「東大・中内教授:ｉＰＳ有力研究者が米国流出」

島薗進 @Shimazono

１「東大・中内教授:ｉＰＳ有力研究者が米国流出」9/5毎日 http://t.co/ILecQS0sso　「米スタンフォード大に年内にも研究室を開設し、３年半後に完全移籍することを毎日新聞の取材に明らかにした。」この記事は立ち止まって考えたい内容。

島薗進 @Shimazono

２「東大・中内教授:ｉＰＳ有力研究者が米国流出」9/5毎日「中内教授は、ｉＰＳ細胞を使ってブタの体内でヒトの臓器を作製することを目指すが、日本では現在、研究指針で禁じられている」。政府の成長戦略の柱となっている再生医療のトップランナーの「頭脳流出」は波紋を広げそうだ。」

島薗進 @Shimazono

３「東大中内教授…米国流出」9/5毎日「研究指針については、政府の生命倫理専門調査会が今年８月、中内教授の研究を踏まえ、動物の受精卵にヒトの細胞を入れて、子宮に戻す基礎研究を条件付きで容認。５日、指針改定に向けた議論が始まる」 http://t.co/DvqWStrNRb　

島薗進 @Shimazono

４「東大・中内教授:ｉＰＳ有力研究者が米国流出」9/5毎日「だが、中内教授は、規制によって研究が２年半停滞したと指摘し、「もしこの研究しかしていなかったら、とっくに海外に移っていただろう」と明かした。」倫理的な検討以前に進んでしまう科学。米国を先頭とする現代世界の科学体制の問題。

島薗進 @Shimazono

５「東大・中内教授:ｉＰＳ有力研究者が米国流出」9/5毎日 http://t.co/ILecQS0sso　この記事は理解できるが、科学が国際競争の強い圧力の下にあり倫理的な反省をしている暇はない現状をも問うべき。日本の態度が問題というより米主導の世界の科学のあり方に問題がある。