2013年7月21日 小野俊一氏講演会in名古屋 その2
7月21日の小野俊一氏講演会。13時に開場。会場のスクリーンでは、はだしのゲンの原爆投下シーンと、原子力安全基盤機構制作のムービー http://t.co/uq2vm6vstQ が繰り返し上映されていました。
2013-07-23 05:35:34IWJの中継が入る予定だったが、サーバの都合で後日録画を公開する形になるとアナウンス有り。録音禁止との旨も。主催者の女性の挨拶「今朝娘が大量の鼻血。愛知にも死の灰が届いている。調べると考えることを辞めたくなるが、事態は悪くなるばかりなので、行動したいと思った」というような趣旨。
2013-07-23 05:39:39小野氏登壇。なるほど、「思ったより若い」という印象。「私の講演にはスポンサーが絶対に付かない」と。まあ当然で、こんなデマを撒き散らすひとをスポンサードしようという団体等が居ないことは幸いである。講演タイトルは「フクシマの真実と内部被曝」。僕、「何が真実やねん」と心のなかでツッコむ
2013-07-23 05:43:10配布資料確認。以前の講演を書き起こした小冊子、東日本のγ線空間線量率図 http://t.co/RFWT1GwfQz 、新聞記事2点 http://t.co/hwAKYJlzjv http://t.co/W2IBsj8xN8 。あと書籍の注文方法。
2013-07-23 05:53:06原発について説明。「お湯を原子で沸かして羽根車を回して発電している」「蒸気を冷やすのに海水を使う。(海の近くに作るので)津波に弱い」というような内容。核分裂反応について。ウラン235からセシウム134、137が出来る。90くらいの核種がセシウムと同じだけ出来るはず、と。
2013-07-23 06:05:54福島第一原発の事故による生成核種の放出量はこちら http://t.co/lyj4MN4XmB (ウィキペディアより)。ベクレルベースの比較。140くらいの核種と90くらいの核種が同じだけ出来る、というのは「数」の話なので注意が必要です。数が同じでも半減期が長ければBqは小さい。
2013-07-23 06:33:38小野氏は、「セシウム137とストロンチウム90が1対1で出来ている」という主張。放出量は、セシウム137に対して、ストロンチウム90はおおよそ100分の1以下。半減期が同じくらいなので、ベクレルでも個数でも大体同じはず。これは一体どういうことでしょうか?
2013-07-23 06:43:41「高温の核燃料からは、ストロンチウムが放出されにくい」とのこと。その理由までは書いてありませんが…/放射能ミニ知識 ストロンチウム90 原子力資料情報室 http://t.co/a2RxqXp45E
2013-07-23 07:43:53ストロンチウムに比べ、セシウムの方が比重が小さい、という記事 http://t.co/N90aAB4YEN 。ということは、炉内で存在する位置が違ったりして、結果、事故の際の放出量が少なくなる、ということもあるかも?
2013-07-23 07:50:18こちらは、両者の融点の違いに注目したもの http://t.co/dSkPLiRns1 。何にしろ、炉内での量が同じだとして、同じように降ってくるとは限らない、というのは間違いない。小野氏は、このような誤解を招く話をするべきではないでしょう。
2013-07-23 07:54:197月21日のonodekitaこと小野俊一氏の講演会に参加された方で、セシウムとストロンチウムが同じだけできて、同じだけ放出されて、同じだけ降ってくる、と思っている方がもし居たら、「それは誤解です」とお伝えしたい。「同じだけできる」のは正しいけど。
2013-07-23 07:56:43