今では完全に忘れられているが、かつて、日本の小説そして小説家は、構成力がないと批判されていた。俺はいま同じことを日本の哲学書について思う。「独立的小宇宙」(大西巨人)を作り出すことができないといけない。そのためには大きなストーリーを構想し、構成できる力が必要だと思う。
2013-07-27 11:33:52@lethal_notion 『差異と反復』の中でドゥルーズはSFだと言ってましたね。RT 『ドゥルーズの哲学原理』についてアマゾンで「まるで推理小説のよう」との評。とても嬉しい。大西巨人さんは小説は基本的に推理小説でなければならないという趣旨のことを仰っている。
2013-07-27 11:34:37推理小説としてドゥルーズの本を読むとすると、小説ではなくてテレビだが、刑事コロンボかな、と。最初にネタが提示され、それが何度も何度も反復されていく。
2013-07-27 12:06:00『コナン』って、最後に必ず犯人が「こうするしかなかったのよー」って告白するけど、コナンは絶対にその告白についてコメントしないよね。
2013-07-27 12:24:13@nanana0811 コナンには事件の謎は解けても、人生の謎は解けないということでしょう。高校生だから。
2013-07-27 12:30:55推理ものにおける犯人の「こうするしかなかったのよー【泣く】」という最後の告白にすごく関心がある。「こうするしかなかった」というのは、可能的な選択肢が他になかったことを意味する。しかし、それはあり得ない。可能性の総体は見えないから。
2013-07-27 12:34:39だから推理ものでは、「こうするしかなかった」かのように見える仕掛けを物語のなかにセットしなければならない。推理ものは、ここが面白いかどうかにかかってると思う。
2013-07-27 12:36:25とても重要だと思いますRT @lethal_notion: どうでもいいことですが、コナンのキャラで好きなのは灰原です。
2013-07-27 12:45:22@lethal_notion コナンに出てくる犯人の動機って結構むちゃくちゃで、それは青山先生が犯罪者の動機なんて理解したくないから、という理由を人から聞いたことがあります。
2013-07-27 12:33:49ああ、なるほど。“@ma_Zucker: @lethal_notion コナンに出てくる犯人の動機って結構むちゃくちゃで、それは青山先生が犯罪者の動機なんて理解したくないから、という理由を人から聞いたことがあります。”
2013-07-27 13:04:54.@lethal_notion コナンはそんなに熱心には追っていないのですが、現在の「自主規制が多い」コードのなかで、「死体だらけの」物語を全年齢向けとして通すために、様々なデバイスを駆使していると感じます。サイコドラマにしないのもそのひとつでしょう。あと私も灰原推しですね!
2013-07-27 13:04:12さすがの分析@yishioka @lethal_notion コナンはそんなに熱心には追っていないのですが、現在の「自主規制が多い」コードのなかで、「死体だらけの」物語を全年齢向けとして通すために様々なデバイスを駆使していると感じます。サイコドラマにしないのもそのひとつでしょう。
2013-07-27 13:06:09中二病ものも捨てがたいですが、あきらかにそういう傾きはありますね。RT @lethal_notion: @yishioka 石岡君はジョジョの川尻早人といい、子どもがかっこよく頭脳だけで戦うのが好きでしょ。灰原はそれを感じさせるよね。俺もそれが好き。
2013-07-27 13:09:30