeopardのIMのバグについて。ことえりではOption+かなアイヌ語入力になるショートカットで、Shift+かなはカタカナ入力になるショートカットです。これらの英数/かなキー+修飾キーについては押されたときに対応する入力が有効な場合は問題ありません。

Takayama Fumihiko @tekezo

ただ、対応する入力が無効のときや、AquaSKKなどのようにそもそも対応する入力が無い場合の挙動は2種類にわかれます。まずはCarbonアプリやフォーカスがテキストエリア以外にある場合の挙動。フォーカスがあるアプリケーションとIMのプロセスがCPUを食い潰します。

Takayama Fumihiko @tekezo

デフォルトの状態でも「このMacについて」などを表示させたまま、何度か「Option+かな」、「英数」を交互に押すとCPUが100%に貼りついたままになります。あんまり放置して良い問題ではない気がしますが一向に直る気配はありませんね。

Takayama Fumihiko @tekezo

もう一つの挙動はCocoaのテキストエリア系で、この場合は何かしらの文字が入力されます。おそらく直前に入力した文字に依存して入力される文字が決定されるような気がしますが確証はありません。スペースなどであれば気付くのですが制御文字だと気付かすに入力されていることがあります。

Takayama Fumihiko @tekezo

この問題に対するKeyRemap4MacBookでの簡単な対処法としては、修飾キー+かな、英数を無効にする方法があります。Drop Command/Control/Option/Shift+EISUU……というのがそれです。僕はこれを使っています。

Takayama Fumihiko @tekezo

ただ、これはイベントを破棄するものなので、Control+かななどを押したときに日本語入力にならないと直感に反することもあるかと思います。その場合には「Shift+かな」や「Control+かな」を全て「かな」に無理矢理変換してしまえば自然な挙動になります。

Takayama Fumihiko @tekezo

いずれにしても、ことえりユーザーであればあまり気にならない挙動なはず（逆にShift+かなを潰されると困る）なので、デフォルトでは有効にはしていません。Mac OS X側で根本的な修正がなされることを祈ります。