山見先生:潜水後の高所移動。海外ではあまり論文ない(そういう機会がない)。減圧が必要になるようなダイビングをしないことが第一。 #divingJP
2010-02-06 16:04:52山見先生:西伊豆などにおける潜水後の高所移動。潜水後の反復グループがF以内に収まることを推奨。そうすれば東名の御殿場(400m)を過ぎる頃にはC以内になっている。このケースでは数百人のデータで減圧症罹患はほぼゼロ。 #divingJP
2010-02-06 16:07:29山見先生のお話しゅうりょうー。これから越村、毛利、小泉、山見各先生が登壇されて、ダイバーの健康管理に関する質疑応答タイム。以降、敬称略させていただきます。 #divingJP
2010-02-06 16:19:29質問者:-6m以浅で減圧症がほぼないということだったが、どのぐらいのリスクがあるか。-2mの講習中の罹患もあるようだが。 #divingJP
2010-02-06 16:21:21山見:健康な人ならリスクはかなり低いが、各人のこれまでの病歴や体質が原因となることは多い。あと、おっしゃっていた-2mのケースは、肺破裂による減圧障害だったと思う。浅い水深の場合は減圧症より減圧障害のケースが多い。
2010-02-06 16:24:42えええーー! RT @scubadiving_jp: 質問者:-6m以浅で減圧症がほぼないということだったが、どのぐらいのリスクがあるか。-2mの講習中の罹患もあるようだが。 #divingJP
2010-02-06 16:25:15小泉:有用なデータがないのだが、脳血管にはダイビングが影響してはいる。 山見:MRI上ではダイバーの方が脳梗塞の跡が多いというデータはあるが、影響は微量かと。 #divingJP
2010-02-06 16:31:57質問者 @oshow_tera :減圧症にかかった場合にどうすればいいか、そしてその際の業界的なネットワーク・インフラについて教えてほしい。
2010-02-06 16:33:48山見:まず酸素を吸うということが重要。病院に行けば点滴も有効。最初の20〜30分の酸素吸入で普通の減圧症なら改善が見られる。それは減圧症であるという証なので、そこでDANに連絡してもらうのがいい。離島の場合はまず最寄の診療所へ。 #divingJP
2010-02-06 16:36:25山見:日本の減圧症に対するインフラ、十分とは言えないがアメリカにチャンバーが多いというわけではなく、先進国の中で特に遅れているわけでもない。ただもちろん改善は必要。酸素がどこで吸えるか、搬送先はどこかをまずは知っておくこと。 #divingJP
2010-02-06 16:38:30質問者:この中で一番高齢だと思うが、病院に行くとたぶんダイビングを禁止される(会場笑) そこの基準はどうなのかは考えていらっしゃるか?
2010-02-06 16:40:21小泉:エイジングだけで病気があるとは言い切れない。ただ可能性は高くなるのでそこを注意して潜ってくださいということ。メディカルチェックガイドラインが学会から出ているので、項目は多いが見ていただきたい。 #divingJP
2010-02-06 16:42:08小泉:診てもらうのは潜水医学に通じている医者がいい。特殊な分野なので。DANの会報に載っているが、それぞれ得意・不得意分野もある。 #divingJP
2010-02-06 16:43:46山見:アメリカの資料を訳したガイドラインはDANのHPでダウンロードできる。医者がダイバー(イントラ)に対して書く診断書はあるのだが、できるできないの二者選択になっているので、僕はそれは意味がないと思う。アメリカの資料では要注意を含んだ三者選択になっている。 #divingJP
2010-02-06 16:46:49え! RT @scubadiving_jp 質問者:-6m以浅で減圧症がほぼないということだったが、どのぐらいのリスクがあるか。-2mの講習中の罹患もあるようだが。 #divingJP
2010-02-06 16:49:39傷害には外来、偶然、突然、という三つの要件がある。これらがそれぞれ減圧症の場合は微妙なので、結局はケースバイケース。 #divingJP
2010-02-06 17:01:18