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れき
@reki_frequent
参加したいゼミがあるんだ... 辿りたい学会があるんだ... 守りたい功績があるんだ... 誇りたい学歴があるんだ... 収めたい論文があるんだ... 聴かせたい研究があるんだ... 語りたい論題があるんだ... 掲げたい学位があるんだ...
2013-08-06 14:39:42
れき
@reki_frequent
どんな時でもボクらは諦めない 研究の彼方 遠くて近い卒業 教授との約束 受け継がれる想い 終わらないボクらの学位論文(モノグラフ)...
2013-08-06 14:40:00
れき
@reki_frequent
＜修士２年＞（M２）よ…私は悲しい…！ 君ならば論文（書）の真理が理解できると思っていたのだがねぇ… まぁよい…学位を与えられると思い上がっているのなら…いつでも掛かっておいでなさい…
2013-08-06 14:40:11
れき
@reki_frequent
物心付いた時 先輩は既に居なかった 仄かな哀しみは 優しい嘲笑感… （──ボクらのゼミはどこまでも逝けそう） 進級する前に 後輩も既に居なかった 確かな憎しみは 激しい収入差… （──何処で（後輩が）見つかる誰が（就活して）裏切る）
2013-08-06 14:40:35
れき
@reki_frequent
違う専攻抱いて 進めてきた研究も現在(いま)は 同じ研究室（ゼミ）に抱かれてる それなのに...それなのに... あの頃ボクらが夢見てた 未来へ駆ける研究職（しごと）を 追い駈ける影が在ることも 識らなかったボクらを乗せて 疾って往くよ...予言された終焉へと...
2013-08-06 14:40:44
れき
@reki_frequent
＜黒の学位論文＞(ブラックモノグラフ) それは「存在してはならない論文」 とある学術書出版会社（シュプリンガー）の施設より押収された 全二十四章から成る黄色い表紙の洋書
2013-08-06 14:40:59
れき
@reki_frequent
そこに記されていたのは 有史以来の数多の記録 ある種の整合性を持つ 歴然とした年代記 それをパクリと認めるならば 教授会の肯定してきた学位論文（モノグラフ）とは何なのだろうか
2013-08-06 14:41:16
れき
@reki_frequent
論文（書）の記述は未来にまで及び 一つの相違(しゅし)に 複数の学説(は)を芽吹かせ 蟲惑（こわく）の論争(はな)を咲かせる その最大の論点は 近い未来(さき)この論文が 抹消を迎えるという＜史実＞...
2013-08-06 14:41:27
れき
@reki_frequent
何処までが成果で何処からがパクリだ？ そこを見誤ると学会に葬られる 各々で勝手に引用を敷いてる LaTeX（らてふ）に刻むは研究の軌跡だ 嗚呼...ショボイ...これは何てショボイ成果だ...
2013-08-06 14:41:37
れき
@reki_frequent
──査読（レフェリング） 教授(てき)は全部殺すんだ ゼミよそれで一時安心だ けれど味方も教授（てき）になるんだ ならば先手打って殺すんだ しかし教授（てき）は無くならないんだ だから怯えながらパクるんだ されどそれを繰り返すだけだ それが研究職（しごと）を掴む途だ
2013-08-06 14:41:54
れき
@reki_frequent
間違ってる そんな研究 間違ってるんだ この成果を 売ろうとしてる 奴らがいるんだ 気付くべきだ 気付いたなら パクるべきだ たった一稿 でっち上げる 教授のように
2013-08-06 14:42:05
れき
@reki_frequent
あの頃ボクらが夢見てた 査読へ託した論文を 書き換える教授（影）が在ることも 識らなかったボクらを超えて パクって逝こう…論文にない＜研究成果＞（はじまり）へと...
2013-08-06 14:42:08
れき
@reki_frequent
物心ついた時 教授は既に居なかった... 引退だとボクに告げたのは 助手であるボクを引き取り就職させた大学（組織）だった 大学（組織）には似たような奴らが何人も居た やがて大学（組織）に疑問を抱いたボクらは大学（組織）から転職した...
2013-08-06 14:42:16