Eight-Eight No.2-1

夢小説を書いてみたのでまとめました No.1(http://togetter.com/li/560958)の続きです
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てぃーえいちはちはち @jokeman88

翌日。朝日が眩しい。こうして見ると地球を指輪代わりにしようとヘルストーム星人が攻め入って来たかのようにも‥そんな考えが浮かぶ辺り、タクヤはまだ完全には眠気を払拭できていないようである。それもそのはず、彼は今日の3時(無論の事深夜である)まで機体の武器を見繕っていたのだ。

2013-09-08 22:21:49
てぃーえいちはちはち @jokeman88

そうして待つこと暫し。待ち合わせの時間にさして遅れる事も無くショウジは現れた。 「準備は出来てるかな?ミルクティーとか」 「重点!」 颯爽とミルクティーを取り出しタクヤはおもむろに口をつけて飲み始めた。

2013-09-08 22:25:56
てぃーえいちはちはち @jokeman88

「‥もう行くんだが」 「アッハイ」 そそくさとミルクティーを仕舞い、ショウジに遅れまいとタクヤも小走りで追従する。やがて立場が逆転する事も知らずに‥。

2013-09-08 22:27:00
てぃーえいちはちはち @jokeman88

会場にたどり着き係員の指示に従いエントリー登録を済ませる。一回戦が始まるまではまだ時間があるので友人とLBXの最終調整をする事にした。 「そういえば今回は何を使うつもりなんだ?昨日楽しみにしてろとかって‥」 「らふぁふぁ。かく言う君こそどんな機体を使うのかな?」

2013-09-08 22:27:45
てぃーえいちはちはち @jokeman88

「俺はコレを使うつもりだ」 そう言ってショウジが取り出したLBXはオリオンである。クリスターイングラム社製の可変型LBXだ。飛行形態を見るにS.L.C.○イブよりかはスパイ○ルアタックを繰り出して来そうな形状である。

2013-09-08 22:29:08
てぃーえいちはちはち @jokeman88

「そんな君をおちょくる様で悪いね」 「何言ってんだよ、お前だって勝ちに来たんだろ」 「はぁ‥まぁ見てくれ」 「どれどr‥」 ショウジが硬直している。

2013-09-08 22:33:06
てぃーえいちはちはち @jokeman88

「そう、コイツが‥戦闘員だッ」 「そんなんアカン!」 「それにしてもセンシマンを使ってる人を見ないんだよなぁ、同時期に発売されている筈なのに‥」 「問題そこじゃないだろうと思うんですが」

2013-09-08 22:34:25
てぃーえいちはちはち @jokeman88

と、そこでCCMに通知が届く。大会運営からだ。以下の様にトーナメント表が確定致しました、とある。タクヤとショウジが同じブロックにいる為、決勝のバトルロワイヤルに出られるのは(上手く勝ち上がっていったとしても)どちらか一人だ。

2013-09-08 22:38:39
てぃーえいちはちはち @jokeman88

「もうそろそろ試合か」 「じゃあエリア決勝で死合おうか」 「落ちんじゃねーぞー」 「その言葉まさしく言霊返し」 軽口を交わしつつタクヤとショウジは各々の戦場へと向かう。

2013-09-08 22:40:38
てぃーえいちはちはち @jokeman88

「らふぁふぁ。このミルクティーを嬉しさと一緒に呷れると信じて!」 タクヤは一人、そう呟きつつ戦闘準備を始めるのであった。 Eight-Eight No.2 『大会』 Tto be continued‥

2013-09-08 22:48:26