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stone9arlic
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miu
@stone9arlic
@akairoegg フェイタンと豆の木！巨人とフェイタンとの間に恋が芽生えたらどうしよう…その場合粗暴なかんじがいいから巨人にはフィンクスを採用したい。孤独に暮らしていた巨人雪ちゃんの元にピンク色の髪の少年がやってきて、初めての友達に心躍らせつつも食欲と戦い、退治させるよう仕向
2013-09-08 10:34:25
miu
@stone9arlic
@akairoegg じゃあ燐ちゃんの話をしようか 子雪は巨人燐に出会って話し相手になる でも燐には巨人の仲間が次第に増えていき、雪は燐のいないときに餌として狙われて、燐になら食べられても構わないのにと思いながら失意のうちに地上に戻ると「なんや、あんさん泣いとるんか」ってピンク髪
2013-09-08 10:47:05
miu
@stone9arlic
@akairoegg 元人間設定でもおいしいね？心を鬼にして生きていくためにかつての同胞を食い殺してきたけど、ピンク髪の少年に出会って自分のしたことの恐ろしさに気付き、夜中に嗚咽する毎日…いつか殺してしまうことを恐れて突き放し、そして飢えて死ぬ前に少年に会いたいなぁなんて思って涙
2013-09-08 11:31:56
miu
@stone9arlic
@akairoegg 人間だった頃の記憶はなく、巨人は名前を持たない種族だとしたら、「雪みたいやな」ってピンク髪の少年が名づけたりして。でも雲の上で生きる雪ちゃんには、少年の話を聞いて想像することしかできない名前なの。死ぬ間際の雪に少年は「あほやなぁ、ほんま…」って自らを差し出し
2013-09-08 11:36:53
miu
@stone9arlic
@akairoegg 空腹に耐えかねて、少年と少しでも長く穏やかな時を過ごしたいがために自分の身体の一部を喰らう雪ちゃん。しかし飢えは一時的に凌げても渇きは増す。雪男は渇きで朦朧としていて家に充満する血の臭いにも気付かない。その晩、雪男の寝床に忍び込み自分を食べさせようとする少年
2013-09-08 13:09:21
miu
@stone9arlic
@akairoegg 夢だと思い込むも、夢であっても少年を喰らうことはできないと感情を顕に泣き崩れる雪に少年は自分の腕を差し出し、引きちぎろうと傷つける。罪悪感に苛まれながら溢れる血で渇きを癒した雪は必死に少年の腕を縫合する。そして少年が持ち込む医学書を参考に自分を抑える薬を調合
2013-09-08 13:19:39
miu
@stone9arlic
雪は寝惚けたまま衝動に任せて少年を喰らい気を失った。待てど暮らせど会いに来ない少年に胸騒ぎを覚え、禁忌を犯して地上に降りると、「お前が志摩を食った巨人か」「志摩さんを返してください」と村人が恐れと怒りに震えながら襲いかかる。そこで朧げだったあの晩の記憶が蘇り、気力を失い処刑される
2013-09-08 13:41:17
miu
@stone9arlic
巨人化して名前という概念を忘れていた雪ちゃんは、殺される直前に初めて少年の名前を知り、自分に名をくれた少年の名前を息絶えるまで壊れたオルゴールのようにただくり返し呼び続け、咆哮する。
2013-09-08 13:58:50
miu
@stone9arlic
巨人が人間を巨人化させることが可能だとしたら、雪ちゃんが志摩くんを巨人化させることも可能かもしれない。志摩くんはそれを望み、雪ちゃんはそれを忌み、人間でいてくれと懇願する。そして雪ちゃんは巨人でありながら、志摩くんを喰らったり巨人化させたりする危険性のある巨人を屠っていく。
2013-09-08 14:04:55