2013-10-02 第27回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 ~ 大飯・高浜3連動地震ほか
岡村信行氏:(断層が)ないというデータはでていない。(あるというのは)最初の指摘箇所★が典型的だが、表層・B・C層に変位がある。そこが何か今回(熊川断層端部にできた構造だと)はっきりしたと思っている。 大石氏:その辺りは理解できないところがあるので、また検討したい。
2013-10-18 00:15:20- 島崎委員 「堂々巡り。決着に至るまでの十分なデータがない」 4:44:01〜
島崎委員:やはり、これが決着しないと決着しないという面があると思う。データをいろいろ取って頂いて進んだとは思うが、やはり決定的なところには至っていないと僕は思っている。
2013-10-18 00:15:44:個人的にはガス層が結構あり、その区別をきちんとしなければいけない。(採泥を)7mではなく10mやれば、何が何か全部わかる。細かく連続的に取って音波断面ときっちり比較し、どれがマウンドでどれがガスかはっきりさせないと議論が進まないというのが僕の意見だ。
2013-10-18 00:16:02:岡村(信行)さんは今言われたことをずっと言われ、熊川断層と思われる左横ずれの先端がスラスト構造(低角逆断層、衝上断層)に変わっているのではないか、一連に続く必要はなく北で切れていてかまわないという考えで、僕とは全然違うが、どちらにしろこの2つを否定するデータにはなっていない。
2013-10-18 00:19:56:これ以上、議論を続けても堂々巡り。やはりデータ・事実をびしっと示せば「ああ、そうですね」とみな言う。大飯の(敷地内破砕帯有識者会合における追加調査の)トレンチと同じだ。それに至るまでの十分なデータがないということが、現状だと思わざるを得ない。
2013-10-18 00:20:34関電 大石氏:決して10mを取らなかったのではなく、今の柱状採泥のやり方では8mが機械の限界だ。平面的に数を押さえたかったためそうしたやり方を採用した。10mやるなら、大きな機械を持ってい(く必要があるが)、そのときは数を(取るのが難しい)。…精一杯やったことはご理解頂きたい。
2013-10-18 00:22:42島崎委員:そうしたことを言っているつもりではなく、8mでも否定できる場所を探せばよい。 全部のデータをもらっていないのでわからない──この海域の全部のデータが欲しい。途中途中のデータしか頂いていない。ファイルなら印刷で見えないところが見える。ファイルで全データを頂きたい。…
2013-10-18 00:24:40岡村信行氏:…表層に礫があるのは当たり前で、海水準が上がってきたときにも海面付近にもあった。その下が何かということだ。それと谷と言っているところ…を確認することが必要ではあるが、疑問の根底には最初の指摘★…今回も同じような構造が見えている。それをちゃんと説明する必要がある。
2013-10-18 00:25:15:反射のデータも、あれが限界かもしれないが、もう少しきれいにならないのか。… 私の好みでは、全体にゲイン(増幅度)が高くてコントラストが強すぎる。反射面の白黒がはっきりし過ぎて(強弱が出ていない)。もっと(ゲインを)下げて層の(反射の強さの)差も見える形で解釈するのが普通。
2013-10-18 00:26:25:全部、反射面が同じように見えていて、こうしたもので、(層のつながりの)連続性もよくなければ解釈にも異論が出てきて決着がつかないことになる。改善ができるなら改善して欲しい。
2013-10-18 00:26:50島崎委員:これ(小浜湾海上音波探査)以外の議論ももらった。もっともなものもあるが、だからどうなんだというところ。言われていることはそうでも、だから(結論が)そういえるのかというところがある。補助的な証拠ではあっても決定的な証拠ではない。…
2013-10-18 00:28:09:海底は(陸上と違い)手がつけられる範囲なので、皆が「そうだね」というデータを取ってもらえば議論は収束する。その方向でご検討頂きたい。 関電 大石氏:現状のデータでもう少し掘り下げた分析をまずし、その上で(指摘を)頂いた調査をやるかどうか、もう一度、判断させて頂きたいと思う。
2013-10-18 00:29:47規制庁・JNESからの質疑
- 公式 YouTube 4:50:47〜
この後、規制庁・JNES から質問がいくつかありますが、省略