2010年9月26日13:00~16:00「ワークショップと学び」シンポジウム@青山学院大学青山C

副題:「まなびほぐし」と「F2LO model」でワークショップを語る 主催:アンラーニング・ワークショップ開発研究会(文部科学省科学研究費補助金・基盤研究B) 協力:青山学院大学大学院社会情報学部研究科ヒューマン・イノベーションコース 「ワークショップ」という言葉が一般化されてきた現在、学習としての方向性を考えていく研究として3年間取り組んできた成果と課題を発表する。ワークショップの実践を通して生まれてきた関係性の学びとしてのワークショップデザインの構想、実践と理論の往還から見えてきた「F2LOmodel」を軸に社会文化的なアプローチとして考察、ワークショップ等関係性を明らかにしていくときに不可欠とされる映像を利用する研究用ソフトウェアの開発など、ワークショップと学びを考える上で、さまざまな刺激的な示唆を得ることが出来るシンポジウムである。
3
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

HIコース新着ニュース: 「ワークショップと学び」シンポジウムのお知らせ(9月26日開催) - ヒューマンイノベーションコースの佐伯教授、苅宿教授、高木教授が参加して.. → http://am6.jp/coWqqw

2010-09-03 16:16:04
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

ヒューマンイノベーションコースの佐伯教授、苅宿教授、高木教授も参加するシンポジウム「ワークショップと学び」は明日開催です。ぜひご参加ください。http://bit.ly/cIaRA6

2010-09-25 14:43:45
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

「ワークショップと学び」シンポジウム、間もなくスタートです。

2010-09-26 12:58:04
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

シンポジウムがスタートしました。司会は群馬大学の茂木一司先生です。 #f2lo

2010-09-26 13:02:38
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

青山学院大学の苅宿教授から科研の共同研究と、本日のシンポジウムの概要説明です。 #f2lo

2010-09-26 13:05:42
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

この共同研究で重視してきたのはワークショップを理論的かつ実践的にとらえること。キーワードは「学びほぐし」と「F2LOモデル」。 #f2lo

2010-09-26 13:08:46
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

青山学院大学の佐伯教授の講演「まなびほぐしとワークショップ」がスタートしました。 #f2lo

2010-09-26 13:12:00
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

教育を「教えるー教わる」の関係でとらえていいのか? #f2lo

2010-09-26 13:13:13
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

「教えるー教わる」関係に入ると、教わる側はむしろ「考えない」スイッチが入ってしまう。これをチンパンジーと人間の子どもの問題解決についてのビデオ映像で解説。 人間の子どもは大人に従い、無意味な行為でも素直に遂行してしまう。チンパンジーにはそのような傾向はみられない。 #f2lo

2010-09-26 13:19:54
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

つまり人間には「教わりグセ」が染み付いている。誰かから「教わりたい」という「教育依存症」、自分で意味を見いだすのではなくコツコツ調べることが勉強だとする「作業的学習観」 #f2lo

2010-09-26 13:25:31
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

「教えるー教わる」から意味を探求し深めることに向けた「学び」へ。教育はこれを共生的に支援(convivil support)すること。 #f2lo

2010-09-26 13:28:08
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

さらに言えば「学び」とは人が共同体の活動に参加することを通じて、全人格的な意味で「なってよかった自分」になる(アイデンティティを確立する)こと。 このプロセスには他者が不可欠。 #f2lo

2010-09-26 13:30:11
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

でも「考えないで従う」ことも必要なのではないかという考えもある。しかし伝統芸能の伝承であっても「あこがれ」に向かって意味の探求が一歩一歩行われており、学びの実感がある。 #f2lo

2010-09-26 13:33:49
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

模倣には「あこがれ」という契機が含まれている。「あの人のようになりたい」という模倣。これを「威光模倣」と呼ぶ。これは「考えないで従う」こととは違う。 #f2lo

2010-09-26 13:39:49
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

「教わる」からの脱却=「学びほぐし」。「私は大学でたくさんのことをまなんだが、そのあとたくさん、まなびほぐさなければならなかった」(ヘレン・ケラー)。 #f2lo

2010-09-26 13:41:39
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

ワークショップは「学びほぐし」のエクササイズ。「教わる」からの脱却。あるいは出来事から意味を紡ぎ出す練習。 #f2lo

2010-09-26 13:42:40
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

出来事から人に伝えたい「話題」を生み出す。それを他者と共有する。どのような出来事を拾いつなげて流れを生み出すのか。ここでは必然性、意外性、新たな関係性が重要。それがさらに経験の意味づけとしてのナラティブ(物語)となる。 #f2lo

2010-09-26 13:50:30
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

ファシリテータは、このようなプロセスを支援する。 #f2lo

2010-09-26 13:54:15
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

つまりワークショプとは自分の経験を「よく意味づけ」、他人の経験を「よく意味づける」ことである。ファシリテータは特に後者を促進する者であると言えるだろう。以上で佐伯教授の講演は終了です。 #f2lo

2010-09-26 13:57:32
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

現在、会場では来場者のコメント用にポストイットが配布sれています。次は「ワークショップデザインの現状」というテーマで苅宿教授が報告します。アンラーンを軸にしたワークショップの実例を紹介します。 #f2lo

2010-09-26 13:59:26
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

ワークショップ・デザイナー育成プログラム、文科省による小・中・高にワークショップを導入するプログラムなど、最近、ワークショップをめぐる状況が動いている。 #f2lo

2010-09-26 14:01:24
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

ワークショップには歴史的にも実践的にも多様なスタイルがあるが、これらを統一するそろそろ視点が必要。これがアンラーニング=学びほぐし。#f2lo

2010-09-26 14:03:47
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

学びほぐしにはズレやギャップ、とまどいが重要な契機となる。そこから意味づくりの主体としての根源的な能動性を回復し「面白さ」に目覚める。 #f2lo

2010-09-26 14:06:27
ヒューマンイノベーションコース @hi_info

これをワークショップとして実際に試みた例。まず「からだでアニメ」。子どもたちがビデオでコマ撮りアニメ作品をつくるワークショップ。ポイントは「おもわずオーバーランする場面」「ブリコラージュ」「固定的な社会基準の変化」。 #f2lo

2010-09-26 14:14:04