土壌中Cs濃度と交換性カリ含量の玄米への移行・相関について

・土壌中Cs濃度を指標にした産地選別は311によって汚染された米を避けるためには極めて実用的で有用だと考えます。(福島:1〜100Bq/kg、関東0.1〜10Bq/kg、九州〜0.1Bq/kg程度以下) ・またカリウム欠乏等、移行係数の高い土壌の調査・改良においても欠く事のできない基礎データである事も言うまでもないと考えます。
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美味しんぼ110巻「雄山が泣いている」

studying @kotoetomomioto

美味しんぼ110巻 福島の真実編① 小国地区の一角、ゼオライト、カリウム試験。の気持ち。 http://t.co/aV0YCtuqH1

2013-08-30 20:48:02
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福島県と農水省調査:移行係数0.5%〜4%など

Jun Makino @jun_makino

まあ、現場では役にたたないし本質ではないが、相関はある、と認めた、ということか。

2013-08-26 22:10:54
studying @kotoetomomioto

ちなみに「相関は無い」と言う主張の為に持ち出したグラフが実は相関がありそうと判ると、途端に「それは本質的じゃない」と言う事になったらしいけど、この資料http://t.co/DZaVOqsTFXには本質的に重要な事がいろいろ書かれていると思われる。

2013-08-27 00:31:10
studying @kotoetomomioto

例えば交換性カリ含量を適切に追肥すれば低く抑えられるがH24の試験では0.1%までは届かなかった様である。土壌成分によってはぐっと抑えられそうだが、一方でゼオライトの効果は思った程ではなかったらしい、とか http://t.co/sh8Sk0dxlU

2013-08-27 00:53:10
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studying @kotoetomomioto

ところで「カリウムで汚染を抑制した図」が示すもう一つの現実は、現状、効果に限界があるという事。移行係数は玄米で0.005ぐらいらしいので精米なら0.001ぐらいまで?非汚染地域同様の0.1Bq/kgに届くのは100Bq/kgの土壌 http://t.co/OSSZ3NUGAR

2013-08-27 12:00:06
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環境整備センター:0.6%〜2.8%など

studying @kotoetomomioto

【再掲】玄米への移行係数0.59%〜2.78% (カリ欠乏では24%という調査も1988原環センター) http://t.co/GOlazkCoau との事でH24調査も傾向や係数の範囲において従来の知見とそう違わない様である。 http://t.co/pI8trrhPdt

2013-08-27 22:14:23
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studying @kotoetomomioto

つまりH24の詳細調査と考え併せると①どうやら追肥による抑制にも限界があり玄米で0.5%前後は移行してしまいそう。②カリ欠乏だと20%のオーダーもありえる。③カリ欠乏を除けばカリ濃度による振れ幅は1ケタ弱。一方、土壌汚染は〜1万Bq/kg程度、2〜4ケタの相関の基礎となる指標。

2013-08-27 22:36:53

茨城県調査:1%〜10%(交換性カリ効果は〜30mg/100gぐらいで限界)

MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

http://t.co/JWlsk9b8ZK の図2は http://t.co/RtsXxC9JtG の図15と同様の結果だが、前者は「土壌中の交換性カリウムの含量が15mg 以上の水田では低減効果が小さい 」と明記されている。

2013-08-29 23:05:32
studying @kotoetomomioto

茨城県での玄米移行係数調査・試験http://t.co/nusDMyRGvK ①やはり1〜10%程度(0.5%以下には届かない)②交換性カリが15[mgK2O/乾土100g]以上ではそれ以上投入しても抑制効果は少ない。など http://t.co/Os1qicuJ8i

2013-08-30 08:25:49
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studying @kotoetomomioto

際限なく入れれば良いわけでも無いらしい⇨「5) 県内水田土壌中の交換性カリウム含量平均値が26mgであること、他塩基とのバランスを考慮 すると放射性セシウム吸収抑制のための土壌中交換性カリウムの目標は土壌のカリウム改善基準値とする」 http://t.co/nusDMyRGvK

2013-08-30 09:28:32
studying @kotoetomomioto

つまり、ゼオライトの効果も限定的、かつ交換性カリによる移行係数も当面0.5%より少なくできないと考えると、玄米の汚染度は概ね :土壌Cs濃度[Bq/kg]×0.5〜10% の範囲と思っておけば良さそうである。

2013-08-30 09:03:44

土質にはまだ改良の余地があるかも

MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

@study2007 バーミキュライトを多く含む土壌なら、玄米への移行係数はかなり低く抑えられるようです。 https://t.co/JWSDjnemmh

2013-08-30 09:11:15
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

@study2007 土壌のCs濃度の高い田で作られた玄米は、基準値近くとなっている割合が比較的高いということは注意しておいた方が良いかもしれません。

2013-08-30 09:32:38
MAKIRINTARO @MAKIRIN1230

@study2007 情報をきちんと開示するつもりがあればそうしたのでしょうが、 http://t.co/RtsXxC9JtG 図4は、「土壌のCs濃度と玄米中のCs濃度には相関は見えない」と思わせたいために描かれた図のようなので・・・。

2013-08-30 09:38:44
studying @kotoetomomioto

@MAKIRIN1230 資料全体としてはカリ濃度とか土質とかを普通に分析してますし、やはり図4だけは異質ですよね。政策的意図をサポートする為に科学を曲げた、とでも言いますか。まあネットでの「風評」はともかく、農水省と県の資料としては公式に訂正しといた方が良いと思うのですが。

2013-08-30 11:50:51
吉岡 豊(微動研究家) @YutakaYoshioka

@study2007 これ、結論をボカしてるけど施策は無駄だとゆってませんか? ・土壌中の交換性カリウム含量が15mg以上の水田では低減効果が小さい。 ・県内水田土壌中の交換性カリウム含量平均値が26mgである。

2013-08-30 11:44:00
studying @kotoetomomioto

まあ恐らくムダとまでは言ってなくて、多分 ①交換性カリが低い土壌は(従来から?)目標としていた水準ぐらいを目指して普通に撒いて下さい。 ②ただ30mgとかを越えても効果は薄いのでむやみに撒かない様にしときましょう。 ぐらいじゃないでしょうか。@YutakaYoshioka

2013-08-30 11:54:53

群馬県、農研機構調査:ほぼ同様の見解