黒バスプラス＠みお

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【黄瀬】アンタと出会って俺は色んな事を知ったと思うんス。そっと彼女の手を取り見つめる。「生まれてきてくれてありがとう。そんで俺と出会って、好きになってくれてありがとう」まだ16年の人生だけど、アンタに出会えて俺は最高に幸せだから。来年も再来年も隣でお祝いさせて。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【黄瀬】大好きな君の誕生日だから特別な事がしたくて。覚悟を決め姉ちゃんにケーキ作りを教えてもらった。模倣が得意な俺とは思えない出来栄えで、渡したら「へたくそ」なんて言われたけど。「…嘘、嬉しいよ！」って腕の中飛び込んできて。「お誕生日おめでとっス！」愛しい君へ。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

「キスしたいっス」作業をする私を後ろから抱きしめてせがんでくる。今、手が放せないから、と手を解こうとしても、したいしたいー！と肩におでこを押し付けられる。それに小さくため息を吐き涼太を引き寄せキスをすれば、後頭部を抑えられ。あーあ、今日はもう作業出来そうにない。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

昼休みの図書室の奥の席。テツヤくんと私の定位置で今日も並んで本を読む。だけど今日は視線を感じて顔を上げればテツヤくんと目が合った。「どうしたの？」「すみません、真剣な横顔を見ていたら…」不意に近づく距離。「キス、したくなってしまいました」本棚の陰で秘密のキス。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

「ただいまっス！」だけど、いつものおかえりという声が聞こえない。不思議に思いながら部屋に入ると、ソファに横になる大事な彼女。最近、忙しくしてたっスからね。横にしゃがみ、そっと頭を撫でれば和らぐ表情。「お疲れっス…あんま頑張り過ぎないで」前髪をあげて額に唇を寄せた。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【赤司3】向かった先は京都駅。指定された場所に行けば嬉しそうに笑う彼女。「全く、お前はどうしていつもこうなんだ」「だって、どうしても直接会って渡したかったから」お誕生日おめでとう、とプレゼントを差し出す腕を引き寄せ抱きしめる。「勿論お前ごと、くれるんだろう？」 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【赤司2】学校では様々な人から祝いの言葉を貰ったが、どこか物足りない。思った以上にアイツの存在は大きいのか、などと思わずひとりごちる。部活を終え、部屋に戻ると見慣れた文字の書かれた手紙が届いていた。それを読み終えると掛けたばかりのコートに腕を通し部屋を出た。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【赤司1】電話で彼女から祝いの言葉を貰った。『プレゼント、夜に届くように送ったから、必ず征十郎が受け取ってね』直接渡せなくてごめんと言われ、会いに行きたい衝動に駆られる。しかし、部を纏める者として個人的な理由で休む訳にもいかない。進学する際に2人で決めた事だ。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

彼女の前でファンからの差し入れを開ける。少しは妬いてくれるかな、なんて彼女を盗み見ても全く気にせずTVを見てる。その手首に見慣れないブレス「それ、どうしたんスか？」「ああ、これ？貰ったの」「誰にっスか！」必死な俺と余裕の彼女。あぁ、作戦失敗。見事に返り討ちっス。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

ファンは無碍に出来ないけど、俺には大好きな彼女がいるっス！…内緒だけど。だから俺なりに考えた結果、握手だけは断ってる「だって俺が触れたいと思うのは君だけなんスから」小さな手を包む様に握ると顔を逸らされる。でもそれは君の照れ隠しってわかってるから、それすら可愛くて。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

今日の彼女はいつもと違う。何が違うのか考えていると「黄瀬、どうしたの？」俺を見上げる真ん丸の大きな瞳と…あ、分かったっス「ねぇ、キスしていいっスか？」聞いてはみたけど我慢出来なくて返事を待たず唇を重ねる。いつも以上に魅力的な唇。柔らかなそれを貪るように何度も。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

人も疎らな雨夜の展望室。「二人占めっスね」いつもの調子で戯けて言うけど、頷く彼女はまるで謝ってるようで。寄り添う姿はまるで恋人。だけど彼女は俺だけのものじゃない。ただ会いたいから、だけじゃ会えないこの関係がもどかしい。こんなに好きなのに、何でもっと早く君とーー #黒バスマイナス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【黄瀬】彼女を壁に押し付ける「さっきの男、誰っスか？」「ただの友達だけど…」「その割に随分と嬉しそうだったじゃないっスか…なぁ、よそ見してんじゃねーよ」俺が好きなんスよね？だったら俺だけ見てろ。俺の知らない顔を他の奴に見せてるなんてムカつく。そのくらい好きなんス。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

急に会いたいたくなって、それだけで君の元へ向かった「あら、どうしたの？」驚いた顔も綺麗だな…じゃなくて！玲央に会いたくなって来ちゃった「全く、貴女って子は」頭を撫でてくれる優しい手。迷惑じゃない？「いいえ、寧ろ嬉しいわ」ふわり、笑う。ああもう、その笑顔も愛おしい。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

「緑間くん」「…お前か」そんな気落ちした顔しないで「あら、私じゃ不服そうね？」…分かってる、いつも緑間くんを見てるから。視線の先に誰がいるかも、その眼鏡の奥の綺麗な瞳に私は映らないことも。それでも毎日、緑間くんに声をかける。お願い、少しでいいから私も見て下さい。 #黒バスマイナス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

久しぶりに彼のオフと休みが重なり、行きたかった夢の国に来た。何と無く入った熊のバンドが演奏するアトラクション「ね、あの熊さん、なんか凛くんに似てる」指差したのは大きな体でピアノを弾く優しい目をした熊。彼は優しく笑って私の頭を撫でる。君が言うならそうかもと目が語る。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

日付けが変わる少し前、普段は電話をしない彼にかけた「凛くん、急にごめんね？」受話器の向こうで首を振るのが分かる「お誕生日おめでとう！どうしても一番に伝えたくて…」無口で心配性な、大好きな君へ。そしたら、本当に小さくだけど確かに聞こえた。受話器の向こうから君の声。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

今日の真ちゃんは動こうとすれば「座っていろ」と、家事を全部してくれた。そんな真ちゃんの為に紅茶を淹れて待っていたら、何故かため息を吐かれる。「お前という奴は…足を痛めているのだろう？俺に任せて安静にしてるのだよ」…バレてた。私は思った以上に大事にされているらしい。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

「俺ではお前を幸せに出来ない」真太郎の言葉に指先が冷えていく。「私といて、幸せじゃない？」「そんな筈がないのだよ！」その言葉に安堵する。「私の笑顔も涙も全部、真太郎を想う気持ちなの。泣いてたら涙を拭って、傷付いたら癒して」好きでいてくれるなら、そんな事言わないで。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

気づけば違う味のポップコーンを持ってる黒子、BBBをのんびり鑑賞する緑間、オチェーアノでディナーな赤司はシー。アトラクション全制覇するっス！な黄瀬、ジャングルクルーズが気に入る青峰、テーマランドを渡り歩きながら食べ歩きな紫原はランド。…に、一緒に行きたい！ #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

さっきから彼女は小さな画面に夢中になってる。声をかけても返ってくるのは生返事ばっか。やっと一緒に過ごせるのに小一時間くらい俺は放置されてて、そろそろ我慢の限界っス！「俺よりこんな画面の方がいいんスか？」取り上げた機械の電源を落として噛み付くようにキスをした。 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【高尾3】「なあ、お願い、聞いてくんね？」「なぁに？」首を傾げる彼女にケーキを渡す。さっき思い付いたんだよなー「食べさせて？」そう言えば目を見張る彼女。それでも真っ赤な顔でフォークを差し出すから、ほんっと可愛い。俺、スゲー幸せモンじゃね？そう思った16回目の誕生日 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【高尾2】含み笑いの母ちゃんに見送られ、ケーキの乗った皿を持ち彼女と俺の部屋へ「来てくれてありがとな」「こちらこそ！すごく嬉しかったし一緒に和くんのお誕生日をお祝い出来てよかったよ」そう言って照れながら笑う彼女「改めて、お誕生日おめでとう！」ふわりと抱きしめられた #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

【高尾1】母ちゃんが、彼女も一緒にお祝いしましょーってんで連れてきた。最初は緊張してたコイツも飯が終わる頃にはすっかり馴染んでて。今は妹ちゃんと仲良く話してる。それはスゲー嬉しいんだけどさ、俺としてはそろそろ二人きりになりたい訳で「母ちゃん、ケーキは部屋で食うわ」 #黒バスプラス

みお(ねぎ塩チキン) @daikon1up_down

彼女の背中が儚げで「っ、黄瀬…？」後ろから抱きしめると小さく肩が震える「…こうしたくなったんス」いつもなら抵抗するのに今は何も言わずに収まっている。こうしてたら彼女の嫌な事全部、俺が吸い取れればいいんスけど「もう少し、こうしてていいっスか？」いつもの君に戻るまで #黒バスプラス