【連作Twitter小説】 女子高生劇場～ミチコとキヨミとトモヨの日常～

ひらばるまなぶ（平原学）＠もの書き @chocolatesity

月白涼画伯による、『ゴオルデンフィッシュ http://t.co/2MWXP1WOfk 』のサクマミチコ（ワ○ピース風味） http://t.co/tTCgvi555E

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『ゴオルデンフィッシュ』予約開始記念、月白涼画伯によるイチノセキヨミ （ブレイ○リー・デ○ォルト風味）http://t.co/2MWXP1WOfk http://t.co/YwczENnVrP

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月白涼画伯による、『ゴオルデンフィッシュhttp://t.co/2MWXP1WOfk 』のオカダトモヨ （○だまりスケッチ風味） http://t.co/bAzK334l3I

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#twnovel 体育の授業において、他の生徒を圧倒するほどの運動神経を見せつけたキヨミ。各運動部からの勧誘も少なくなかったが、仲間と群がる事が嫌いなキヨミは、次の台詞で彼女らを一蹴した。「あまりしつこいと、英和辞典ぶつけるわよ」置き道具なんかしない帰宅部員。 #部活別ぶつけんぞ

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#twnovel 引っ込み思案な性格で、中学時代は部活に入れなかったトモヨ。高校生になった今、勇気を出して文筆部の扉を開くと…「ダメ、これも却下！」「こら！また没ネタ投げつけないで！」「るさい！あんたも投げたでしょ！」その光景から、執筆は一人でするものと悟る。 #部活別ぶつけんぞ

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#twnovel サークルの練習中。「リツコ、ステップ遅い！合わせてよ」「リカこそ早過ぎでしょ！」そこへ、リーダーのミチコ。「怒りをぶつけ合ってる場合じゃないわ！ダンスは調和が命！」「わかってるけど…」彼女らの不満は募る一方。何故練習課題がヒゲダンスなんだと。 #部活別ぶつけんぞ

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#twnovel ミチコ「トモヨ！今日のパンツは何色？」トモヨ「えっ！？ちょ…ちょっとヤメようよ、そんなこと聴くの…」ミチコ「なにー？恥ずかしぃー？女同士じゃん、教えてよー」トモヨ「き、訊いてどうするの…？」ミチコ「…（ニヤリ）」トモヨ「怖い！無言スマイル怖い！」 #ぱんついのべ

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#twnovel ミチコ「キヨミ！今日のパンツは何色？」キヨミ「は？なに突然」ミチコ「なにー？恥ずかしぃー？教えてよー」キヨミ「訊いてどうするの？」ミチコ「…（ニヤリ）」キヨミ「意味不明」ミチコ「ちぇっ、キヨミはダメか…トモヨには通じたのに」キヨミ「え、通じたの」 #ぱんついのべ

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ミチコ「女子力上げたいんだけど、どうしたらいいかな」キヨミ「そもそも女子力って何」ミチコ「えっと、ネットによると〝輝いた生き方をしている女子が持つ力であり、自らの生き方や自らの綺麗さやセンスの良さを目立たせて自身の存在を示す力〟だって」キヨミ「ウィキ載ってんだ」 #twnovel

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ミチコ「で、女子力上げたいんだけど、どうしたらいいかな」キヨミ「ミチコ、何もしなくていいんじゃない。充分輝いてるし。アタマとか」ミチコ「えー、金髪だから？じゃなくて、内面的美しさって言うかさぁ」キヨミ「はい、キシリトールガム。これで歯を綺麗にして」ミチコ「……」 #twnovel

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#twnovel 「キヨミさ、映画のヒロインになったら、助演にはあたしを呼んでね」と言うミチコに、「絶対イヤ」「え、酷い！あたしじゃ駄目なの？」「いや、そうじゃなくて。映画のヒロイン自体無理」「あ、そういう意味？安心した！」二人の会話に、キヨミって優しいな、と思うクラスメイト達。

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「キヨミ、これ、あたしからのプレゼント」「え？」「誕生日でしょ。手作りのクッキー。口に合えばいいけど」 #twnovel 「ミチコ、あげる」「何？あ、まさかこないだのお返し？」「いや、家族に作ったブラウニーの余り物」「へぇ、でも嬉しい。ありがとう！」…余り物だって、言ってるのに。

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キヨミは本が好き。昔は雑食的に読み漁ってたけど、今は村上春樹とか江國香織とか好き。ミチコは、キヨミが読んでいる本が好き。キヨミは憧れだから。彼女が読む本を読めば、キヨミに近づけるって思うから。トモヨは、ミチコが好き。本は、たまにしか読まない。詩を書くのに忙しい。 #twnovel

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あたしは何で生きてるんだろうとか、あたしは何であたしなんだろうとか、あたしは何で誰からも愛されないんだろうとか、色々考えた。考えて考えて、嫌になって。考えるのを止めた。「何、泣いてるの」キヨミに訊かれて、ううん、目にゴミが入っただけだよって、強がってみたりして。 #twnovel

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#twnovel妖都 見知らぬ景色が広がっていた。普段降りない駅だから当然だが、自分がなぜそこへ降りたのかもわからなかった。ただ、「ただいま」と呟くと、涙が零れた。 #twnovel よく一緒に話したともだちが死んだのは、６月の終わりだった。彼女がいた場所に、今、私は立っている。

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「完璧な文章などといったものは存在しない」って村上春樹の小説にもあったけど、実際小説を書くのは大変。全然完璧じゃない自分の文章に、キヨミはウンザリしかけていた。「小説書いてる？」覗き込むトモヨ。「違うの、ただの落書きだから」破いて捨てる。まだ人には見せられない。 #twnovel

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あたしは紅茶派。コーヒーは苦くて飲めない。飲んだら眠くなくなるよ、とパパから教えられたけど、胸がドキドキしすぎるから良くない。カフェインの量は、紅茶の方が多いと聞いたことがある。でも、兎も角コーヒーは飲まない。家にも豆は置いてない。 #twnovel パパが家を出てから、ずっと。

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「キヨミー、聞いてー！昨日の夜めっちゃ食べ過ぎちゃったんだよねー…って、何読んでるの？」「 #twnovel ブログよ」「へぇ、『読むだけで出来るダイエット。』って… http://t.co/0VjFOrvu7U ヤバーイ！あたし、もう何も食べられない！」「気になる人は読めば？」