海老沢徹さん "MOX・プルサーマルの 危険性"

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海老沢徹さん "MOX・プルサーマルの 危険性" 6月 6日 学習会 スライド資料 http://t.co/5pAhf5LwcA

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1. MOX と プルサーマルの 概要。 http://t.co/kArRW1w1y2

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1-1 プルサーマルとは、通常の 軽水炉の ウラン核燃料を 1/3 炉心だけ MOX 燃料に 置きかえたものである。

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大間原発は、全炉心に MOX 核燃料を 使用する フル MOX の プルサーマル専用の BWR 型 原子炉である。

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加圧水型原子炉は MOX 燃料の 相性が 沸騰水型原子炉より 悪い。

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1-2 通常の 軽水炉用の 核燃料は U-235 の 低濃縮 ウラン核燃料 (濃縮度 4% 前後) を 用いるが、MOX では、U-235 の 代わりに、使用済核燃料を 再処理して 得られる プルトニウム同位体を 用いる。

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1-3 プルサーマルの 特性は、MOX 燃料に 含まれる プルトニウム同位体の 特性に 依存する。

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Pu 同位体の 典型的な 組成は 表 1 に 示される。

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通常の 軽水炉用の MOX 燃料には、軽水炉の 使用済核燃料を 再処理したものが 用いられる。

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プルサーマル固有の 危険性は、この プルトニウム同位体の 核特性と 物性に 依存する。

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表 1 核兵器級と 原子炉級 プルトニウム同位体 重量比の 例 http://t.co/Zg4RIDqte3

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表 1 上部の 拡大。 http://t.co/sBbYlMsB8a

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1-3 (1-4) 核分裂を 起こす プルトニウムは Pu-239 と Pu-241 の 二つ。

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核兵器級プルトニウムは Pu-239 が 93% のものである。

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空冷の 簡単な 黒鉛型原子炉で 生成できる。

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軽水炉でも、数ヶ月で 燃料を 取り出せば、核兵器級の プルトニウムを 得ることができる。

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1. MOX と プルサーマルの 概要 (続) 2. MOX と プルサーマルの 危険性 http://t.co/ed3CZCI80K

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1-5 「解体核兵器の消滅」のために、アメリカは Pu-239 を 主成分とする 核兵器 Pu を MOX 燃料に 加工し、軽水炉を 用いて 核兵器プルトニウムの 消滅処理を 行なっている。

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ロシアの 核兵器解体 Pu の 処分法は まだ 決まっていない。

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1-6 「高速増殖炉」用の MOX の Pu-239 の 含有量は 約 20% である。

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多くの 超ウラン元素が 一部 燃焼する。

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2. MOX と プルサーマルの 危険性 2-1 日本における 時代遅れの 再処理政策と プルサーマル路線

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(a) 日本では 高速増殖炉の 実用化を 目標に 再処理、MOX 燃料の 開発を 続けてきた。

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しかし、この 路線は、世界の 原子力先進国 アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス等が 1990年代までに 全て 高速増殖炉から 撤退した後も 継続されてきた。

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その 日本においても、95年の もんじゅ ナトリウム火災事故を きっかけとして、21世紀 早々には もんじゅ方式の 高速増殖炉 路線の 破綻も 明らかになった。