"突撃銃"についての定点観測

所謂「フェドロフ M1916突撃銃始祖説」に対する反論から発展した、まとめ主の投げやり発言に端を発する突撃銃論
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試作止まり @Mitsuteru_M

「中間弾薬」と言う用語が日本の銃器研究において殆ど登場しないのはその通りで、例の一件以降に刊行された小林宏明の『学研図解マスター 銃』のみにそれを見ることができるのは、以前に私がツイートしたと思う

2013-09-15 21:51:29
試作止まり @Mitsuteru_M

( ´◔‿ゝ◔`)それにしも、世界初のアサルトライフルとしてフェドロフの名を挙げているのには、ちょっとおこだぞ…ッ!三八式実包は中間弾薬に近い性質というのはあながち間違ってはいないけど、あれは明確にフルサイズ小銃弾だぞ…ッ

2013-09-15 21:56:43
じー・ぼくしーず@uɐdɐɯıs @G_boxes

6.5mmは結果的に近かっただけで最初からそういう目的で設計されたものじゃないしなぁ…

2013-09-15 21:59:14
試作止まり @Mitsuteru_M

フェドロフはアサルトライフルではないという話は、何度したことだろうか。あらゆる点で、アサルトライフル的ではないよ

2013-09-15 22:00:30
じー・ぼくしーず@uɐdɐɯıs @G_boxes

(〃゜ω゜).o(個人的にはM14もアサルトライフルじゃないよポジション…どっちかってーとSAFNとかSKSとかあの分類だよね)

2013-09-15 22:01:49
試作止まり @Mitsuteru_M

弾薬はフルサイズ小銃弾、ワンピースの曲銃床に作動方式はショートリコイル…これでフェドロフがアサルトライフル扱いされるのであれば、セイリゴッティこそ世界初のアサルトライフルと冠されるべきだろう

2013-09-15 22:07:15
眠れる森のパンダ @Panda_51

あれは事実上、出典の記述の要約にすぎないもので…もう少し中立的な表現にすべきかもしれません RT @Mitsuteru_M ( ´◔‿ゝ◔`)それにしも、世界初のアサルトライフルとしてフェドロフの名を挙げているのには、ちょっとおこだぞ…ッ!三八式実包は中間弾薬に近い性質というのは

2013-09-15 22:34:24
試作止まり @Mitsuteru_M

@Panda_51 三八式実包は銃口初速や弾頭エネルギー的に、小口径高速弾とも短小弾とも言えないので、フルサイズ小銃弾と区分するのが正確なんですよね。小林宏明の中間弾薬に近い性質をもつという言説も間違ってはいないんですが、それだと断言するのは難しいんですよね

2013-09-15 22:42:26
眠れる森のパンダ @Panda_51

@Mitsuteru_M 「『世界初のアサルトライフルと評されることもある』フェデロフ」といった表現のほうが、より中立的かなと。

2013-09-15 22:44:53
試作止まり @Mitsuteru_M

ちなみに、フェドロフがM1916に三八式実包を使った経緯だけど、元々は本人が設計した6.5mmフェドロフ弾を採用する予定だったけど1913年のトライアルで弾薬の採用がボツとなってしまったので、大量に輸入されていた三八式小銃の使用弾薬がたまたま性質が近かったので流用しただけの話やで

2013-09-15 22:46:16
試作止まり @Mitsuteru_M

@Panda_51 そうですね。白石光などフェドロフを世界初のアサルトライフルだと主張する人も多いですが、あくまでもフェドロフはアサルトライフルに通じる要素があったというだけで、MP44やAK47などの直接的なアサルトライフル開発に大きな影響は及ぼしていないという意見も多いです

2013-09-15 22:49:19
革命的小銃弾 @3006springfield

( 〃 l)三(l ).。oO(しかし最初にフェドロフを突撃銃と言い出したのは何処なのだろうか…あんなものを突撃銃だと言うならA1までのM1918も突撃銃としているのだろうか…?)

2013-09-15 23:00:46
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a @FHSWman

BARは、その物自体の作りや実際の運用は全く「突撃銃」的ではないけれども、BARがやろうとしてた(そして出来なかった)事は、まさに「突撃銃」なんじゃないかしら? その意味で行けば、BARは最初の「思想的な突撃銃」の一つと言えるんじゃ?

2013-09-15 23:32:15
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a @FHSWman

(実際BARが何をしたかった銃なのかよく知らない人)

2013-09-15 23:33:46
試作止まり @Mitsuteru_M

@FHSWman BARは「ウォーキングファイア」=腰だめ撃ちしながら前進するをコンセプトに開発した銃で、その後に2脚を付けられるなど軽機関銃的な性格を強めて、現在の重突撃銃(ヘビーアサルトライフル)型分隊支援火器の始祖となった火器ですね。

2013-09-16 00:01:44
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a @FHSWman

実際BARがこう使われたのは、たぶん誰もが(とも言えないか)知ってるところでしょうけども、本来BARがやりたかった事ってそれなんだろうか? と思いまして。というのも、一番最初のBARは脚すらついてない妙な銃でして。何か従来の軽機と思想的断裂があるように思えたのです

2013-09-15 23:51:47
じえいぐみん@C99新刊予約中 @jieigumin

むしろアサルトライフルの思想的源流として語られるべきなのはトンプソンサブマシンガンの試作品アナイアレイターではないだろうか。それとそのバリエーションのM1923なんかも。

2013-09-15 23:49:29
HK15 @hardboiledski45

@jieigumin 一理ありますね、近距離戦闘に適した自動火器という思想的系譜はサブマシンガン→アサルトライフルという具合に受け継がれたわけですし……

2013-09-15 23:51:26
じえいぐみん@C99新刊予約中 @jieigumin

@hardboiledski45 しかもサブマシンガンの増薬という形ですが、M1923では中間弾薬への挑戦も行われていますからね。性能的に不足あれ、一番アサルトライフルに近付けた銃ではないかと思います。

2013-09-15 23:54:14
試作止まり @Mitsuteru_M

トンプソンが突撃銃の源流では、というのは一理あるかもしれない。トンプソンは本来、自動小銃ないしは軽機関銃を目指して開発したものだし

2013-09-16 00:08:32
試作止まり @Mitsuteru_M

ただ、反動利用ではパーツ点数が増えるし、ガス圧作動では重量が増加するという理由でブローバックでの設計を目指したために、高威力の弾薬が使えず拳銃弾を使用するに至った。そもそも塹壕戦での使用を前提に考えていたので、コンセプト的にはアサルトライフルと乖離してる

2013-09-16 00:09:22
試作止まり @Mitsuteru_M

アメリカは276ピダーセン弾や.30カービン弾の開発で中間弾薬を使うアサルトライフル開発への布石をWW2までに得ているのに、大口径主義のマッカーサーとテイラーの2人によって、完全にその流れを断絶しちゃってるんだよな

2013-09-16 00:11:45
試作止まり @Mitsuteru_M

アサルトライフルを性質的分類としてみた場合、BARやFG42はアサルトライフルたるものではないけど、用途的分類とするならば、アサルトライフルの原形としてみることはできるんだよね

2013-09-16 01:06:11
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a @FHSWman

hmm... 「ウォーキングファイア」は知らなかった。となると、BARの仕事は現代の突撃銃の仕事はイコールではないけれども、それでもBARは突撃射撃に適することを意図した銃であるわけで、やっぱり「思想的な突撃銃」とは言えるんじゃないかしら(構造的、運用的には明らかに違いますが)

2013-09-16 00:12:00
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a @FHSWman

防衛省規格を見るに、「突撃射撃に適した銃」が"突撃銃"で、「突撃に際して腰だめ又は立姿で行う射撃」が"突撃射撃"であるということなら、ウォーキングファイアをするつもりだったBARはやっぱり思想的には突撃銃ですよ。実際の運用がその通りに行かなかったとか、弾薬の規格とかは別の話

2013-09-16 00:25:02