57 最悪の状況を想定して行動する
- haniwa0705
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①最悪の状況を想定して行動する。基本この態度は好まれる態度であるのだと思う。特に先行きの見えない今の日本。呑気に先のリスクを考えないで行動するというのは無謀としか言いようがない。万全を期して望む、といった言葉もあるがリスクはできるだけ排除するに越したことはない
2013-10-09 11:20:48②それでもなお気になってしまうのが最悪の状態だ。歩いてて車にはねられたらどうしよう。外で歩いてる途中にズボンのチャックが開いていたらどうしよう。出かけた後にガスの元栓を閉め忘れたことに気が付いたらどうしよう。複雑化する世の中、心配事を捜し出せば切りが無い
2013-10-09 11:23:50③私がここ最近気になるのがトイレの流し忘れである。トイレを流し忘れたことを気にするあまり出た後確認しに戻ってしまう。流し忘れたことなどないにも関わらず。神経症かな?と気になってしまうくらいである。まぁ、さすがにこの程度でお医者さんを訪れようとは思わないが
2013-10-09 11:25:29④しかし、それでもなお最悪の状況を想定することは美学だと思ってしまうのである。一度もしたことがないにもかかわらず、もしかしてしてしまっていたら人に迷惑がかかること、を気にしてしまう自分が愛おしいというか。とんだナルシズムだ、と言われても仕方ないのかもしれない
2013-10-09 11:27:27⑤誰だったかは忘れたが、こういった自分に鉄槌を下す一言を聞いた。最悪の状況になるということは最悪の状況になるべき原因を積み重ねたからだ、という一言である。最悪の状況にならないようしっかりと予防を重ねた人にはよほどのことがない限り最悪の状況には巻き込まれないのである
2013-10-09 11:30:08⑥高所恐怖症なんかは実はそういったことを信じられない人間の弱さなのかもしれない。高いところが怖いというのはおそらくはそこから落ちたら死んでしまう、ということを恐れたものだろう。しかし、よほどのことがない限りそこから落ちることなんてない。あり得ない可能性に怯える必要なんてないのだ
2013-10-09 11:32:38⑦冒頭でも述べたとおり最悪の状況にならないように気を付ける。予防をするということの重要性は変わることはない。しかし、予防に全力を尽くすべきであって必要以上に何かが起こることを気にしすぎることは、むしろするべき予防へ注入する余力を紡ぎ取ることになるのではないか?と思うのである
2013-10-09 11:36:42⑧要するにもっとも注意すべきことは過剰だ、ということなのである。明らかにトイレの流し忘れを気にしてもう一度トイレに行ってしまう行動は過剰である。かといって自動洗浄装置が付いて便利かと言われれば難しい。これまた過剰なのかもしれない。もちろん私のような気にする人にはありがたいのだが
2013-10-09 11:40:13⑨山登りをして思ったこと。山肌にしっかりと網を張り巡らせて落石を防止している。もちろんリスク回避の意味ではありがたい処置である。しかし、この網を張るためにどれほどの苦労がなされたか?を考えると少しいろいろ思うところもある。過剰なのではないかと。足るを知る。満足を忘れるのはマズイ
2013-10-09 11:42:43