生物学史夏の学校・生物学基礎論共催研究会
#FHB2013 1970年林野庁委託調査では,屋久杉の森林は「遺伝子の宝庫」と明記.
2013-09-07 11:06:26#FHB2013 1970年代,サル研究を経由して京大霊長研と屋久島とのつながり.照葉樹林文化論との関わり?
2013-09-07 11:26:32#FHB2013 次のトーク:東城義則「大正・昭和初期における動物調査の諸相―春日神鹿保護会によるシカの調査記録について―」
2013-09-07 11:29:06#FHB2013 春日神鹿保護会の活動には北大の八田三郎(動物地理学「八田線」提唱者)が深く関わっていた.
2013-09-07 12:03:45#FHB2013 今回の研究は参加者30名余り.生物学史・生物学哲学・科学論なメンツの集結.
2013-09-07 12:42:25#FHB2013 松本俊吉「進化の偶発性,もしくは生物学的法則の創発性,もしくは生物学と物理学との関係」
2013-09-07 13:13:35#FHB2013 John Beatty 1995. 生物学に「法則」はあり得るか? 生物学固有の「一般化」は法則性ではなく偶然的な結果の記述にすぎない.
2013-09-07 13:23:07#FHB2013 遺伝暗号が全生物に共有されていることは「法則」といえるか? それとも歴史の「偶然」か? [それは歴史的にユニークな共有派生形質=相同でしょう.]
2013-09-07 13:25:04#FHB2013 「法則」といえるからには counterfactual 要件(それ以外ではダメである)を満たす必要がある.
2013-09-07 13:26:50#FHB2013 Elliott Sober の「埋め込み戦略」を用いた生物学的法則の擁護は生産的ではない.
2013-09-07 13:35:12#FHB2013 本質とは「必然的性質」である.いくつかの新しい本質主義をレビューする.
2013-09-07 13:53:47#FHB2013 伝統的本質主義のもとでは,種や高次分類群にも自然種(natural kind)の本質的定義が成り立つと考える.それは進化的には否定された.
2013-09-07 13:59:17#FHB2013 しかし — 個々の種や分類群が内在的な本質をもたなかったとしても,外在的な本質はあり得るのではないかという反論.「歴史的本質主義」に基づく論議.
2013-09-07 14:00:50#FHB2013 特定の共通祖先から由来したという関係性(外在的特性)が「歴史的本質主義」である.分岐学者たちがすでに論議してきたヘニック流の厳密な単系統群は「歴史的本質」を共有している.
2013-09-07 14:02:43