【ダークソウル】リロイ、ニト、そして白教の伝承について【darksouls】

デモンズソウルとダークソウルで、登場するキャラに似ている奴いるよね、という単純な感想から、「リロイは何故白霊→闇霊なのか?」という問いに。フロム脳全開で妄想してみました。 デモンズソウル要素も最初の方だけありますが、基本的にダークソウルについての考察です。 同じことを何度も言ってたり日本語おかしいところがあったりしますがご容赦ください。
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神威-JT @kamuijt

ここで再びOPムービーを観る。世界の初めは「灰色の岩と大樹と古竜」しかいなかった。ステージで言うと、「灰の湖」「うつろの大樹」は原初の世界の様子を色濃く残す場所なのだろう。その世界に火が起こったことから、世界が分かたれ始め、#ダークソウル の話が始まる。

2013-08-22 21:36:20

OPを確認したい方はこちらを。 http://www.youtube.com/watch?v=up9qZYhSPMw

神威-JT @kamuijt

「熱と冷たさ」「生と死」「光と闇」、そして「闇より生まれた幾匹かが、火に惹かれ、王のソウルを見出した」とある。その王のソウルを見出したのが、『”最初の死者”ニト』、『イザリスの魔女と混沌の娘たち』、『”太陽の光の王”グウィンと、彼の騎士たち』、『誰も知らぬ小人』 #ダークソウル

2013-08-22 21:41:03
神威-JT @kamuijt

おかしい。”太陽の光の王”たるグウィンが、闇から生まれたのか? という疑問は残るが、とにかく彼らは世界の覇権をかけて、古竜達と戦い、勝利した。世界は火の時代となった。だが、その火は今や消えかけ、「人の中に、呪われたダークリングが現れはじめていた…」 #ダークソウル

2013-08-22 21:43:39
神威-JT @kamuijt

つまり、#ダークソウル の世界では、”不死”という存在は比較的最近のものであり、少なくとも神話の時代から存在したものではないということである。リロイもまた、ダークリングが現れ始めた最初の頃の人だったのだろう。そしてその時ソルロンド(白教)には、既に注ぎ火の伝承があった。

2013-08-22 21:46:08
神威-JT @kamuijt

そもそも”最初の死者”ニトというのが存在としてさっぱり分からん。死ぬ前は何だったんだという話。当時古竜は”朽ちぬ存在”であったわけだが、ニトは一体何者なんだと。 #ダークソウル

2013-08-22 21:54:14
神威-JT @kamuijt

思うに、「闇より生まれた~」の”生まれた”は、出現したという意味であって、”死”の対義語ではない。ニトの”最初の死者”という言葉は「死という概念の顕現化したもの」という意味なのだろう。「出現」に対する「消滅」と、「生」に対する「死」。そして「死≠消滅」。 #ダークソウル

2013-08-22 21:56:34
神威-JT @kamuijt

ひょっとするとニトとカアスは存外協力関係にあるのではないだろうか。イザリスの魔女、公爵シースは王のソウルを分け与えられた後は独自研究に邁進しているようだが、どうもニトは白教の神話伝承に関わる以上、積極的にアンチグウィンの立ち位置に居る気がする。 #ダークソウル

2013-08-22 21:59:34
神威-JT @kamuijt

墓王の剣に邪教属性が付いてたら論強化できたんだが、残念ながら毒だけだったでござる。だが、墓王の(大)剣舞が奇跡扱いであることを考えると、神聖(白教・太陽戦士・王女の守り)と邪教(墓王の眷属)とは表裏一体、対立しているものだろうと考えられる。 #ダークソウル

2013-08-22 22:06:50

神聖属性は墓場で出てくる骸骨系に対してダメージ増加。一方邪教属性は、グウィンと彼の騎士達に対してダメージ増加。明らかに相反する属性です。ニトが邪教であるとは明確には言えませんが、やはりグウィンと敵対する存在であったのではないかと思うのです。

神威-JT @kamuijt

リロイ個人の話から、#ダークソウル 全体のパワーバランスの話にまで飛び火している。でも実際、ダークソウルの”各勢力”の行動様式から読み解いていかないと、リロイについても分からない気がするのよね。 #ダークソウル

2013-08-22 22:11:19
神威-JT @kamuijt

一般的な不死の使命(王の探索者フラムトの願い)……二つの鐘を鳴らしてセンの古城を抜けるという試験を突破→アノールロンドにてグウィネヴィアに認められることで王のソウルを探す→王のソウルを探すことで火の王の後継者となり得る。誓約:白教、太陽戦士、王女の守り #ダークソウル

2013-08-22 22:15:29
神威-JT @kamuijt

『暗月の剣』は罪を犯した者、神(=グウィン)に反逆した者を誅罰する誓約であり、太陽の戦士・王女の守りの裏返しという位置づけか。グウィンドリン自体がグウィンの子であるため、立場的には前述三神聖誓約(白教、太陽、王女)同様に保守派である。 #ダークソウル

2013-08-22 22:20:02
神威-JT @kamuijt

白教に於ける不死の使命(ペトルスから聞く話)……注ぎ火の秘儀を探して英雄となること。グウィン本人とか、火継ぎの王になるとかそういうの全然関係無い。白教の伝説の英雄であるリロイとニトが出会ったことから、ニトが意図的にリロイを使って誤った伝承を伝えさせた可能性。 #ダークソウル

2013-08-22 22:25:02
神威-JT @kamuijt

「注ぎ火の秘儀を探して英雄になる」という言葉、ペトルスの台詞からしか判断できないんだけど、多くの誤解を挟んだ上で読むと「グウィンの後を継ぐ」という意味に取れなくもない。「二つの鐘を鳴らす」程具体的ではないけど。その辺りにニトの意思が介在しているように見える。 #ダークソウル

2013-08-22 22:27:52
神威-JT @kamuijt

火を操る(光の象徴としてだから”炎”じゃなくて”光”の方)事が出来たのがグウィンという英雄であって、火を操る秘儀を得るというのはグウィンに近付くこと、これは全ての不死に共通する目的の一つであると言える。多分それ篝火の注ぎ火じゃなくて、王の器に捧げることを指してる。 #ダークソウル

2013-08-22 22:32:09
神威-JT @kamuijt

ところがニトは、どうやって得たかは知らないが、もっとスケールの小さい、同名の『注ぎ火の秘儀』という業を手にしていた。一方ソルロンド(アストラも?)では「不死とは何か知らんけど火を注ぐ方法を見つけて英雄になるものらしいよ」と伝承があやふやになっていた #ダークソウル

2013-08-22 22:34:57
神威-JT @kamuijt

この伝承、神話の時代からリロイの出現までの間にすっかりあやふやになっていたのか、あるいはリロイが注ぎ火の秘儀を得た後に「不死とは注ぎ火の秘儀を得て英雄になるものである」となったのか、今の時点では(そしてこれからも)決められないだろう。 #ダークソウル

2013-08-22 22:37:07
神威-JT @kamuijt

というか、その頃初めて『不死』という存在が出てきたのであって、それまでに伝承が出来ていたとは考えにくい気もする。とにかく、白教の聖騎士でありながら”呪われた不死”になってしまったリロイは、厄介払いを受けてか或は自分の意思でか、ロードランに赴くことになる #ダークソウル

2013-08-22 22:38:58
神威-JT @kamuijt

古竜戦争に於いては、自分の出自的にグウィンに近かった(=王のソウルを見出した者同士)ニトはグウィンに協力したが、やはり本質的に生と死、光と闇の存在であり、相容れなかったのであろう。闇の時代の到来を早めるために、ニトは白教の伝承に爆弾を仕込んだ #ダークソウル

2013-08-22 22:42:32

真剣に「二つの鐘を鳴らす」方向に努力されるよりも、「注ぎ火の秘儀を求め」て、自分(ニト)のホームである地下墓地・巨人墓場方面に来て貰ってサクッと始末する方が楽。グウィンにしてみたら後継者候補がサクッと殺られてしょんぼり、という罠ですね。

神威-JT @kamuijt

本来なら不死の使命は「グウィンの跡を継ぐ王となる」というのがグウィンの遺志だったのだろうが、ニトは類似の固有名詞である『注ぎ火の秘儀』という存在を巧みに織り交ぜて「不死とは注ぎ火の秘儀を探すもの」ということにした。それに一枚噛んだのがリロイである. #ダークソウル

2013-08-22 22:45:02
神威-JT @kamuijt

リロイがロードランでどこまでグウィンに肉薄したのかは分からない。とにかくいずれかの時点で地下墓地に行き、三人羽織の守る『注ぎ火の秘儀』を手にした。その時にニトが現れ、リロイの力を認めてこう言ったのだろう。「我はグウィン王と共に戦いし者。よくやった、お前は英雄だ」 #ダークソウル

2013-08-22 22:47:24
神威-JT @kamuijt

リロイが英雄としてソルロンドに伝わったのは、恐らくそこまでの話なのだろう。そして白教に於いて「不死は『注ぎ火の秘儀』を探すもの」という伝承は彼の成功を以て確実なものとなり、リロイの霊は今後も秘儀を求める者に力を貸すようにもなった。……だが、リロイの後半生は…… #ダークソウル

2013-08-22 22:49:40
神威-JT @kamuijt

ソルロンド(あるいはアストラ)に帰り成功を報告したリロイは、しかし不死である以上ずっと留まるわけにもいかず、再びロードランに降り立つ。ニト本人も、見た目はアレだがグウィンと共に戦った”神話の英雄”であり、誰よりも”死”を知っていた。不死のリロイが彼に近付くのも当然 #ダークソウル

2013-08-22 22:52:22