「地震で壊れた」

「原発は地震で壊れた」というお話を、集めてみました。(古いまとめ)
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まとめ 「津波で壊れた」疑え 朝日新聞「プロメテウスの罠ー追いかける男」などの情報をまとめました。元東電社員、福島第一で炉心の設計・管理に携わっていた木村俊雄氏が今年7月に行った記者会見、その後の東電の対応など。 木村氏の解析結果は、seki_yoさんのまとめをご覧ください。 ①木村俊雄さん "公開された 過渡現象記録装置データについて"http://togetter.com/li/569422 ②木村俊雄さん "メルトダウンは 津波ではなく 地震で 引き起こされた" 講演録画 (10月 4日) http://togetter.com/li/573110 7473 pv 219 4 users 6
まとめ 木村俊雄さん「公開された 過渡現象記録装置データについて」 木村俊雄さん「再循環系データ 及び 炉心流量 (ジェットポンプ) データについて」(9月 24日) 東京電力「福島原子力事故調査報告書」(2012年 6月 20日) の 考察 (その 2) 2991 pv 34 2 users

土佐高知の雑記帳
「ふくいちは津波前にダウン」

http://jcphata.blog26.fc2.com/blog-entry-3107.html

木村さんからのメッセージ
「結論としては、地震で圧力容器に繋がる配管(小口径配管)から冷却水が漏れた。そのことが事故の進展を加速させるキカッケとなる。しかも運転員は気づかない。やがて津波がくる。3月11日17時19分(東電報告書P.125より)、原子炉建屋に入ろうとするがその時にはもうすでに放射能が充満して入れない。津波無くとも、重大事故に進展していた。これでも再稼動新基準は妥当なのか?気づかないなら、もう手のほどこしようはないです。」

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kaokou11 さんのまとめ

川内博史氏の、「地震による配管損傷」疑惑についてのTW、元原発設計エンジニアのkaokou11ご主人の意見がまとめられている。

「東電が公表している分のデータを確認してみると、地震直後に原子炉から何かが漏れ出すような損傷が起きた可能性が高い」

「311の地震による原子炉の損傷の有無の評価はひじょうに重要であり、地震が多発する日本で原子力による発電が可能かどうかの判断に大きな影響を与える(活断層の評価以前の問題)」

「東電は、津波が原因で過酷事故が起きたというストーリーを主張するよりも先に、地震で実際に発電所がどういう影響を受けたのか、人的にはどのような操作をしてそれがどういう影響を与えたのか等、保有する全ての情報や証拠を全て速やかに公表し、バイアスを排した客観的な検証を積み上げて過酷事故の全容解明に尽くすべき。3兆円もの税金を投入してもらい、電力料金の値上げを受け入れてもらった国民に対し、何事も包み隠さずに開示し、1つ1つ丁寧に説明する義務を負っている。」

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コアジサシさんのまとめ「2013/9/21 CNIC-Ustream 福島第一原発1号機原子炉建屋4階の激しい損壊は何を意味するか ー改めて、地震動によるIC系配管破損の可能性を問うー」

まとめ 2013/9/21 CNIC-Ustream 福島第一原発1号機原子炉建屋4階の激しい損壊は何を意味するか ー改めて.. ★原子力資料情報室 CNIC-Ustream 視聴ツイートまとめ ★福島第一原発1号機原子炉建屋4階の激しい損壊は何を意味するか ―改めて、地震動によるIC系配管破損の可能性を問う― ★2013/9/21(土)19:00~21:00 お話:田中三彦さん(元国会事故調委員・サイエンスライター) ゲスト:後藤政志さん(元国会事故調協力調査員・APAST理事長)     伊東良徳さん(元国会事故調協力調査員・弁護士)     上澤千尋さん(元国会事故調協力調査員・原子力資料情報室) モデレーター:澤井正子さん(元国会事故調協力調査員・原子力資料情報室) 2205 pv 22 1

 国会事故調の元委員田中三彦さんらは、委員会終了後も自主的に事故原因解明のための作業を続けています。今般、特に第1原発1号機について国会事故調報告書以降の作業をまとめた論考を雑誌『科学』(岩波書店)に発表されました。

 論考の要旨は、1号機4階にあるIC(非常用復水器)付近の著しい損傷の状況から、水素爆発は最初に4階で発生したのではないか、水素が4階に滞留したのは地震によってICの配管が破損した可能性が考えられる、というものです。この内容について、田中三彦さんから解説をしていただきます。

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福島原発事故は津波が来る前に、「想定内」の地震によって始まっていた 
渡辺ぱこ 2011年11月20日
http://blogos.com/article/24348/

事故直後から、原発事故の原因は「想定外の大きな津波」だとされてきた。しかし、津波が来る以前に、原発はすでに地震で壊れていた可能性が高い。地震は3月11日14時46分に、宮城県沖で起きている。原発に津波が押し寄せたのは地震から50分後だ。

この50分の間に、実は原発では原子炉の破損とみられるデータが出ている。データを分析した元原発設計技師の田中三彦氏は「圧力容器か容器につながる配管の一部が破損し、格納容器に高温の蒸気が漏れたようだ」と語った。」

原発は、地震の揺れに堪える、という説明は、単なる神話であることが明らかになっている。現在、各原発では福島事故から学び、津波対策を行っている。しかし、耐震性そのものが不十分であることを含めて考えれば、今の対策はまったく不十分であることがわかる。

津波に目を奪われることなく、事実をよく見れば、日本の原発の耐震性そのものが疑わしいといえるのだ。

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男性(福島第1原発事故発生時に1号機で働いていた作業員)は、原発事故の原因となった全電源喪失について、東電が地震の揺れとの関連を否定することに憤った
「地震発生時、老朽化が進んでいた無数の配管やトレーが天井からばさばさと落ちてきた。下敷きにならなかったのは奇跡。あれだけの破壊で『無事』なんてあり得ない」
神戸新聞 2013/9/11 07:10 きーこさんのブログ

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3257.html

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朝日新聞(7月19日)「プロメテウスの罠」

2011年3月11日、福島第一原発の1~4号機がある福島県大熊町の昼下がり。塾教師の木幡ますみは町内の喫茶店で椎名篤子(58)ら友だち4人とコーヒーを飲んでいた。 のちに考えると、あと数分で大震災が起きるというころだった。ますみは何か胸騒ぎを感じ、こんなことを口にした。

 「原発に何かあったら、もうこの町には住めないよね」

 「そうだよね」と返事が返って少ししたとき、揺れが始まった。午後2時46分だった。

 喫茶店の窓ガラスはうねるように波打ち、ガシャガシャと割れた。天井が崩れ、客の周りに落ちた。

 揺れがおさまった後、ますみは急いで自宅に戻った。タンスが倒れていた程度で、家屋にそれほど大きな被害はなかった。

 役場に向かった。夫の仁(じん)(62)が町議会議員を務めていて、ちょうど議会の委員会に出ていた。

 「お父さん、町内が大丈夫か見に行こう」。2人で町に出た。

 午後3時半ごろだった。

 役場近くのコンビニに行くと、異様な光景に出くわした。

 第一原発の方向からざわざわと、作業員の制服を着た人たちが早足で歩いてくる。制服の色は企業ごとにまちまちだったが、頭髪のせいか全体的に黒っぽくみえた。

 「アリの大群のようだ」。ますみはそう思った。

 その大群が、続々とコンビニに入っていく。停電してレジが使えず、店員が電卓で計算していた。それを尻目に、商品をてんでに持ち去っていく。

 「あれえお父さん、みんな勝手に持っていっちゃうよ!」

 ますみは仁に叫んだ。

 作業員の中に、ますみの塾の教え子が何人かいた。

 「どうしたの、何があったの?」

 一人が叫んだ。

 「先生、逃げろ! ここはもう駄目だ。配管がムチャクチャだ

 まだ津波が来る前だ。それでも彼らは原発から逃げはじめていた。

ブログ「Times Change」より引用
http://eggman-warlrus.blogspot.jp/2013/07/blog-post_23.html

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鈴木 耕 @kou_1970

東電は18日、福島1,2号機の排気筒の支柱の鋼材8ヵ所に破断などの損傷が見つかったと発表。大震災の揺れで壊れたとみている(毎日新聞19日)。これは原子炉格納容器の圧力を下げる重要なベントに使われるもの。重要機器が地震で壊れた。これまでの津波説を東電自ら否定したに等しい。(続)

2013-09-19 16:03:36
鈴木 耕 @kou_1970

(続)地震で最重要施設のベント筒が破壊されたのなら、他の原発でも起こりうることになる。つまり、津波対策だけでは不十分ということ。他の原発のベント筒鋼材を再点検、再補修するなど、再稼動検査は抜本的にやり直さなければならないはずだ。規制委員会はきちんとそれを各電力会社へ要求すべきだ。

2013-09-19 16:07:08

福島第1原発:1、2号機の排気筒支柱鋼材に破断
毎日新聞 (2013年09月18日)
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130919k0000m040076000c.html

 東京電力は18日、福島第1原発1、2号機の排気筒の支柱の鋼材8カ所に、破断などの損傷を確認したと発表した。東日本大震災の揺れで壊れたとみている。排気筒は事故後、1、2号機の原子炉格納容器の圧力を下げるベント(排気)に使われた。原発で最も高い耐震性能が求められる重要施設の損傷で、今後、他原発の再稼働審査に影響する可能性もある。