八重の桜第31話「離縁のわけ」本咲き視聴感想のまとめ

本咲き前にお祭りからほろ酔いで帰ってきて、そのまま視聴したもので、ただでさえ当てにならないのにさらにぼんやりした記憶をたどりつつ、順不同、場面抜けアリ、勘違いアリで語っております。読む際はご注意ください。 なお今回、容保公が一瞬出ただけで舞い上がってフォロワーさんたちと妄想したり、うらさんの女心を分かっていなかったりしてフォローさせていただいている方に解説をいただいたりしております。みなさまありがとうございました<m(__)m>
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たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

尚之助さんが斗南藩の命を受けていたのであれば、裁判に負けた時は斗南藩に賠償責任があるとして3千両を支払う事態となる。もちろんそんなお金は無いし、将来用立てることも出来ない。しかしながら、尚之助さんの独断であれば、斗南藩は無関係で彼一人がその責任を負うことになる。 #八重の桜

2013-08-08 23:20:08
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

あまりにも尚之助さんには酷な状況に、動揺する広沢さんたち。「川崎殿は、斗南のために懸命に尽くしてくれた」「川崎殿を助けられませんか」と大蔵改め浩さんに訴える。 その声を聴きながら、浩さんは決断する。「当藩とは、無関係と伝えよ」 #八重の桜

2013-08-08 23:23:40
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

信じられないというように見つめる広沢さんたち。川崎殿はどうなる、と非難の声も上がる。彼らに、腹の底から絞り出すように、浩さんが言う。「俺は鬼だ……!鬼にならねば、斗南の領民1万7千人を救うことが出来ぬ……!」 全身を震わせ、拳を固く握る浩さん。 #八重の桜

2013-08-08 23:28:56
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

浩さんの言葉に、いたたまれなくなったのか、その場から走り去る広沢さん。しばらくして、「うわあああああああ!」という叫び声が部屋の向こうから響く。 どこを見ても希望がないような、室内の薄暗さ、色味の無さが辛さを倍増させる……。 #八重の桜

2013-08-08 23:32:27
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

この場面の浩さんがねえ、また、切ないけどカッコイイのよねえ。今回の浩さんには「カッコいい」以外の要素がない。そしてこういう苦悩するキャラって言うのは玉鉄さんの鉄板なんで、ある意味では本領発揮してる。 尚之助さんと面会した後、窓の外で手ぬぐい振ってくれないかな、と妄想。 #八重の桜

2013-08-08 23:35:37
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

あ、そうか。玉鉄さんと手ぬぐいのネタ分かる人が少ないんだ、と今気づく。 しばし横道にそれます。 数年前に、「牛に願いを」というドラマがありまして、これは農業大学に通っている若者たちが北海道のとある田舎町で単位を取るためなどの理由で強制的に研修合宿をする話です。 #八重の桜

2013-08-09 11:01:32
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

この大学生のメンバーに玉鉄がいまして、彼は研修先の町の乳牛牧場が実家なんだけど、父親とわだかまりがあったり後継ぎがイヤだったり田舎がイヤだったりという若者不変の理由で上京して農業とは関係ないバイト三昧なのです。確か美容師だったような。 #八重の桜

2013-08-09 11:05:22
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

そんな玉鉄ですが、地元に帰ってきて、幼馴染の田中圭と再会します。田中圭君ちは競走馬の馬牧場で、母一人子一人(父親他界)で頑張っています。嫌な予感しかしない設定ですが、本当にそうで、お母さんは持病持ち、牧場は借金まみれ、怪我して療養中の復帰の望みの薄い競走馬がいる環境。 #八重の桜

2013-08-09 11:11:27
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

話の中盤でやはりというか何と言うか、田中圭君のお母さんは亡くなり、経営資金の補助は町からは出ず、敷地から何から売ってやっと借金が返すことが出来るという有様で、と言うことは今いる馬もどこかに預けなければならず……という逃げ場なしの状況に田中圭君が追い込まれます。 #八重の桜

2013-08-09 11:14:18
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

で、この幼馴染のために玉鉄がいろいろ悩んだり頑張ったりするんだけどやっぱりダメで、田中圭君は馬を預かってくれる牧場のある九州に行って、そのまま調教師を目指すということになります。で、ここからが涙なしには見られない場面なんですが。 #八重の桜

2013-08-09 11:16:46
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

玉鉄と田中圭君は子どものころ、「また明日も遊ぼうな」と言う合図に、お互い手に持っているタオルを振っていまして、ひまわり畑の中に無邪気に子供が明日のあることを疑わずにタオル振ってる場面が話の途中に入ったりしまして。 田中圭君が生まれ育った町を去る日に。 #八重の桜

2013-08-09 11:19:28
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

農大の研修メンバーは電車で旅立つ田中圭君を役でお見送りするけど、そこに玉鉄はいないんですよ。ちょっとざわつくもののお別れの挨拶をして田中圭君を乗せた電車が出発します。 窓の外を見ていた田中圭君。線路わきにひまわりの群生している中に、「おーい!」と呼ぶ声が聞こえる。 #八重の桜

2013-08-09 11:22:30
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

あれ?と思ってよく見ると、そのひまわりの群れの中に力いっぱいタオルを振ってる玉鉄がいるんですな!それ見て田中圭君がボロボロ泣いて(確かタオルを振り返してた)、玉鉄も良く見ると泣いてて、見ている人間にもタオル必要ってくらい泣かされるいい場面でして。 #八重の桜

2013-08-09 11:25:30
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

で、見送った後に玉鉄が、農大の研修メンバーたちに「あいつを救えない町なんていらない」っていうのが涙を誘うのですよ……。彼らがいる町は財政難もあって近隣の自治体との合併話が持ち上がっていて、研修メンバーたちは反対なんだけど、玉鉄は幼馴染の件もあって離脱しちゃう……という。#八重の桜

2013-08-09 11:28:46
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

「牛に願いを」は恋愛要素はあるものの、基本的には北海道で諸事情に苦しむ地方の現実を描いた割と硬派なドラマです。話の合間合間にコメディ要素も入って来ますが、それはあくまで味付け的な要素で。こういう話にありがちなあり得ないハッピーエンドがないという。#八重の桜

2013-08-09 11:33:22
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

私は「牛に願いを」の現実を描こうとする姿勢が好きでずっと見てたんですけど、世間的には視聴率はあまりよろしくなかったようです。打ち切りにならないギリギリレベルだった記憶があります。 というわけで苦悩する玉鉄を見ると、まず「タオルを振る玉鉄」が思い浮かぶのです。 #八重の桜

2013-08-09 11:37:39
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

八重の桜を見ている人にはさほど苦痛な点はないかと思われますので、もしもレンタルDVDが店頭にあれば「牛に願いを」をご覧ください。(別にフジテレビの回し者ではないが、ひまわりの中の玉鉄は一見の価値あり) #八重の桜

2013-08-09 11:47:06
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

話を元に戻して。 取調室にいる尚之助さんが、険しいを通り越して表情を消してる。もしかしたら名前と「斗南藩は関係ない」「仲介人に騙し取られた」以外のことは黙秘しているのではないかというくらいの目線の固定振り。相変わらずの姿勢の良さが余計に悲しいわ……。 #八重の桜

2013-08-09 11:52:03
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

これから4年の裁判を闘う尚之助さん。もしも浩さんと再会する場面があるなら、面と向かってはあまり話さないんだけど、お互いの気持ちは痛いほどよく分かるというような感じになるんだろうな、ならんかのう、いっそ別れ際に手ぬぐいでも振ればいいわ、という妄想につながるw #八重の桜

2013-08-09 11:59:54
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

米沢。一人の人物が山本家を訪ねてくる。 「良かった、無事でおられましたか!」といきなりハイテンションな若者=野澤君を迎えて、戸惑う山本家の皆さん。とりあえず座って話を聞く。 「山本覚馬様より、書状を預かってまいりました」 一瞬の間ののち、喜びに包まれる山本家。 #八重の桜

2013-08-09 12:03:58
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

思わず泣く佐久さん、喜色満面のうらさん、「あんつぁまは、生きてるのがなし!?」と前に出て聞き直す八重さん。そしてその中でキョトンとしてるみねちゃん。おおう、何このリアルさ……。 ウキウキと手紙を開く八重さん(うらさんだったっけ?)。のぞきこむ佐久さん。 #八重の桜

2013-08-09 12:07:33
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

包みを外し、中の手紙を広げると、見たことのない、しかし明らかに女性と分かる筆跡で文章がつづられている。 「どういうこと?」という顔でお互いを見る佐久さん、八重さん、うらさん。恐る恐る、野澤君を見て尋ねる。「これはどなたが書かれたのがし?(うろ覚え会津弁)」 #八重の桜

2013-08-09 12:11:03
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

あたふたする野澤君。可哀想に、ちょっと前ならお手紙書くのは野澤君の仕事だったのにな……と野澤君の状況にしみじみする。テンパった野澤君、次々に爆弾を山本家に投げ込む。「覚馬様には、時栄さんという人がおりまして、このたびその人との間に赤子も生まれまして……」 #八重の桜

2013-08-09 12:15:33
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

「はああああ!?」となる八重さん。その場から立ち去るうらさん。エキサイトする八重さんを止める佐久さん。 今までのうらさんをずっと見ていた八重さんが怒りを爆発させる。理由も言わずに離縁状を寄越した尚之助さんが頭をよぎったのかもしれない。半分は八つ当たり? #八重の桜

2013-08-09 13:55:29
たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

「そんな女追い出してしまえ!(いやここまで酷い言葉ではないけど)」と鼻息荒い八重さんに佐久さんが言う。「お前は!乳飲み子も一緒に追い出せというのか!覚馬の子を!覚馬の子だぞ!(意訳)」 おっか様に涙ながらに言われて黙るしかなくなる八重さん。 #八重の桜

2013-08-09 13:59:42