- K_misa_maguro
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前も言ったかもしれないけど、田中芳樹の書く「変態」は通常の人間が漠然と想像し得る範囲の「変態」で、京極夏彦の書く「変態」は、Σ(゚д゚;) ヌオオとしか反応のしようのない変態なんだよね。京極の変態に驚いてるうちは、まだ私、正常だなって思える。
2013-08-13 22:21:26なんというか、京極夏彦の変態は、本当に「想定外」なんだよ。うちの母親が「京極夏彦って頭がおかしいんじゃないの…」って真顔でつぶやいてた。うん、私もそう思うけど、作家ってちょっとおかしいくらいじゃないと魅力的なもの書けないから、それでいいんだと思う。昔の文豪の自殺率の高さを見よ!
2013-08-13 22:24:19分かるわ・・・・・たなか御大の変態とか狂信はどこかテンプレ的。京極のは真顔で「あたまおかしい」というレベル。 >RT
2013-08-13 22:26:07田中先生の変態=地位や収入の向上を目指す世俗的な変態 京極先生の変態=深淵を覗いた者の精神を脅かす変態 〜みたいなイメージ?田中先生のはともかく、京極先生のはうまく言葉にできん。
2013-08-13 22:26:33京極夏彦の文字は見たことないけど、田中芳樹の文字を見ると「ああこの人は、本当に真面目な方向で、正常な人なんだな」って思える字を書いてる。京極さんはあれだっけ、デザイナーだっけ。アーティスト系なんだよね。ある程度の狂乱は美点なんだと思う。田中御大の真面目さも、美点だと思うよ。
2013-08-13 22:29:25@koseido たなか御大は多分真面目というか、変態とか狂信とか狂った独裁者とか、テンプレ的で「ああ、なるほどね」て感じなんですよね。 京極は「その はっそうは なかった」と真顔になります。凄いと思う。
2013-08-13 22:30:09京極作品に出てくる変態はだいたい皆理詰めで考えた変態って感じするから、夏彦はむしろ冷静で理屈っぽい人なんだなと思う。人の歪んだ嗜好とか性癖とか、その背景とかそこに伴う思考とかあらかじめみっちり考えた上で描写してるし。
2013-08-13 22:30:44@Airi_Narcisse まさに想定外なんですよね。きっと田中御大は、常識から外れた思考と行動はとったことがないんですよ。それはそれでいいと思うのです。おぼっちゃまだし。
2013-08-13 22:30:56でも、なんというか、だからこそ、「あれ?おかしいだろ!!」って人物表現をしてるけどね>田中芳樹 そこが好き。大好き。
2013-08-13 22:31:50ミステリで「狂人の論理」という表現があるけど、京極夏彦の書く変態はまさにこれ。一見頭がおかしい、支離滅裂な行動をしているようにみえて実は、本人の中では一本筋が通った行動であり、一般人とはものの見方考え方の基準がずれているだけだった、というところが気持ち悪いんだろうな。
2013-08-13 22:32:02@koseido どちらも作家としての個性なので良いですよね。おもしろいです。 でもよしき、それ普通はホモにみえるから、それほもだから。
2013-08-13 22:34:30@Airi_Narcisse そうなのです。互いに、個性なのです。優劣はないのです。でも芳樹、それホモだから・・・w
2013-08-13 22:34:56↓京極作品を最後まで読むと、これまでの謎が解明されていくのと同時に××な○○までしてしまった犯人の内情に納得?同情するんだけど、読み終えて本を閉じるとドン引きに変わっちゃうお。
2013-08-13 22:36:33変態性は京極の圧勝です。しかし「それホモじゃないですよ」と言われた場合、京極には「ですよねーw」と返しますが、よしきには「いやホモだろ」と返したいです。
2013-08-13 22:37:33反面、田中芳樹の書く変態・狂信者というのは、誰でも思い付くような正義や道徳を追求し過ぎた結果の逸脱か、逆に不道徳の権化という感じ。逸脱してはいるけど、あくまで一般人の延長線上(水平方向に極端)にいる。
2013-08-13 22:40:16