だーかーらー前史

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川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

大変まっとうなご意見。どうも誤解があるようですが私の立場は特定のポリシーに寄らない、であって反社会的ポリシーを信奉、ではありません。ポリシー依存しないアーキテクチャに寄って立つべきと考えています。@yuhkun 社会的にコンセンサスを得られそうにないポリシーの方とは絶対に組まない

2013-07-22 18:55:57
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

コンセンサスは社会と時代によって変わる流動的なもの。特定のポリシーに固執するのは宗教的信念となんら変わるところがありません。コンセンサスは常時観測によって把握すべきもので、あたまから、こう、と決めつけるものではありません。観測データの無い所で議論する不毛に気付かないのが残念。

2013-07-22 19:00:33
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

@ikegai そのおいしすぎるガイドラインはいつ出るんです?超気になる。

2013-07-22 20:18:58
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

これは有益! @gohsuket pdf 211p RT @maruchan_MM 消費者庁 個人情報保護制度における国際的水準に関する検討委員会・報告書(^^) http://t.co/yTFxtxcool

2013-07-22 20:21:21
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

@senryoAIIT @joji @suzukimasatomo @awapie 本件が本当に社会的に注目されるようなら私自身のサイトか、私が付き合いのある適切な媒体で私の意見を書くこともあるかもしれません。岡村先生の処し方をマネしてみますよ。

2013-07-23 00:15:59
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

@senryoAIIT @joji @suzukimasatomo @awapie ちなみに、鈴木さんシンパの内のどなたがガラ悪いのか私は区別してません。そういう人物達を内包した主張集団なんだと理解しています。これは主張を拡散する際に足かせになるかもしれませんよ?(蛇足失礼)

2013-07-23 00:30:50
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

良記事。ちなみに個人識別性は冪乗則に従っていると予想します。TippingPointを定量的に観測すべき。@tekusuke いいインタビュー。実質的個人識別性のところは、本当にみんなで議論すべき。 http://t.co/TI0tP0EkPD @nikkeibpITpro"

2013-07-23 10:43:34
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

先日もちょっとだけ触れましたが、個人識別性は識別に利用可能な断片情報グラフがどの程度、個人を表現するグラフのユニークな特徴と合致するかを計測することで定量的に観測可能です。また、個人識別性はグラフ断片化率に応じて冪乗則に従うと予想できます。

2013-07-24 04:46:51
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

ユニークさは個人のグラフ構造やパラメータバランスなどのパターンとして表現され母集団内で共通のパターンから外れた構造やパラメータバランスを持つ人ほど個人識別が容易であることが定量的に表現できます。

2013-07-24 04:47:12
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

NSA PRISMの行っているメタデータ収集は、まず母集団の情報行動パターン分布を作成し、標準的なパターンに対する外れ値検出を実現することで効率良くテロ予兆を捕える構造だと予想できます。IDPの考え方の延長にあると表現してもいいでしょう。

2013-07-24 04:47:20
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

個人識別性情報のグラフと社会ネットワーク構造のグラフを駆使して異常検出するNSAのアプローチは、禁止語や禁止プロトコル検出など古い検閲アプローチの色が濃いFWやIDS的とも表現できる中国の金盾と比べるとずいぶん進化した仕組みのようです。

2013-07-24 04:47:28
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

このような状況下において、今後の日本の個人情報保護法制についての議論を見ると個人識別性についての定量的評価が決定的に不足している点が不思議です。個人識別性を構成するメタデータの組み合わせ構造などについての研究も進んでいないようです。

2013-07-24 04:47:36
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

話を戻します。個人識別性の冪乗分布のnの値は公知となっている(つまり手がかりとなる)情報の多寡と母集団規模(大きいほど砂漠の一針化)によって変化すると予想できます。ちなみに時代と社会によって個人識別性情報の秘密性は変化します。

2013-07-24 04:47:45
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

とある時代のとある社会においては誰もが知りえる情報であったことが、別の時代においては秘密とされることがあります。プライバシー概念の発達史を見ると秘密とされる範囲は広がっているようにも見えますが、

2013-07-24 04:47:57
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

過度のプライバシー重視による社会ネットワークの機能低下や治安維持コストの上昇などの影響もあってか米国でのPEWの調査結果を見るとプライバシー制限に対する賛成意見も増えているようです。

2013-07-24 04:48:06
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

日本において現時点からしばらく先までの適正な規制水準検討に当たっては、先立って第三国への情報移転を規制し情報流通上の条件を諸外国と同等にする必要があるでしょう。一方は情報移転規制が無く、他方は規制がある状態で規制が無い側の情報がある側に一方的に流出するのは当然です。

2013-07-24 04:48:16
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

次に現時点での個人識別性情報の流通実態の把握(これは継続調査するべきでしょう)を行い、公的機関や企業の持つ個人情報のデータプールと比較して日本における個人識別性のパラメータ構造を明らかにする必要があります。

2013-07-24 04:48:30
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

ここまで準備して初めて個人識別性情報流通の適正規制水準(と費用対効果の均衡点)を検討する準備が整います。ここまで来るとトレードオフモデルやユースケース別の検討も可能になり、意味のある受容性調査なども可能になるでしょう。

2013-07-24 04:48:39
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

ゲーム理論的に考えて透明性を高めることによって公平性が高まることは歓迎できますからコミッショナー制度やマルチステークホルダープロセスの創設などに反対する理由はありません。

2013-07-24 04:48:50
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

ただ、パーソナルデータの利用・流通に関する研究会報告書は経緯の整理や先行事例調査は充実していますが、法律屋さん的アプローチの色が濃く、実証的なデータの裏付けが欠落しています。

2013-07-24 04:49:00
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

データの裏付けを欠いたまま国際競争上の議論やEU基準や米国基準との比較を続けても適切な効用が得られる政策が生み出せるのか非常に疑問があります。

2013-07-24 04:49:09
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

崎村さんの記事。言及されている論文はたぶんこれ。 http://t.co/roMNcUHn9i 識別性について個人に関する背景知識の量が重要と指摘されています。@maruchan_MM 連結不能、非識別化とは何のことか http://t.co/uSujxZmnkc @_nat

2013-07-24 13:49:13
川田大輔 Daisuke Kawada @daisuke_kawada

てか、この論文 http://t.co/roMNcUHn9i … が示す類似性分布とか、ばっちり冪乗則に従っていて超うれしい。国内で同種研究している方っていらっしゃらないんでしょうかね? @maruchan_MM @_nat

2013-07-24 13:52:49
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