"突撃銃"についての定点観測
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http://t.co/GxZZe1BYNp 『防衛省規格 火器用語』、面白いのは機関短銃、機関拳銃を短機関銃と同一視してる点なんだよね。これは旧軍と同じ考え方で、やはり9mm機関拳銃を拳銃に括りたがる人の主張は無理があるよね
2013-09-16 01:13:26突撃銃が短小弾薬だのを使うのは、目的ではなく手段だと思うのです。小銃規模の火器で連発射撃を容易にするために取り得る策が今のところ短小弾薬しかないので、短小弾薬小銃ほぼイコール突撃銃というような現状にはなっていますけども、目的と手段どちらが先かは考えねばならないよなと
2013-09-16 01:58:00それだとコントローラブルになった全自動小銃=アサルトライフルになってしまうのでどうかと思う。SKSがアサルトライフルか、というとそれは違うよね
2013-09-16 11:39:20アサルトライフルというカテゴリを、現在のPDWのよう(「個人防衛のために最適化を図った銃」)に、目的のために最適化を図った銃のカテゴリと捉えれば間違ってはいないけど、コントローラブルにした全自動小銃=アサルトライフルというのは些か乱暴だと思う
2013-09-16 11:39:49目的のために最適化を図った銃としてカテゴライズしたいのらば、むしろアサルトライフルは、各国の戦術ドクトリンに対応し、歩兵の基本的火器として最適化された銃という方が自然だ
2013-09-16 11:40:23アメリカは、M1ガランドを(分隊支援火器としての)BAR化してM14を誕生させたように、自動小銃を中距離射撃で敵を圧倒する運用法を目指していて
2013-09-16 11:41:05M16の採用はベトナムなどの歩兵戦闘の距離が400m~50mになる戦場では、小口径高速弾で大量に弾をばら撒いて叩き込む方が、フルサイズ弾よりは単位面積当たりの火力が高くて携行弾数も多くなるし有効と判断されたため
2013-09-16 11:41:40SMGから出発したドイツ・ソ連系アサルトライフルとフルサイズ自動小銃から出発したアメリカ系アサルトライフルではその求められた性能に差がある。コントーラブルにした、というのは確かに両者共にそうではあるけれども
2013-09-16 11:44:24なお、アメリカの銃器研究における一般的なアサルトライフルの定義は、中間弾薬を用い、セレクティブファイアで、銃身交換ができず、クローズドボルトを採用し、一部を除き直銃床で、ピストルグリップを備え、作動方式はガス圧作動ないしはブローバック、脱着式弾倉をもつ自動小銃とされてる
2013-09-16 11:44:51防衛省規格における「突撃射撃」と言うものがなんなのか不明確だけど、これが仮にBARの初期コンセプトであるウォーキングファイアに近い物だとすれば、それはドイツ・ソ連が求めた「強化型SMG=アサルトライフル」に近い物だと思う
2013-09-16 11:52:27皆さんの言いたいことはわかりますが、突撃射撃=突撃銃というような考えは捨ててください。突撃射撃というのは各種火器(機関銃や無反動など)で突撃時に有効適切な射撃や刺突によって敵を制圧もしくは殺傷することを言います。よって突撃射撃=突撃銃という概念はそもそも違います。
2013-09-25 21:44:44そもそも突撃銃の「突撃」という言葉は、狙撃銃の「狙撃」と違って、その運用法、用途に則りつけられた名称じゃないのは銃器界隈ではさも常識だしな。私はなんども言っているけど、突撃銃と言う銃器カテゴリは、用途・運用的分類ではなく、銃の性質・特徴的分類だから
2013-09-27 01:26:30シュトゥルム・ゲヴェーアという呼称自体、多分に兵士たちの士気を鼓舞するための意味合いが込められており、本来であればプロトタイプにつけられていたマシーネン・カラビナー(機関騎兵銃)と呼ぶのが適当だったかも知れません。今となっては詮無い話ですが。
2013-09-27 01:37:19しかし実際、全く新しい設計思想のもとに開発された新機軸の自動小銃を指して「機関騎兵銃」と呼称するのはいかにも新味がなく、やはり「突撃銃」という唯一無二のカテゴリ名称を与えたことは意味があったのかもしれない、と思ったりもします。
2013-09-27 01:46:04