編集部が厳選した「いま、みんなに見てほしいまとめ」をイチオシとして紹介しています!グサッと刺さる良質まとめはこちら!

福島第一原発 タービン建屋から東は埋立地だった

福島第一原発の海側一帯は埋立地だという新聞記事が気になって調べてみました。
震災 原発 汚染水 埋立地 海側エリア 埋戻層 福島第一原発 海洋流出
11233view 25コメント
119
ログインして広告を非表示にする
1Fタービン建屋海側一帯は「埋立地」だと毎日新聞が報じています。
コアジサシ @mtx8mg
福島第1原発:汚染水流出 「流出量かなり多い」 専門家ら、地盤構造から推測 /福島- 毎日jp(毎日新聞) http://t.co/FUEYVdGJrr
コアジサシ @mtx8mg
"東電の技術者は「海の潮位の変化が10だとすると、観測井戸の地下水は3の割合で水位が上下している」と明らかにした。" @mtx8mg
コアジサシ @mtx8mg
"この一帯は原発建設時の1960年代に埋め立てられたもので、東電は「なぎさに泥岩、砂岩を積み上げてできた土地」と説明する。" @mtx8mg
コアジサシ @mtx8mg
"この地盤構造から、北海道大の大賀光太郎・特任助教(環境資源工学)は「人工表土で、海水との干満の変動率が10対3と大きければ、(水の抜けやすさを示す)浸透率はかなり高い」と指摘。" @mtx8mg
コアジサシ @mtx8mg
"海への漏れ出し方として「干潮時に地下水の一部が海に抜け、満潮時に標高の高い内陸の地下水流入と海水の逆流を繰り返しているのでは」と推定する。" @mtx8mg

 福島第1原発から放射性汚染水が海に漏えいしていたと東京電力が認めた問題で、地下水や岩盤構造の専門家からは「海への流出はかなり多いのでは」との意見が聞かれた。

 東電は22日、同原発タービン建屋東側周辺で工事が進む「遮水層」を報道陣に公開。掘った穴に薬剤を注入して汚染水の海への流出を防ぐのが目的で、東電の技術者は「海の潮位の変化が10だとすると、観測井戸の地下水は3の割合で水位が上下している」と明らかにした。

 東電が地下水から高濃度の放射性物質を確認した観測井戸は2号機タービン建屋の海側にあり、確認された汚染箇所は約100メートル四方の範囲に集中。この一帯は原発建設時の1960年代に埋め立てられたもので、東電は「なぎさに泥岩、砂岩を積み上げてできた土地」と説明する。

 この地盤構造から、北海道大の大賀光太郎・特任助教(環境資源工学)は「人工表土で、海水との干満の変動率が10対3と大きければ、(水の抜けやすさを示す)浸透率はかなり高い」と指摘。海への漏れ出し方として「干潮時に地下水の一部が海に抜け、満潮時に標高の高い内陸の地下水流入と海水の逆流を繰り返しているのでは」と推定する。

 遮水層の工事は8月10日に終わるが、汚染源が特定されなければ別の現場に影響が出る恐れもある。東電の技術者は「専門家に相談し、(地中を掘削する)ボーリング調査での掌握を急ぐ」と述べるにとどまった。【藤原章生】


「埋立」を裏付ける資料を探してみる
  • JAEAの資料では、護岸のO.P.4m盤だけでなくタービン建屋東側(海側)10m盤にも埋戻層があることになっている。↓

コアジサシ @mtx8mg
[キャプチャ]4m盤の埋戻層の厚さは4m :福島支援業務の状況 JAEA地層処分研究開発部門PDF http://t.co/7vvyFRYC6t #埋戻層 http://t.co/RLNpYRsyK9
 拡大
  • 2013/7/18原子力規制庁 被規制者等との面談 件名:東京電力福島第一原子力発電所の海側トレンチ、地下水サンプリング等に係る面談 東京電力資料:海側トレンチについて

http://www.nsr.go.jp/disclosure/meeting_operator/NRA/data/20130718_01shiryo.pdf


コアジサシ @mtx8mg
再) 海側トレンチの詳細断面図(例:2号機北側) pdf http://t.co/gOINfJnmXP タービン建屋から護岸まで埋戻層が続いている。 http://t.co/E5mhjb8M6m
 拡大
コアジサシ @mtx8mg
メモ:2号機海側エリア(4m盤)の埋戻層底部は海面と同じレベル> PDF 海側トレンチの詳細断面図(例:2号機北側) http://t.co/hIwM9HpVWe #埋戻

(護岸のO.P.4m地盤は全部埋立地なのかも・・。).oO


記録映画で確認してみる

「黎明 -福島原子力発電所建設記録」

企画:東京電力
製作:日映科学映画製作所(1967年製作)

 http://www.youtube.com/watch?v=Ayh_PveSU6g


コアジサシ @mtx8mg
"地表面から約30m以下の地層は建設に適した厚い泥岩層であることを確認した。" :「黎明 -福島原子力発電所建設記録」日映科学映画製作所1967年製作 - YouTube http://t.co/F5F62Y7lqS
コアジサシ @mtx8mg
そして敷地の造成が開始された。発電所建設の第一歩を踏み出した。最新式の土木機械を縦横に駆使して台地が20mも削り取られていく。:「黎明 -福島原子力発電所建設記録」日映科学映画製作所1967年製作 - YouTube http://t.co/B6iPSsv0gq
コアジサシ @mtx8mg
敷地造成の終わった昭和42年4月。発電所建屋の起工式が行われた。:「黎明 -福島原子力発電所建設記録」日映科学映画製作所1967年製作 - YouTube http://t.co/YrA5HbPqOu
コアジサシ @mtx8mg
〔キャプチャ〕 昭和42年(1967年)4月、1F1号機起工式の敷地の様子O.P.10m盤か?http://t.co/onygQdsdvR http://t.co/LF60qyOsH0
 拡大
コアジサシ @mtx8mg
発電所の敷地はさらに14m掘り下げられていく。:「黎明 -福島原子力発電所建設記録」日映科学映画製作所1967年製作 - YouTube http://t.co/KsyCDLwASm (*O.P.10mから14m掘り下げるのでO.P.-4m#1F #1号機
コアジサシ @mtx8mg
@mtx8mg 参考:1号機原子炉建屋基礎マット底部はO.P.-4m:東京電力PDF http://t.co/MmFA1FxzEn
ありました‼ 一目瞭然です。 ↓
コアジサシ @mtx8mg
〔キャプチャ〕1F1号機建設工事。海はすぐそこ。タービン建屋から東は埋立か? :「黎明 -福島原子力発電所建設記録」 YouTube http://t.co/kKUf0Lbp6F http://t.co/NrMgHx9Cxn
 拡大
コアジサシ @mtx8mg
@mtx8mg 当然、企画東京電力のこの記録映像にはこういう不都合なことは出てこない。⇒ "標高27mから標高10mの間は常に地下水が湧出し地盤がぬかるみやすい層であった":福島第一原子力発電所 - Wikipedia http://t.co/aLFACCyOC7
Kontan_Bigcatさんから教えていただいた資料で解決!!
残りを読む(63)

コメント

リクゥイッド @liquid7r 2013-08-14 14:11:04
福島第一原発の汚染地下水対策を見守る上で、大変参考になるまとめだと思います。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-14 17:46:27
原子炉建屋は今も昔も耐震上の理由から支持層(岩盤)に直接基礎を打設することになっていて、埋立地はもちろん、堆積層の上にも設置できません。タービン建屋等は耐震要求がやや緩やかなので堆積層や埋立地の上もあり得ます。港湾設備などは海面を一部埋め立てるのがむしろ一般的で、敷地内に埋立部分があるのは不都合でも何でもありません。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-14 17:46:35
なお、普通は建屋を建設する際には施工性を考慮して建屋の面積よりもかなり広い面積を基礎底面の高さまで掘削します。そのため、完成後の建屋の周辺は「埋戻し土」になっています。地盤の高さを変えないのであれば掘削した分だけ埋戻すことになるので、掘削深さがそのまま埋戻し層の厚さになります。海面を埋め立てて陸地を造成する「埋立て」とは別です。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-14 17:46:41
中国電力の島根3号機の建設などでは先に護岸で締め切って陸側をドライにした上で岩盤を掘削し、原子炉建屋を含む設備を建設しました。そのため護岸は遮水構造になっています。一般的には、陸側から海側への地下水の流れを止める理由はないので、護岸は水を通す構造になっています。埋立部分以外にはそもそも護岸がないので、地下水はそのまま海に通じています。
コアジサシ @mtx8mg 2013-08-14 19:54:39
Kontan_Bigcatさん、tsokdbaさんの参考ツイートを追加しました。
じげん (目には目を埴輪には埴輪を) @jigen_the3 2013-08-14 20:56:45
事故の収束は大きな問題な事は事実だが、原発に燃料や使用済み燃料が有る限りリスクが存在しているにも関わらず、原発の停止にしか興味がない皆さんにリスク低減が出来るとは思えない。使用済み燃料の処分に関してもタブー視していれば同じような問題が起きないとも限らないのだが…
tsokdba @tsokdba 2013-08-14 21:39:12
「黎明」を見たら同じ科学映画館 http://www.kagakueizo.org/movie/nichieikagaku/ の「福島の原子力」も見ましょう。 http://www.kagakueizo.org/2011/01/post-332.html  
tsokdba @tsokdba 2013-08-14 21:40:09
科学映画館→科学映像館の間違いです。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-15 09:30:07
地下水や基礎の安定と行った問題は土木工学分野の問題ですが、いわゆる原子力の専門家の多くは原子炉物理や機械、電気といった分野の専門家で、土木の専門家は少数派です。原子炉の構造に詳しい人が必ずしも地下水の影響について正しい判断ができるわけではないということは、意識しておいた方がよいでしょう。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-15 09:30:12
「液状化」の認識が少し気になったので指摘しておきます。土木屋以外は知らなくても当然ですが、地盤が液状化するにはいくつかの条件があり、埋立地が必ず液状化するわけではありません。羽田や関空など、日本には海面を埋め立てて造った空港がいくつもありますが、これらの人工地盤は液状化はしません。周囲が全部海なので地下水位はほぼ海面水位と連動し、大雨が降れば更に上昇するにも関わらず、です。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-15 09:30:16
地中の土塊が受ける応力は、土粒子自身が受け持つ有効応力と間隙に満たされた自由水の水圧である間隙水圧の和になっています。間隙の多い緩い砂質土で間隙が水で飽和された状態の時に地震外力が加わると、全体の応力は変わらないまま間隙水圧が上昇します。静水圧を越えた間隙水圧のことを、過剰間隙水圧と呼びます。全応力は変わらないので、有効応力がその分小さくなることになります。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-15 09:30:24
過剰間隙水圧が元の有効応力を越えると、実際の有効応力はゼロになります。この時、土粒子骨格を維持する力が失われ、地盤は変形に対する抗力がない状態になります。これが液状化です。地盤全体が液状化する場合だけでなく、部分的な通り道ができて液状化した砂が噴き出す「噴砂」という現象もあります。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-15 09:30:28
地震による外力がなくても、地下水位が上昇して間隙水圧が増えれば、その分有効応力は小さくなります。大雨で土砂崩れが起きるのはこのためです。山の斜面をコンクリートで固めた場所では必ず水抜きの穴がありますが、これは地下水位を上昇させないためです。穴に空き缶やゴミを詰めるのは危険なので、よい子はしてはいけません。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-15 09:30:33
液状化を防ぐには、自然の地盤の場合は何らかの方法で水を抜くか、薬液で固めてしまうくらいしか方法がないのですが、埋立や埋戻しであれば材料を選んだり、薄く敷き均してしっかり締め固めるなどして間隙そのものを小さくするようにします。同じ材料でも、周囲の自然地盤よりも密に締めれば周囲よりも液状化は起きにくくなるのです。
⌡∅2☮UntiEarthUtdGovt @jonny_rayden 2013-08-15 11:38:22
#福島 #原発 #放射能 汚染水止める方法無!☆Gundersen★http://youtu.be/3G6wWjdZwPU 汚染水は原発建屋に向かい地盤グズグズに。地震起これば原発建屋倒壊有得る!
toss ★緊急事態条項はトロイの木馬、憲法停止ウイルス! @tossact 2013-08-16 07:59:10
使われなかったMark1バーチャルツアーの解説と見方が載ってる。→【必見】オーストリア・ツヴェンテンドルフ原発のバーチャルツアー http://ex-skf-jp.blogspot.jp/2012/03/blog-post_15.html
コアジサシ @mtx8mg 2013-08-16 09:23:59
敷地内地質平面図 敷地地質断面図(1F1号機原子炉設置許可申請書より)を追加しました。
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat 2013-08-16 09:34:59
空港の液状化対策と比較している方がいらっしゃいますが、羽田空港は、特殊な工法により、液状化の発生を抑えています。 http://www.jice.or.jp/kaihatsusho/200108310/kaihatsusho_3_030.html http://www.cpg-kouhou.jp/sample.html
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat 2013-08-16 09:36:27
また、関西空港の埋め立てには、液状化を起こしにくい砕石を用いた上に、地下水の上昇阻止対策が行われています。 http://www.kiac.co.jp/csr/pdf/csr2011_13_16.pdf
Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat 2013-08-16 09:38:22
3.11の時、ディズニーランドの園内では液状化はほとんど起きなかったが、駐車場で液状化が起きたのは有名な話。(園内は、特殊な工法により、液状化対策が行われていたからです。)
コアジサシ @mtx8mg 2013-08-16 13:46:54
2011年5月5日東京新聞記事を追加しました。
Flying Zebra @f_zebra 2013-08-19 18:32:33
空港の液状化対策の例が、埋立地は必ず液状化しやすいわけではないという説明への反論になっていないことは理解できるでしょうか。埋立地でも適切な改良をすれば自然地盤より液状化し難くなります。発電所については埋立エリアの全面を地盤改良なんてしていないでしょうが、重要構造物の下は必ず改良しています。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする