ダイノジ大谷さんが語ったジャニーズグループ「NEWS」の楽しみ方
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ANN7/17:デイリースポーツの小山くんのインタビューでも「ジャニーズでデビューしたグループでなかなかどん底をみるグループってないと思うんですね。グループとしてじゃなく、自分の気持ちの中で落ちるところまで落ちた」
2013-07-19 12:36:33ANN7/17:(小山さんが)客観的に振り返ってこういえることがまた、彼の非常にクレバーで、知的で、かっこよくてさらにグッと来させる。男の気持ちをグッと来させるところだと思う。絶対絶命の状態になった時に彼らが続ける、と聞いたときにぱっと思いついたのが当時のロックバンド。
2013-07-19 12:38:14ANN7/17:代表的なのはフラワーカンパニーズ。彼らの「深夜高速」なんてまさにその象徴だと思うんですけど。 「アイドル版フラカンが出てきた!」そう思ったんですね。
2013-07-19 12:40:22ANN7/17:この瞬間に、僕はイメージでNEWSが4人で車に乗って、各地の地方にドサまわりするんじゃないか、その様子をみんなで応援するんじゃないかと思ったんですよ。 「これは僕たちのアイドルじゃないか?」ってその時思ったんです。
2013-07-19 12:42:09ANN7/17:男の子が見て本当に感情移入するアイドルだなーと思ったんですよ。ところがなかなか動かない。ようやくシングルを出すと聞いて取り寄せたら、度肝を抜かれたんですよ。 彼らの出来上がっている物語をなぞるだけでも安易感動が生まれると思うんですよ。でも、表題曲はチャンカパーナ。
2013-07-19 12:46:25これからのNEWSに期待を寄せていたものの沈黙は長い。再始動一発目のシングルは「チャンカパーナ」。まずは予想を裏切るタイトルに驚き、曲調や歌詞の内容にも驚いたという大谷さん。けれども、聞いているうちに「これは深みとキャッチ-さを併せ持つポップソングだ!」と一気にハマったそうです。
ANN7/17:彼らは復活ののろしにポップソングを選んだんですよ。メタ的な物語性のある歌じゃなく、ポップソングを選んだんですよ。
2013-07-19 12:51:46ANN7/17:それで、秩父宮の復活ライブのDVDを見たんですよ。度肝を抜かれたんですよ。オープニング、セットがあるんですけど。お城が立ってるんですよ。で、4人がなんですかあれ、宝塚みたいな恰好で出てきたんですよ。
2013-07-19 12:53:27ANN7/17:何か月か前までは4人で車を運転して地方ファンに会いに行くと思っていたNEWSはそこにいないんです。そこにいるのはまぎれもなくアイドルなんですよ。 彼らはアイドルという立場を引き受けない限り、その場に立たなかったんです。これ超ポイントだって思ったんです。
2013-07-19 12:54:40ANN7/17:ところが歌の中の世界では非常にエモーショナル。(Mステのまりこ様のステージしかり)アイドルってそういう時代だなと思ったんです。予定調和じゃないエモいものを見たときになぜか感動してしまう。もうロックじゃなく、ポップの中にあふれているのかもしれないね。
2013-07-19 12:56:21ANN7/17:ももクロのステージや総選挙でも同じものを感じるしね。見ているうちにどんどん感情移入していく。NEWSはコンサートの中に物語性を帯びているけど、あくまでもNEWSは“アイドルNEWS”という立ち位置から一歩も動かない。揺るぎないんですよ。
2013-07-19 12:58:00ANN7/17:その立場の中で僕たちはファンタジーの世界の中にいるんです。東京ディズニーランドなんかとまったく変わらない。先週TDLに息子と行った話をしましたけど、耳とか被り物をつけている人の時代だなと思ったんです。揶揄したり、軽い笑いが欲しいやつの声は全く届かないわけ。
2013-07-19 13:00:32ANN7/17:その世界に入って120%楽しんでるやつが、その現場で周りの人まで楽しませる時代だなと思った時に、彼らはそっちを選択したわけ。 で、最後にですね、一人ずつMCをしていくんです。その言葉の一つ一つはぜひDVD買って見てほしいんですけど。
2013-07-19 13:02:24ANN7/17:(最後の挨拶を)初めて聞いたときに、これは芸として素晴らしいと思ったんですよ。まるで、上質の落語を見ているような。一人ひとりの言葉の一つ一つがお客さんに届いている瞬間、そしてお客さんが返していく空間。
2013-07-19 13:04:21ANN7/17:加藤シゲアキくん(の挨拶)がやっぱり詩人というか、本を書いているだけある。これは芸だといいたい。彼はこういうんです。 「もう、正直ダメだと思いました」 「ダメだと思った」という一言をアイドルがこんなに説得力あるように響かせる。たまんなかったです。
2013-07-19 13:08:03ANN7/17:そのあと「フルスイング」を歌ったときにうわー!!と思いました。 正直、40歳の芸人。くすぶりまくってる芸人としてはたまんなかった。 俺絶対芸人やろうと思いました。お笑い芸人という立場として、彼らに恥ずかしくないようにその立ち位置にこだわったうえで、生き方をしながら
2013-07-19 13:12:15ANN7/17:(続き)でも、物語性を帯びていく。これさっきの、ダフトパンクのジョルジオ・モロダーと一緒じゃん。物語をただ語っていることによって、受け手が自分の人生と照らし合わせていきながらグッと来てしまう。「レスラー」や「サイタマノラッパー」と同じエモさで訴えてきたんですよ。
2013-07-19 13:15:51ANN7/17:今回のニューアルバムの中でもちょっとギミック、もっと言っちゃうっとノベルティーっぽい、企画性のある、彼らの肩の力が抜けた歌が倍好きになっちゃう。NEWSはある種、統一性のないことに魅力がある。彼らの味でもある。もちろん、この中にも物語性のある曲もたくさんあります。
2013-07-19 13:17:53ANN7/17:「フルスイング」みたいなバンド感がある曲、あと2~3曲あってもいいんじゃないかな。次にアルバム作るときはぜひ。 その中で脳みそがとろとろに溶けちゃうようなサマーソング。ジャニーズ&CHOKKAKUはSMAPを好きな世代にはたまらない。最高の相性ですね。(渚の~)
2013-07-19 13:22:20ここでアルバムから「渚のお姉サマー」
ANN7/17:(渚~終わり)こういう曲だからこそ手越くん増田くんの歌のうまさが際立ってわかりますね。 お気に入りの曲、NEWSのクロスオーバーぶり。いろんな音楽ジャンルを混ぜていく。対応できるすぐれたボーカリスト二人。もちろん小山くんにしろ、加藤くんにしろ味があるんですよ?
2013-07-19 13:25:40ANN7/17:二人はほかにキャスターだったり、本を書くだったり、歌のほかにグループに還元できることを持っているのがすごい。 これを聞くとボーカルグループとしても面白いところにいるのが証明できると思います。非常に変な曲ですが、ちゃんとポップソングとして仕上がっています。「恋祭り」
2013-07-19 13:28:33わかりにくいので追記します。
大谷さんはNEWSの音楽性(統一性のなさ)とそれを成立させるボーカルとしての力がクロスオーバーしたお気に入りの楽曲として「恋祭り」を紹介されていました。
※念のため補足
大谷さんはコヤシゲが劣ると言いたいわけでなく、テゴマスが図抜けていると認識されているだけなので、そういう文脈で読んでいただけると誤解がないと思います笑
アイドルとしての使命。役割を引き受けること
ANN7/17:さだまさしさんの「風に立つライオン」。心が不健康だった僕が、医者を選んだことで「風に立つライオン」になっている、という歌なんですけど。この歌をなぜ、胸に迫るくらい感動してしまうんだろうかと考えるんだけど。
2013-07-19 13:31:57