ムラサキツユクサによる低線量被曝影響の検出

ムラサキツユクサの雄蕊の毛の色で極低線量(2〜3mSv)の放射線の影響を評価できるという研究があります。どうしてこの系でだけそんなに微量な影響が検出できているのか、少し論文やサイトを調べてみました。 「2.5mSvの測定値が直線に乗る」のは事実でも、そうした低い線量での効果はコントロールより大きいと証明されているわけではない、ということかと思います。 他に信頼性の高いデータなどあれば、ご教示お願いします。
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s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish もとの論文。こちらにはエラーバーがあるじゃないか http://t.co/RDhLMCDjoJ http://t.co/6uXEB8qh4k

2013-07-29 19:56:25
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midnightwalker@深夜休止中 @mghinditweklar

@glasscatfish なんか作為的な物を感じちゃいますね。。。

2013-07-29 19:46:12
s_matashiro @glasscatfish

@mghinditweklar まぁ、見やすいでしょ?と言われればそうなんですが。「あいまい」というのもこの場合はとても大事な情報だと思うので。

2013-07-29 20:26:47
リンク t.co Mutations induced in Tradescantia by small doses of ... [Science. 1972] - PubMed - NCBI PubMed comprises more than 22 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to full-text content from PubMed Central and publisher web sites.
s_matashiro @glasscatfish

ムラサキツユクサの微量放射線感受性で「2.5mSv 相当(0.25rad)から直線性を示したSparrow 1972。コントロールを引いた図だったので、表の値からプロットし直してみた。これだと有意差がつくのはいいとこ数十mSvでは? http://t.co/ZwzcH3BiA4

2013-07-30 21:23:45
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右の図が論文と同じ数字で左はコントロールの値を加えた場合。
(バラつきの処理の仕方が不明だったのでエラーバーは省いてあります。)
左図の左側の黄色い点は、コントロール(放射線の照射なし)の7回の実験を現しています。青い点は4回の実験を合わせたもの。コントロールのばらつきがけっこうあるのが分かります。

s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish こちらのいろいろな植物を使ったロシアの研究者の論文では、タイトルにはっきり「非直線性」と出ている。系によるとしきい値らしいものが見える。 http://t.co/ixa1Fr7yWS http://t.co/lgRU844A7h

2013-07-29 20:22:53

後のほうの論文(講演録)です

s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish この論文ではムラサキツユクサの雄蕊の毛の実験もやっている。他の植物と同様、直線性は示さなかった。9.2mSvまではコントロールと差がなく、100mSv付近まで低い変異率。それより高線量で急増 http://t.co/28izWnNYVZ

2013-07-31 00:09:18
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s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish 「自然と人工の放射性物質は違う」の動画でも有名な市川先生のムラサキツユクサの総説。 http://t.co/a8DmCbZyPX ピンクの雄しべが出る率は系統や条件によって 0.8-40/1000全おしべ と大きく変化温度もかなり影響する。

2013-07-29 19:59:58
リンク t.co Tradescantia stamen-hair system as an excellent bo... [Mutat Res. 1992] - PubMed - NCBI PubMed comprises more than 22 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to full-text content from PubMed Central and publisher web sites.
s_matashiro @glasscatfish

@glasscatfish この総説では、放射線をスキャッター(散乱:より自然に近い条件)して照射すると、直線関係は0.72-57.6 Rとある。(R) or dose (rad = 10 mGy)とあるけど、 一桁上じゃないのか? http://t.co/qwJpWkmEK7

2013-07-29 20:18:23
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これも数十mSvに相当するところまでは有意差が無いように見えるという意味です。

うさじま うさこ @usausa1975

ムラサキツユクサによる環境放射線評価についてしらべてたら、提唱者の市川先生が「自然放射能と人工放射能は違う」と主張していて、さらにそれが「自然放射線と人工放射線は違う」と言うタイトルで出回っていた。

2011-11-18 12:57:52
ひまわり(の人)💉MMMP @powerpc970

市川氏の主張はいわゆるトンデモの部類ですよ。まずムラサキツユクサは修復機能がなくこれでは動物への影響は語れません。また放射線は人工か天然かに違いはありません。RT @maron_608: 市川先生が、わかりやすく説明してくださっています。 http://t.co/xz7LGERM

2012-08-29 12:26:59
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s_matashiro @glasscatfish

JCO被害者の支援集会で、市川先生がムラサキツユクサの実験について語ったものの文字起こし。米政府による留学中のデータ握りつぶしなど陰謀論もあるけど、生物学をかじった人にはとても面白いと思います。 http://t.co/gBvT0UKm5O

2013-07-30 20:56:04
ひまわり(の人)💉MMMP @powerpc970

人工と天然は違うデマは震災前からありますよ。ムラサキツユクサで放射線被曝の影響を調べたどっかの教授(調べなきゃ思い出せない)が布教した話です。RT @iina_kobe: プルトニウムは天然には存在しないとかいうデマから、人工と天然は違う!とかいうのが出てきたんですよ。

2012-01-14 23:27:58
ひまわり(の人)💉MMMP @powerpc970

例の教授は「俺は放射線の危険性を明らかにしたから研究所を首になった」と吹聴してるんだけど、当時の学会の流れは「生態防御反応の評価」であって、今更ムラサキツユクサかよ、で首になったというのが実態。RT @nonames74: @iina_kobe ムラサキツユクサの例の話

2012-01-14 23:52:29
ひまわり(の人)💉MMMP @powerpc970

ムラサキツユクサの雄しべの変色に関しては、 旧原研や東大農学部や農水省等が否定的な実験結果を出しています。放射線以外にも多くの要因。温度が1℃低下したときの変異発生率は、放射線の影響より高い。 @ricapon @tiniasobu http://bit.ly/ifHV8F

2010-12-29 19:13:28
みなこ元気 @minako_genki

【低線量のガンマ線照射を受けたムラサキツユクサ雄蘂毛における体細胞突然変異率】 http://t.co/9dOqn6xd … RADA(放射線利用技術データベース http://t.co/TAYxpkJ2 …)より (低線量と言っても、423mSvの線量を照射)  #データ

2012-11-13 16:02:44
まとめ 「低線量」と聞いてもあわててはいけない、線量の数字を必ず確認しよう 「低線量被ばくの影響はわかっていない」と言われますが、実際に実験に使われた線量はどのくらいだったかご存知でしたか? あわせて多細胞生物の遺伝子の変異が次の世代に伝わるのはどんな場合か、生物学の専門家の解説をご覧下さい。 16044 pv 151 8 users 3