【ZUNから少し離れて】TAITO,偉大なるゲームの始祖の藝術【テレビゲーム鑑賞会】

架空でありながら現実に影響を及ぼし、そして現実に操作しながらも架空だと思う それを味わうにはゲームが最適です。 さあ今こそゲームをやりましょう。 博麗神主 <上海アリス通信第4号>
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○資料ゲーム群~ZUNのいたタイトーのゲーム

言わずと知れた
『奇々怪界』。
巫女が妖怪をやっつけていくというコンセプトの大元はこの作品です。
ストーリーは、さらわれ封印された七福神を助けるというもの。
ジャンルとしてはSTGですが、巫女さんは空を飛んでいません
古い日本の、神社の境内を基調とした世界観で、どのような妖怪が敵としてやってくるか、この地点でも非常にゲーム作りの基本がいかされています

『ミズバク大冒険』
心綺楼のにとりのスペルカードで出てきます
バブルボブルも出てきましたね
ストーリーは、炎の国が水の国に攻撃を仕掛けてくるので、主人公のヒポポは水の魔法の力で戦いに向かうというものです
プレイヤー世界側が「水」で、敵側が「炎」であるというポイントをしっかり踏まえたゲームデザインが流石です

『プリルラ』
タイトーマニアを目指すなら一度は鑑賞しておきたい作品かも。
世界観の卓越性を考えるなら外すわけにはいかない一作。ストーリーは、不思議の国ラディッシュランドにて、時計の針が街中から盗まれてしまったので、世界中の時間が狂ってしまうところに、魔法使いの少年少女が冒険にいくというもの
可愛らしい音楽性はミズバク譲り、ZUNTATAの素晴らしさの一端が現れている。
徹底された世界感は却ってメルヘンを飛び越してメンヘラ(?!)へと至っているが、それはタイトーならば(ミズバクだって部分的に…w)レイシリーズでもダライアスでも鬱EDやってきたんだからある意味もはや十八番というものです。

『メタルブラック』
タイトーと言えばシューティング。シューティングといえばタイトー。そういわしめる柱を支えているのがこの作品。
重厚な設定と世界観を混じえたうえでの音楽と背景の同期は、さながら絵巻物を眺めているかのようです。

『ダライアスバースト アナザークロニクルEX』
今ゲームセンターでも垣間見える作品と言えばコレでしょう
タイトーの伝統である横シューティングの可能性を最大限に引き出した一作、ダラバー。
美しい音楽、美しい映像のなかでの、壮大な戦いの様子が見ものです。
音楽は勿論「光導」の流れるルートを引っ張ってきました。
シューティングの映像美術の極みをご堪能ください。