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そうですね、艦これからは少し遠ざかりますが、今日は青葉に乗艦した事のある海野十三氏のおはなしをしましょうか。 #日本SFの父
2013-07-26 02:34:45海野十三(うんのじゅうぞう・じゅうざ)別名では丘丘十郎(おか・きゅうじゅうろう)本名佐野昌一さんは1942年2月11日から3月28日まで青葉型重巡洋艦「青葉」に乗艦しています。逓信省電気試験所に勤める傍ら、科学小説を書き続け、本名では電気関係の本を書いている方です #日本SFの父
2013-07-26 02:38:53昭和初期、多くの少年達が彼の作品を胸躍らせて読んだそうです。その中で最も人気があったのが「火星兵団」という作品です。 代表作のひとつにもなっていますね。 #日本SFの父
2013-07-26 02:45:23少年向けSFを書いている彼ですが、戦争下では軍事科学小説を書き、青葉に乗艦し、帰国後はあちこちに講演に行きました。その戦中の働きが戦争協力とみなされ戦後は追放処分を受けています。1949年肺結核のため、51歳の若さでこの世を去りました。 #日本SFの父
2013-07-26 02:55:43彼は徴兵検査で第二乙種となり不合格でした。きっと強い憧れがあったのでしょうね。2月21日、奥様にあてた手紙に、軍艦に乗艦した感激と極めて強い印象を受けたことを記しています。 #日本sfの父
2013-07-26 03:00:15青葉に乗艦した時に書いた従軍日記をもとにした海野十三『赤道南下』は戦前の艦船の様相がわかる一次資料となりました。もちろん、軍事機密に該当しそうなものはぼかしてあります。海野氏のような海軍報道班員は仕官待遇だったらしいですよ! #日本sfの父
2013-07-26 03:03:58ええと、気を取り直して。報道班員が仕官待遇という所まででしたっけ。海軍士官の暮らしはもちろん、食事や入浴はては洗濯についてなど細かに記されています。#日本sfの父
2013-07-26 03:20:34http://t.co/mD6D6Joq3l 海野十三氏の作品の多くは青空文庫で無料で読めますので、興味のある方は覗いてみてくださいね! #日本sfの父
2013-07-26 03:26:21今紹介した青空文庫で読める作品リストの中に「海野十三敗戦日記」というものがあります。1944年11月より東京への空襲がはじまり、そこからの記録としての日記です。読む価値のあるものだと思います。 #日本sfの父
2013-07-26 03:29:38