Learner Corpus Research 2013の実況

2013年9月27-29日にノルウェーはベルゲンで開催された、Learner Corpus Research 2013に関する@mrkm_aのつぶやきをまとめたものです。
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Akira Murakami @mrkm_a

これまでの学習者コーパス研究では、以下が少なかった。(1)東アジアの学習者を対象とすること。(2)外部基準で熟達度の指標付きの学習者コーパスに基づく研究。(3)対象言語項目の数。 #LCR2013j

2013-09-28 20:58:31
Akira Murakami @mrkm_a

L1の影響、熟達度の影響、L1を弁別する言語項目をそれぞれ特定することが目的。 ICNALEの2000人の学習者+400人の母語話者が対象。学習者は香港、韓国、台湾、日本出身。A2-C1レベル+母語話者。#LCR2013j

2013-09-28 21:04:46
Akira Murakami @mrkm_a

Biberの言語項目58種類を基に対応分析を行った。それを基にクラスタリングを行うと、 ・日本(A2-B1) ・NS、香港(B1)、韓国+日本のC1 ・その他 の三群に分かれた。 #LCR2013j

2013-09-28 21:08:17
Akira Murakami @mrkm_a

日本人学習者はattributive adjectiveを過少使用する。etc #LCR2013j

2013-09-28 21:09:41

Akira Murakami @mrkm_a

発表部屋から素晴らしい景色が見えてしまうのは良いことか悪いことか・・。

2013-09-28 21:23:19
Akira Murakami @mrkm_a

二日目最後のプログラムはUniversité de SavoieのJohn Osborne氏による基調講演「Comparisons are odorous: Native-speaker data in learner corpus studies」 #LCR2013j

2013-09-28 23:34:10
Akira Murakami @mrkm_a

International Journal of Learner Corpus ResearchというジャーナルがJohn Benjaminsから発行される。 #LCR2013j

2013-09-29 00:58:44
Akira Murakami @mrkm_a

最終日。食事と景色が良い所なので帰りたくない。あとまだ自分の発表が残ってるのが嫌だ。 #LCR2013j

2013-09-29 13:58:47

Akira Murakami @mrkm_a

最後はOhio大学のScott Jarvis氏の基調講演「Signals and clues in detecting crosslinguistic influence: What detectives and detectors can tell us」#LCR2013j

2013-09-29 18:06:38
Akira Murakami @mrkm_a

著者推定の話。手動でやる方法(例えばDon FosterのAuthor Unknown)と自動で統計的にやる方法(=stylometry)がある。前者はdetective、後者はdetector。後者の話を非専門家向けに行い中。訓練データ、テストデータの話など。#LCR2013j

2013-09-29 18:21:37
Akira Murakami @mrkm_a

crosslinguistic influenceの研究に応用できるかと考えたら、テキスト分類という研究分野で行われていた。テキスト分類はauthor profileのtext typeの二種類に分かれ、母語推定は前者。 #LCR2013j

2013-09-29 18:25:57
Akira Murakami @mrkm_a

誤:author profileのtext type 正:author profileとtext type

2013-09-29 18:27:44
Akira Murakami @mrkm_a

母語推定のshared taskで最も良い成績を出した話。TOEFL 11 corpus。学習者のL1に特徴的な素性を見つけるのではなく、精度を最大化するために、400素性で(過去の自分達の研究のような)LDAではなくSVMを使った。#LCR2013j

2013-09-29 18:56:25

Akira Murakami @mrkm_a

今回もLCR 2011のようにフルペーパー型のProceedingsが後ほど出版されるかもしれないが、未定。#LCR2013j

2013-09-29 19:11:33
Akira Murakami @mrkm_a

次回の開催地のアナウンスメントがなかったということは、あるかどうかもわからないのか・・。#LCR2013j

2013-09-29 19:14:29
Akira Murakami @mrkm_a

クロージング→昼食の後、学会(ホテル?)が容易してくれた無料バスに乗りベルゲンへ。2時間ほど観光し、空港なう。今からフライト2時間+バス4時間半をかけてバーミンガムに帰る。

2013-09-30 00:46:15
Akira Murakami @mrkm_a

LCR 2015、Learner Corpus Associationが隔年で学会を開催すると言っているのだから、場所が決まっていないだけで、必ずあるということに気がついた。

2013-09-30 00:47:11