伊東乾先生@itokensteinの「オウムもナチスも大学も電力会社も別段特殊な「悪の秘密結社」として悪ばかり集まったわけではなく、ごく普通の人が「やばい」局面に遭遇すると大半の組織が陥る典型的錐揉み落下状態であること」

オウムはまったく他人事ではなく、やや率直に書くならば、福島第一原発事故以降の東電幹部の去就や発言を見るとき、私は常に、「落田さん事件」「坂本弁護士事件」など初期の犯罪がおきてしまったあとの教団幹部の発言や挙動、内部からの教団の転落ぶりを思い出しつつ報道を読みます。よく似ています。 by 伊東乾
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Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@senataxi ってか、植垣さんのいまの日常があることが、日本にとっては救いだと思うわけです。少なくとも僕にとって、あるいは豊田にとっては、間違いなく灯火になっています。オウムのマインドコントロール鑑定で奔走された西田公昭先生にバロンをご紹介頂いた必然も併せて強く感じます。

2013-09-07 09:21:15
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@cnvvlty @miurakuraki 「正気」をどれだけ保ち続ける事が出来るか、周りの過半がおかしな方向(例えば大東亜戦争とか)に突き進んでゆき、その特需××ノミクスの類で若干潤ったりしようとしまいと、大局を見据えて人として誤らぬ判断が下せるか、否か?が問われると思います

2013-09-07 09:23:28
Tz @Tzweet

伊東乾さん( @itokenstein)のような大物はともかく、僕のような小心者はオウムや東電や役人を見て、「これは俺だ」と感じた。安保や、あさま山荘も。批判と非難を免れるべきではないが、同時に自分を切るような痛みを感じる。

2013-09-07 09:25:09
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

例えばある組織で人を陥れるべく事前の秘密会合で、すでに誤りと判明している意図的な悪い噂を吹聴し、誤った先入観をキーマンに持たせた上、公開の席上で人を弾劾し、投票で不法に窮地に落としいれ転落を図る・・・これは1930年代のナチスではなく、残念ですが2010年代の東京大学内の現実です

2013-09-07 09:26:37
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@Tzweet 別に大物なんかじゃありませんよ。昨日も健康診断で当初血圧高めとか言われて、そのあとで測りなおしたら、何度測っても普通で、結局心理的に緊張してただけらしいですし^^;;;

2013-09-07 09:28:12
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@tohituka 企業エンタテインメントなんて その手のオンパレードにならざるをえないでしょう。ってか「おいしんぼ」あたりだってそういうのは見受けると思います

2013-09-07 09:30:47
Tz @Tzweet

@itokenstein 揶揄しているわけではありません。ごめんなさい。伊東さんのツイートを肴に「仮想敵の目の中に自分がいる」小心者なりの痛みを書きたかったというだけです。

2013-09-07 09:32:45
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

今誤解のないよう整理しておきたい事は二つ。一つはオウムもナチスも大学も電力会社も別段特殊な「悪の秘密結社」として悪ばかり集まったわけではなく、ごく普通の人が「やばい」局面に遭遇すると大半の組織が陥る典型的錐揉み落下状態であること。もう一つはその中で私達自身が正気を失わない大切さ。

2013-09-07 09:35:19
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@Tzweet 誰の中にも「小心の自分」は住んでいると思います。もちろん僕だって例外ではありません^^;

2013-09-07 09:36:25
八的暁 ハチプロデザイン @hachipro

@itokenstein オウムやナチスについては「かなり知性と教養ある人でも不合理な凶行に荷担した」という事実ですね。正気を保つには知性などスキルだけでは足りないという怖さ。

2013-09-07 09:38:51
Tz @Tzweet

@itokenstein 私はオウムの時はほんの子供でしたが、あの時親たちが手のひらを返したようにオカルトや超能力に対して批判的・抹殺的になっていくのを目にしながら、アホらしいと思いつつもどこか「無理もない」と感じたのを覚えています。

2013-09-07 09:41:16
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@hachipro 枝葉を小器用に整理する知は大前提を崩されたとき役に立たない様に思うのです。役所で文書や政策を転がすのがうまくても、その基本方針がナチスのような「公共事業」だったら、戦後になって責任を問われ、自分のやったことの報いを受けるのが関の山。聖書などが参考になる所以

2013-09-07 09:41:45
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@Tzweet そういう「オカルトに批判的」なひとが、もし「マイナスイオン」とか、テレビの通販でやってる大半の健康器具とかのユーザであれば、他人のことをとやかくいえないレベルと思います^^;

2013-09-07 09:43:13
ララ @lalasakura2008

@itokenstein 村上春樹も坂本龍一もそして大江健三郎も、ある程度は反社会的、非社会的ですが、本当の意味では、自分の作品が、ある程度社会に受け入れられ、評価されることを計算していますね。そこが、初期のシモーヌ・ヴェイユなどの徹底さとは違いますね。

2013-09-07 09:45:26
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

現代日本人は、例えば「聖書」とか「お経に書いてある」なんていうと、世間であればまず100%小ばかにしたような反応が返ってくると思うのです。ところがね、ああいう寓話の中には、特定個別組織の内在論理で腐敗しないような人間組織の叡智、それも二千年来使用保証つきのがテンコ盛りで入っていて

2013-09-07 09:45:56
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@lalasakura2008 ああ、もうそれは水と油、天と地、あるいは男と女でもいいです、まったく別のものと思うのが出発点と思います

2013-09-07 09:47:20
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

正気を保つポイントは、人間が決めた事は所詮その程度、と割り切って世界や自然を眺める事だと思います。やれ「理事会の決定」だ、やれ「専門委員会が安全とお墨付きをつけた」とか、そんなの所詮は5割の確率で間違い、残り5割はデマ位に思って見ていれば、大概のことは正気を保って見えるでしょう。

2013-09-07 09:53:44
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

多いですね、権威主義に事大主義。主義なんていうような代物ではなくて、その実何かを守る方便。僕だってこういうものを使わざるを得ない事が常時定期的にあります。例えば入試の監督官など、大学で「公務」を分担するときは、一官僚部品として働かされ、そこでは自分もコレだと自覚しながらアクション

2013-09-07 09:55:44
tomo san @国籍廃止しましょう @cnvvlty

@itokenstein @miurakuraki 「おかしな方向」の危険性を否定はしませんが、一方米国のような、政府の戦争と市民の平和な日常が同居する準帝国を目指す策動が危険。専門家に任せる社会とも言えます。生活者としての批判力が萎縮し、専門家に委ねる構図(=オウム)。

2013-09-07 09:56:49
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

「これから数学1の試験を開始します・・・」なんて決まった文句を受験生に伝え、予想外の問い合わせには逐一詰め所に確認を取り・・・実は僕自身、こういう官僚業務をやると結構すぱすぱとやってしまう方で、間違いなく「官僚的な自分」も中にいるんです。大事なのはそれを相対化すて見る自由の確保で

2013-09-07 09:57:45
getsstuckin🫠 @getsstuckin

@itokenstein 大勢の決定が、どう考えても正気でなくおかしいと感じても、自分が少数であるときにはどうしたらいいのか、というのが知りたいことです。当たり前だとか、誰でもやってる、ことを自らはしないでそれを広げるのは難しいですよね?

2013-09-07 09:58:43
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

「俺は名の通った国際的なアーチスト様だ。大学では教授という事になってるが、この入試会場では俺の好きなように勝手に監督する」なんてのがいたら論外だと思います。(実は現実にはこの種の、存在してなくないんですが、そういう奴は受験生の迷惑にもなるので業務から外します)柔らかい心の配慮程度

2013-09-07 10:00:55
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@getsstuckin 「てこ」を探すことです。少数でも、いや小さいからこそてこがあれば大きなものを反転できる。「レバレッジ」なんて株とかでも言いますが、そういう身を守る仕掛けを工夫するのは、実は一番大事なことではないかと思います

2013-09-07 10:03:10
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@cnvvlty @miurakuraki 同居というかマッチポンプの必然になっていますねアメリカの場合は。例えば南部の農業地帯が不況だとします。就職先が軍隊くらいしかない。で軍に仕事をつくり、関連特需を発生させる意味でも戦争くらい効果的な景気浮揚策はないわけなのであって。

2013-09-07 10:08:19
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

専門家ではないので浅い話ですが、古代ギリシャ民主制が飽和しデロス同盟みたいな国際機関が煮詰まったとき、マケドニアのピリポスとかアレクサンドロスが「東征」するのは典型的な「外需拡大」戦争ー領土拡大と植民地獲得による「内国経営」でもある訳ですよね。古代日本や戦国時代を見ても構図は同様

2013-09-07 10:11:46