八重の桜第３８話「西南戦争」本咲きのみ視聴感想のまとめ

たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

ぼちぼち感想を書きます。八重の桜第38話「西南戦争」 ＃八重の桜

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明治10年2月。京都。新築した同志社英学校の門前に立つ紳士淑女……襄さんと八重さん。晴れがましい表情でゆっくりと校舎の中を見て回る。 新築の校舎のあちこちから漂う木の香りに笑顔を見せる八重さん。 と、そこへにぎにぎしくやって来る同志社の生徒たち。 ＃八重の桜

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前回からどれくらいの時間が経過してるんだろな……熊本バンドが秋に編入してきて、この時点で2月……改革要求を11月に出してたとして2～3か月か……クイーン・オブ会津っ子（物量攻撃）とヒゲ教の神（精神攻撃）の両面作戦で若造どもを手なずけるには十分な時間だな（違）。 ＃八重の桜

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各々荷物を持って、やはりうれしそうな生徒たち。「熊本洋学校より狭か～！」という声も明るく弾んでいる。校舎内に散らばり、持ってきた物を置いたり、机を運ぼうと声を掛け合ったり、忙しく立ち働く生徒たちと、その様子を微笑んで見守る襄さんと八重さん。 ＃八重の桜

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そこへ、血相を変えて駆け込んでくる猪一郎君。「西郷が挙兵した！」 驚いて手を止める生徒たち。猪一郎君が持ってきた新聞を読む熊本バンド。熊本の生家の安否を気遣う。 覚馬さんち。西郷挙兵の報を知った覚馬さんが「西郷、動くな！」と叫びながら床を這う。肩を貸す時栄さん。 ＃八重の桜

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廊下を移動する覚馬さんと時栄さん。そこへ帰宅した八重さんが鉢合わせる。「八重、府庁に行くぞ！」「はい！」即座におんぶする八重さん。 時は2月15日。50年ぶりに降った雪の中、西郷さんを頭領として政府に反感を抱く旧薩摩藩士を中心とした士族たちが決起する。 ＃八重の桜

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居並ぶ反乱兵たちを前に、何故兵を挙げるかについて述べる桐野利秋＝中村半次郎さん。一段高い所に座り、桐野さんの演説が流れる中どことも知れぬ所に視線を飛ばす西郷さん。 ＃八重の桜

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この時点ですでにモヤッと感が（苦笑）。 ここで演説している桐野＝中村さんは、実は鶴ヶ城開城式では新政府軍代表の二人のうちの一人で、容保公から降伏状を受け取るという、会津藩にとってはある意味で重要な人物なんだけど、いまいちパッとしないのは開城式が静止画像だったせいだろう。＃八重の桜

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開城式をきちんと描いておけば、「ああ、あの時会津を賊軍にして殿から降伏状を受け取った側の人間が、今は政府に逆らって演説をぶっている」という時の流れの皮肉さや、自分たちの言っていることこそ正しいと息巻いている彼らと西郷さんの差を視聴者が感じ取ることが出来たのになあ。 ＃八重の桜

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オープニング。盛之助君の名前に「！？」となる。変なフラグ立つんじゃないだろうな……と不安になる。久々の野澤君のクレジットに一瞬興奮し、（回想）の表記に心の中で涙を流す。あんなにあんつぁまに尽くしたというのに、どこに行ってしまったのだ、野澤君よう……。 ＃八重の桜

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京都府庁。執務室。ちょっと待って、マッキーの頭が（笑）。すごいな、伸ばした髪を立てて固めてあるのだけど、根元の寂しさが伝わって来るというヘアメイクさんの神業が炸裂w 丸テーブルにもたれて葉巻を手にモデル立ちするマッキーが、覚馬さんと八重さんに状況を解説する。 ＃八重の桜

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鹿児島では大久保さんが西郷さんに刺客を大勢差し向けているとの噂が流れ、我慢しきれなくなった士族たちが西郷さんを担いで挙兵したという。 西郷暗殺の噂に驚く八重さん。覚馬さんが「御所に行くぞ」と言い出す。木戸さんに会いに行く、と言って執務室を出ようとする。 ＃八重の桜

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「無理じゃ、御所には入れん」と止めるマッキー。構わず出て行こうと八重さんを促す覚馬さん。カランカランとベルを鳴らすマッキー。わらわらと役人やらメイド（！）さんやらが現れ、出入り口をふさぐ。 「お主のようなもんが行ってどうなるというんじゃ！」と後ろから叫ぶマッキー。 ＃八重の桜

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京都の御所。とある一室。薬を飲む木戸さん。そこへ大久保さんと伊藤さん（not西光または東京中央銀行の行員）がやって来る。鹿児島の不平士族たちが挙兵したとの一報を持ってやってきたのだ。 電信によれば熊本城に九州兵が迫っているという。 ＃八重の桜

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「もう討つしかない」と迫られ、苦悩の末に決断する大久保さん。ついに政府から九州の兵に対して追討令が出される。 またしてもモヤッと。もうちょっとここにいたるまでの政府の色々を描いておかないから、木戸さんのいら立ちが伝わらんのだよ。 ＃八重の桜

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何で九州の士族たちが「西郷暗殺」の噂にピリピリして我慢が効かなくなったかというと、その前の佐賀の乱とか萩の乱とかの士族の反乱で、政府側（というか大久保さん）の密偵が暗躍して、情報収集したり「西郷が起つぞ」と噂を振りまいたり買収したりしていたからである。 ＃八重の桜

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噂に振り回されてその気になっちゃった地元の不平士族たちに江藤さんも前原さんも挙兵の決断をせざるを得なくなったわけで、結果その反乱は失敗して主導的立場にあった江藤さんも前原さんも一方的な裁判を経て処刑されてしまった。 ＃八重の桜

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鎮圧されたとはいえ佐賀や萩だけではなくその他の乱でも生き残った士族たちは、無念の思いを抱えて西郷さんの元に集い、再び政府への反抗を試みる。そして、自分たちの知る限りの顛末を九州のあちこちで話したのだろうし、また九州の人々も新聞で読んだり噂で耳にしてもいただろう。 ＃八重の桜

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そこまで果断にというか冷酷に不平士族の反乱に対応していた大久保さんが、こと薩摩というか西郷さんに関わることになると逃げ腰になってしまい、手をこまねいている間にとうとう西郷さんを頭領として反乱軍が行動を起こした、というのがまーったく描かれてない。 ＃八重の桜

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だからここで木戸さんと伊藤さんが「どうすんだあんた」とばかりに詰め寄ってる意味も、大久保さんがプルプルしながらのどから絞り出すように「追討令を出す」と口にした背景も、全然伝わってこない。大久保さんが今回神懸ってるだけに、もったいないことをしている。 ＃八重の桜

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九州。政府（というか実質は大久保さん）が帝の裁定を得たとして詔の形で九州の反乱兵を追討令を正式に発布した。これにより西郷さんを筆頭に彼らは賊軍となる。 そのことについて大久保さんへの怒りを募らせる反乱兵たち。「東京まで攻め上ってやる」と鼻息を荒くする。 ＃八重の桜

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東京。山川家。軍服姿の浩さんが、一心不乱に筆を走らせている。書き上がり、画面に映された書は……デカいよ！！！！１ｍ四方はあるんじゃないのか、これ！！！！こんなデカい紙どうやって手に入れたんだよ、誰が運んだんだよ、そしてどこに保管するんだよ、と様々な疑問が湧く（笑）。 ＃八重の桜

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後ろに控える官兵衛さんと藤田さん。ん～、着ている服、浩さんと同じだよな？？？おかしくない？軍人と警官は別扱いだから軍服はおかしいだろうよ？あれ、それともちゃんと警察の制服？？？しかし確かめようにも、私事で一日中外出するので二度咲きを見られないので確認できない……。 ＃八重の桜

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ようやく正々堂々と薩摩と戦える、と早くも殺気立つ浩さん。気が早いよ、落ち着けってw 浩さんの言葉にうなずき、脇に置いていた刀を手に取る。「それは……」と注目する浩さんと藤田さんに、「これは、殿から拝領した村正だ」とわずかに抜いてみせる官兵衛さん。 ＃八重の桜

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恐らく寝坊事件の雪辱を晴らしたいのだなあ、としみじみするものの、見せている相手が浩さんなので、浩さんが「殿、私にも何かください！」とか思ってやしないだろうかとかついつい妄想する（←浩さんを何だと思ってる）。 「先生、出立の時刻です」書生が部屋の外から声をかける。 ＃八重の桜