人気声優の原田ひとみさんのつぶやき「若くて元気に見える外国人」の記事に解説

☀️にいがた青年ユニオン @seinenUnion

「若くて元気に見える外国人が生活保護を申請する姿を見た」　人気声優のツイッターに「差別だ！」「正論だ！」議論沸騰 (1/2) : J-CASTニュース http://t.co/MmyHL0Tw3v @jcast_newsさんから

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J-CASTニュース http://t.co/MmyHL0Tw3v　には解説が必要なので連続投稿で解説。

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当初の原田のさんのつぶやきは、たぶん一般的な国民の知識レベルの話なので、それ自身はどうとかはいわない。ただし、これを政治家が発言したらアウトだろう。政治家だとしたら、社会保障制度についてよく調べていないからだ。

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生活保護は、例に挙げられているような傷病世帯や高齢者世帯、そのほか、障害者世帯、母子世帯などが多い。

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ただし、最近は「その他世帯」（勤労世代を含むような世帯）が増加しているので、ニュースでも取り上げられるようになっている。一部の自民党議員は、何が面白くないのか不正受給をことさらに言いふらしてバッシングを行ったことは記憶に新しい。

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さて、ツイートの「うちも借金出来てお米すら買えない時期」ということだが、まず借金は資産としてカウントされる。たとえば１００万円を借りていれば、手元に１００万円があるのだから生活保護を受けることはできないと思えばいい。

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なお、借金が返せず、食べるものすら買えないという場合については、生活保護の申請を行うと同時に、自己破産などの手続きを行って債務整理をする。ツイートのケースでは「家族総出でバイト」でなんとかなったのだから、それはそれでよい。

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なお、生活保護の申請については、国民の権利なのだが、日本に住んでいる外国籍の人の場合は、国民に準ずる。なぜなら、日本に住んでいるからだ。これが、旅行していて、たまたま日本にいる人だったら海外に家があるので、そこまで帰せばよい。しかし、日本に住んでいる場合は日本に家があるのだ。

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国民の生存権、勤労権、勤労の義務などはふれる必要があるだろう。基本的人権は、自由権と社会権に分けられるが、生まれながらにして自由であること、一方で苦しみから保護される権利もあることと考えよう。義務は共同体維持のための互いの約束事項と言えるだろう。

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餓死、孤立死など問題となった。経済的理由で自殺する人も多い。貧困で死んでいる人がこの日本で多いことは、格差を拡大させた政治の責任だし、それを防ぐ方向へ舵を切らない政治の責任だ。

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一声優という政治家でない人が、生活保護に関する正確でない知識をツイートしたことについて責めるつもりはないし、こうした生活保護に関する啓発を行っていない政府は国際機関からも勧告が出されている。なお、ツイートの当人に対して無関係の中傷は絶対に反対する。