5/29 #同題ssBSR まとめ お題「花押」

#同題ssBSR 5/29のお題分のまとめです。 ざっとまとめただけです。誰でも編集可能ですので、追加・削除などご自由にどうぞ。 作品冒頭にある【 】内はCP表記です。ただし、全ての腐要素のある作品に記されているとは限りませんので、地雷のある方は注意。→http://j.mp/Kcy03q 続きを読む
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同題ss@BSR【改】 @ddibsr_s

5/29~6/1(22:00)  今回のお題は『花押』  提案者は村松えとすけさんです。ありがとうございます。 #同題ssBSR

2013-05-29 22:00:51
同題ss@BSR【改】 @ddibsr_s

補足:【花押】文書の末尾などに書く署名の一種。文書へ自らの名を普通に自署していたものが、署名者本人と他者とを明確に区別するため、次第に自署が図案化・文様化していき、特殊な形状を持つ花押が生まれた。(Wikipediaより抜粋) #同題ssBSR

2013-05-29 22:05:07

nol @Lakky_1o1

【毛利】言葉選びから字の癖までを、徹底的に分析した。たった一通の書を書くために。 サラサラと思考に合わせた文を綴り、締めに偽りの花押を記す。 「まずは一手。我が策の始まりよ」 我の創り出す欺瞞と不信の海の中に、溺れ沈みゆくがいい。/花押 #同題ssBSR

2013-05-29 22:28:56
東露 @tooro_banbino

【伊達就】書状の最後、花押に開いた針の穴ほどの小さな点を指先でなぞる。「アンタに向けて書を送る時の合図だ。忘れんじゃねぇぜ、you see?」それは鳥の目だと隻眼の竜が笑った。あれはいつの事か。(一国の主が、命を粗末にしおって…)鶺鴒の目は、二度と開くことはない #同題ssBSR

2013-05-29 23:33:15
ランプリイ @Lampray555

【花押/元親】「アニキ!それ早く決済してくんねエと皆困るんだっつってっしょ!朝から机の前座ってて何で全然片付いてねえんすかっ!」「ん?いや、今の花押なんかダサいから変えようかと思ってよ…。なあどれが一番格好いいと思「アーニーキー!!!」」ああもうだめだこのひと。 #同題ssBSR

2013-05-30 01:14:02
イグアナくん @nkgmbs

【少年家康】初めて手にした自らの証。「うまく押せたなッ」満足気に自署を眺める主に側仕えの家臣が囁いた。「畏れながら竹千代様の首元にも押印が」「え?」首をなぞる指へ移った紅に思わず面も赤く染まった。「こ、これは義元様に元服祝いだと強引に抱えられた時にッ」<花押> #同題ssBSR

2013-05-30 01:55:09
ナイチ @uzy_com

【慶孫】ちょっと九州に行ってくると言い残して群れを離れた男から文が届いた。曰わく、そろそろそちらへ帰ろうと思う、良いお酒を頂戴したので帰ったら一緒に呑もう。など。「さすがの風流だが…」花押の代わりに、南方の一足早い桜花が添えられている。「空蝉ではな。」<花押>#同題ssBSR

2013-05-30 22:42:27
みるくss用 @milkss_ss

重要な文書どころか公式文書でもないただの手紙にわざわざ花押しなんてつけちゃって大袈裟な。鶺鴒ってさー神様に性交教えた鳥でしょ。下品だねー。こんなこと思ってるって旦那には内緒よ?こういうの馬鹿にすると煩いから。正直俺様にはこれの価値なんて分かんねーけど。/花押し #同題ssBSR

2013-05-31 18:12:51
ぷぅは褌をドロップする @puu0625

【三吉】「私の元から去るな!!」消えゆく命の焔を繋ぎ留めたのは、強い言葉だった。生涯心の奥に刻まれるであろう言葉。あれのせいでうかうかオコロリと逝く事も叶わなくなったわ。この屑に等しき生命ですらなァ。全く。あの男はとんだ花押をわれの心に刻みやったわ。【花押】 #同題ssBSR

2013-05-31 21:33:05
めいおん @manybrightnotes

総大将になってから政にも関わらなければならなくなった。紙を目の前にし、筆をとり、文言を書き、最後に花押を加えようとした瞬間、手が止まる。俺はまだ決断できぬのか。俺の足はまだ止まったままなのか。無理矢理手を動かして書いたその感覚には違和感がつきまとっていた。/花押 #同題ssBSR

2013-06-01 00:06:45
うえち @d2oub3lock

一揆煽動を疑われた伊達がそれを誤りと認めさせたのは、実に雅な手立てであった。「鶺鴒の目に穴か…粋なことをする男だな」感心した徳川が自分宛ての書状を開き、花押をなぞる。しかし。「…花押に針? 全部に通す訳ねェだろ面倒くせぇ」笑う竜の言葉は嘘か実か。果たして。/花押 #同題ssBSR

2013-06-01 11:03:46
祀之 @shino_1009

【お市】「花押?」「そうです。お市様、今や貴女様が織田家の当主。花押の一つもなくば困ります」そうは言われても、市には思いもつかない。「そうだわ、昔、見たことのある・・・」脳裏を掠めた墨の跡。だがそれは、形を読み取る前に儚く消えた。<花押> #同題ssBSR

2013-06-01 17:41:15
くちなわちゃん @ETetSS

【泰然睥睨】(ああいいなあ)と同時に(どうだいいだろう)と思った。何かにつけて張り合う互いの主が存分に楽しめるよう些事を擦り合わすのは己と彼だ。近習であり影ではないと思い出させる武士の証に、しかし彼は偽りに主の筆を真似る事もないのだろうと勝ち誇るのだ。/花押 #同題ssBSR

2013-06-03 06:47:51
くちなわちゃん @ETetSS

【宇都宮と大谷※捏造多量】病につき花押を書かぬとの添え書きは、律儀と言うか阿呆と言うか。働き次第で褒美をと太閤の約束も今は昔。あの喧しくも直向きな姿勢は病床にあって尚輝くのか。吉継はヒッヒと笑う。そうして自分が筆もとれぬまで衰えたらどう繕おうかと思案した。/花押 #同題ssBSR

2013-06-03 06:48:26
紫翠🌱垢移動してます @shisui_sabotage

【瀬戸内】「アニキ、何で毛利からアニキ宛に送られてくる書には花押が無いんですかい?国が関わる書にはきちんと書いてあるのに」「そりゃおめぇ…」言いかけて口を噤んだ。そう、これはアイツなりの意志なんだ。俺一人と話すときだけは、アイツは「毛利元就」じゃないんだと【花押】#同題ssBSR

2013-06-08 23:26:50
ぷぅは褌をドロップする @puu0625

【刑部】「ヒッ…!」呪詛を込め敵兵一群を睨むと、腰を抜かした男達の額にぼわりと番い蝶紋が浮かび上がる。やれ、これでぬしらはわれから逃れる事相叶わぬ。どれ、我が印を抱く者の頭上に凶星を降らすとしよ。「幸よ、 福よ、塵と消え!」ニタリと笑い数珠を滑らせた。【花押】 #同題ssBSR

2013-08-12 22:51:34