第二大罪大戦:黒陣営第一期交流フェイズ・ログ

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――― @sin_gomokumame

「いや、在るには在るけど開いてない。まだ、ね」 憤怒の少女をちら、と一瞥して答える。扉は現れている、けれどまだ『開かれていない』。 「いつか開く。それまでに決めておけって事なんだろうね」 その先に『何』が在るかわからないのが面倒だけれど。 「どこに行ったってやることは一緒でしょ」

2013-07-28 19:13:15
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「いやぁ猶予があってよかったよかった。戦いはじめて余裕なくて二次会でやるお茶会の準備ができませんでしたーってなったらそりゃもう非難轟々だろうからね。食べたいもの飲みたいものの希望があれば早めに言っておくんだよーおっ死ぬ前に準備しとくからー」

2013-07-28 19:18:25
黒の憤怒:ツォルン @whiteplays_sin

「そうね、一緒だわ」 怠惰に答え、次いで暴食を見る。 「よく分からないけど、そのお茶会、私の分は用意しなくていいわ。私、あまり人前で食事はしないの」 それだけ言って立ち上がり、コツコツと二歩で後ろを向く。 「私、少し休憩するから」 振り返らず言って、その場を離れようと歩いた。

2013-07-28 19:26:23
――― @sin_gomokumame

「僕、紅茶ね。角砂糖はきっかり3つ」 引き続き解析をしながら、暴食に向かってそう投げかけた。

2013-07-28 19:32:32
――― @sin_gomokumame

「茶器は台所の食器棚の上から2段目、左から2つ目のを使って。それだと4つしかないから、上から3段目のも全部使っていい」 自分の屋敷だ、あるものは全て把握している。 「使ったら必ず元の場所に」 念は押しておく。

2013-07-28 19:39:25
エッシェ @ikjkr_sin

「そこまで理解してもらえてて嬉しいよ、ツォルン」 少女の言葉に驚き、次の瞬間にはふんわり笑う。 無価値であろうがそれすら欲す。虚偽の座であろうがそれすら所有する。 そうしたらきっと僕は、もっと。

2013-07-28 19:49:43
エッシェ @ikjkr_sin

「僕はパンケーキが食べたいなぁ」 のんびりとした調子でお茶会楽しみだね、と続けた。 そして几帳面なトレークハイトの言葉に、気を付けるよ、との返事も忘れずに。

2013-07-28 19:53:13
黒の傲慢:ベルカイン @fusui_kouryu

少し思案した後、ライに耳打ちでささやくように 「ボク、生肉、食べたい。あと、イチジクのタルト……用意してくれたら嬉しいナ」 もはや茶会に準備されるべきものではない食材を要求しながら、次はトレークハイトの方を向き、小さな声で。 「お部屋、ある? 一人用の……倉庫でも、イイヨ?」

2013-07-28 20:03:34
イーシェ @meiji_sin2

怠惰の展開する画面をひょいと覗き込む。理屈はよくわからないが便利そうだ。 「へーぇ、扉ねえ。デートの予約をしろってこと」 願わくば相手は口説きたくなる相手が良い。そうでなければ……殺すだけかと眉を跳ね上げ。 「俺もお茶会はいいや、あとでつまめるものだけ残してくれ。酒はあるだろ?」

2013-07-28 20:20:31
イーシェ @meiji_sin2

勝手知ったる怠惰のテリトリー、何があるかは知っている。 使って戻さないととても怒られることも、しかし懲りずに片付けないことも。 席を立つ憤怒の少女を追おうと立ち上がり大きな歩幅で距離を詰める。 「ツォルン、疲れたのか」 少女に向けるのは保護者のような、普段とは違う特別な表情。

2013-07-28 20:21:01
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「はーい、ティー3.0、パンケ、ナマ、おつまみセット注文入りまーす!」となにかを真似ているのか、表に『おてもと』と書かれた紙切れに赤鉛筆で皆の希望を書き込むと大事そうにそれをポケットにしまった。使用許可もらうと屈託のない笑みを浮かべる「ハイトちゃん太っ腹ー惚れちゃうぜー!」

2013-07-28 20:36:52
黒の憤怒:ツォルン @whiteplays_sin

色欲が追いついてきたのを横目で確認。 「疲れてないわ」 いつも通り、冷たい言い方で返す。 「その……」 歩みを止め、少し俯く。覗き込めば少し口を尖らせた表情が見れるだろう。 「たとえ許せなくても、言葉一つで短絡的に怒っちゃったら、まるで子供が拗ねてるみたいじゃない……」→

2013-07-28 22:09:49
黒の憤怒:ツォルン @whiteplays_sin

「だからちょっと頭を冷やしてくるのっ」 言い終わって再び歩き出す。彼が付いて来るかは気にしていない。 「私は憤怒だけど、確かにすぐにイライラしちゃうけど、でも私だって節度あるヒトになりたいとは思ってるのよ」 追ってくれば聞こえているくらいの声でそう呟いた。

2013-07-28 22:12:27
Neid @takami_sin2

「……」みんながうるさくなくなって、わたしは顔を上げる。わたしは今いなくなった『あの子』の事しか知らないけれど、ツォルンが一緒にいたいと思っているなら、この人たちは良い人たちなんだろう。きっと。イスからぴょんと降りて、窓の方へと歩いていく。お外がどうなっているか、見たかったから。

2013-07-28 23:03:24
Neid @takami_sin2

夜はわたしの時間。眠る必要なんてないわたしは、月をいつまでだって見ていられる。今までだって、ずうっとそうやって過ごしてきた。「……」涙なんて、流したことはないけれど。こういう時に昔の『持ち主』は、わたしの事を抱っこして、泣いていたっけ。窓のすみっこに手を置いて、わたしはうつむく。

2013-07-28 23:09:39
イーシェ @meiji_sin2

冷たい声が返ってくるがいつものこと、つまり大丈夫そうだと判断出来る。 屈みこんで見える表情は、子供が拗ねているそのもの。 頬を緩めて頭を撫でようと手を伸ばす。 「ツォルン、拗ねたっていいじゃないか」 そんなお前も可愛いしなあ。→

2013-07-28 23:11:23
イーシェ @meiji_sin2

追いかけたので、小さい声まで聞き漏らすことはなかったがその内容に小さく肩を揺らす。 変なことを返して機嫌を損ねても仕方ない。 「節度ある憤怒、ねえ」 貞淑な色欲や働き者の怠惰みたいなものだろうか、想像しにくくて妙におかしかった。 きっと考えたことは筒抜けだろう。

2013-07-28 23:11:28
――― @sin_gomokumame

「ありがと、ライ」 軽口をさらりと流し、これ以上の解析は望めまいと片方の画面を消し去って立ち上がる。 「僕も休む。ベルカインは2階に上がって右手、奥から2番目の部屋を使って。部屋は自由にしていいけど、何か持ち出したりするなら僕に言ってね」 新参の彼に素っ気なくあたることはなく。→

2013-07-28 23:11:39
――― @sin_gomokumame

ふと、伝えねばならない事があると思い出して。屋敷中に取り付けたスピーカーから、全ての『罪』へ声を。 「広間に僕の『窓』が置いてある」 広間の中央に浮かぶ半透明のスクリーンには、数字が7つ。 「行きたい扉が決まったら、その数字に触れるといい」 しかるべき時に、その扉へ導くだろう。→

2013-07-28 23:12:14
――― @sin_gomokumame

スピーカーは屋敷中をふらふらし回る『色欲』を呼び出すために取り付けたものだったが、こんな形で役に立つとは。 「じゃあ、僕は下がるよ」 かつん、と革靴を鳴らし、今度こそ広間を出ようと歩き出す。

2013-07-28 23:12:42
Neid @takami_sin2

「……ediana risom imatio nuzi kizano……」いつか『刻憶(おぼ)』えた魔法の言葉を、そっと呟いた。わたしの気持なんて、きっと誰もが忘れてしまうのだろうけれど。それでも、わたしの外に出さなきゃ、すぐにつぶれてしまいそうなほど、苦しかったから。

2013-07-28 23:13:20
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「ありゃ、ハイトちゃんもう休んじゃうのかい?」 かくりと首をかしげるも引き止めはしない。まぁ、今後について話しておきたかったのだがそれは明日以降でもできることだ、と頭の中で整理をつける。 「まぁ、暇人ばっかじゃないよねぇ……」

2013-07-28 23:16:15
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「いや……そうでもないかもしれないね」 そういえば、と窓際で一人黄昏る同族を思い出す。いや、特にナンパをしてはいけないとはハイトちゃんにも言われてないしね?問題起こさなければいいよね?と自分に言い訳しながら背をしゃんとのばして立ち上がる。目指すは嫉妬の同族→

2013-07-28 23:25:48
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「やぁ、こんばんわ。いまひとりー?ひましてるー?」 そうしてなんの警戒もなく、嫉妬をつかさどる同族に声をかけるのだ。もし見る人がその世界を認識しているのであればそれは『チャラ男のナンパ』の痛く下手な猿真似に見えるだろう

2013-07-28 23:27:40
Neid @takami_sin2

「……ana duod nemanis auru……」ちいさな声でそう呟いて、話しかけてきた男の人の方を見る。「なあに。あなたはだあれ?」この人は、いったいどの『座』――だったっけ?――なのだろう。ここにいるのだから、わたしやツォルンと一緒の人なのだろうけれど、そうは見えない。

2013-07-28 23:34:27
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