森瀬繚さんによる「フランス人マン(海法紀光:訳)について」

5
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

ちょっと時間潰しをする必要が生じたので、唐突に『ヒットマン1』に登場するセクション8(犬溶接マンも所属しているヒーローチーム)の一員、「フランス人マン」ことジャン・ドゥ・バトン(海法紀光・訳)について。

2013-09-11 14:01:49
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

ジャン・ドゥ・バトンの綴りは「Jean De Baton」。「De(ド、ドゥと発音することも)」は「「~の」を意味する前置詞で、英語の「of」に相当します。人名にこれが入る場合は大抵貴族で、ロベスピエールのように平民にも関らず気取って「ド」を名前に入れたりする人間もいたりします。

2013-09-11 14:05:21
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

ジャンというのは英語圏で言う「ジョン」で、まあありがちな「フランス人の男」の名前という意味合いもあります。「バトン」は棒(Stick)。そんなこんなで、「Jean De Baton」というのは「フランス人の棒男」とも解することができます。

2013-09-11 14:07:54
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

横縞にベレー帽というジャン・ドゥ・バトンの格好もまた、イギリスの風刺画などでよく用いられる「鼻持ちならないフランス人」の定番的なスタイルでして、『モンティ・パイソンの空飛ぶサーカス』にもたびたび登場します。(リンク先画像4枚目) http://t.co/mP19Afj9ZU

2013-09-11 14:10:15
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

「ジャン・ドゥ・バトン!」と叫んで跳躍し、棒で殴りかかるあのスタイルは「アン、ドゥ、トロワ!(ワン、ツー、スリー!)」にかけているのかなーとぼんやり考えています。海法さんの意見も聞きたいところ。

2013-09-11 14:12:27
森瀬 繚@翻訳クラファン開催中(固定ポスト参照) @Molice

時間潰し終わり。ちょっと調べものでフランス語のWEBサイトを眺めていた時に浮かんだ、ぜんぜん関係ないことどもをつらつら。

2013-09-11 14:15:48