讃歌"Gloria"で追う音楽史

讃歌"Gloria"のテキストを用いた楽曲を追って、音楽史を俯瞰してみました。 TLでは駆け足になってしまいましたね。改めてテキストを見ながら、ゆっくり聞いて貰えれば嬉しいです。 *対訳 Gloria in excelsis Deo, 続きを読む
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

ちょっとフランスの方も見てみましょう。 シャルパンティエさん(1643-1704)の、クリスマスの夜のためのミサよりグローリア http://t.co/w2YqeEMWdC

2013-10-08 22:17:48
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

これは、楽しいです♪ だいたいリュリさんと同じくらいの人ですね。オーケストラ伴奏、合唱とソロの交代など、ちょっとカンタータっぽい感じ。

2013-10-08 22:21:04
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

カンタータっぽいつながりで、次はヴィヴァルディさん(1678-1741)のグローリア。 http://t.co/Xf2WGGK8nM

2013-10-08 22:25:36
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

カンタータっぽいというか、こちらはもう形式上完全にカンタータの形ですね。ミサ曲としてではなくグローリア単独で作曲されていて、演奏時間が30分もあるので、ミサで使っていたとは考えづらいです。

2013-10-08 22:27:42
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

すると、おそらく教会を離れて演奏会で演奏してたんでしょうか? 作曲経緯などはまだわかってないのですが、冒頭を聞いた瞬間はコンチェルトでも始まったのかと思いますよね!

2013-10-08 22:30:08
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

徐々に演奏時間が長くなりますね(笑) この流れでバッハのロ短調…と思ってたのですがどうしようかな

2013-10-08 22:33:14
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

決めました。次はこちら。 J. S. バッハ(1685-1750)のミサ曲ト短調からグローリア http://t.co/C6hIAC9j1W http://t.co/D5UGSqY7ur http://t.co/wVDeRQDoUR

2013-10-08 22:53:24
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作曲時期がちょっと出て来なかったのですが、バッハがケーテンの侯爵様のもとを離れて、ライプツィヒの教会音楽監督して働き始めてからの作品のようです。おそらく礼拝で使ったものと思われます。

2013-10-08 22:57:08
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

さすがのバッハさん。とことんあらゆる技巧が凝縮されてる感じです。ヴィヴァルディさんの作品を見ての通り、17世紀後半から18世紀にかけてのバロック後半、音楽がかなりシンプルな方向に向かってた時期としては、実は異色の存在です。

2013-10-08 23:00:42

古典派(1750-1800)

音楽史たん@開始 @musetta_ficta

次はモーツァルトさん(1756-1791)の戴冠式ミサ(1779)よりグローリア! http://t.co/JAQuqcjABu

2013-10-08 23:13:24
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

サン・ピエトロ大聖堂にて、実際にミサ中にミサ曲を使っている様子を収録した、ちょっと珍しい映像です。 (なんでここでカラヤン!って思った方にはごめんなさい!

2013-10-08 23:17:14
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

モーツァルトが就活がうまくいかない上、お母さんが死んでしまって、実は割りと落ち込んでた時期の作品…です。オペラの合唱っぽい感じ。

2013-10-08 23:19:33

19世紀

音楽史たん@開始 @musetta_ficta

さあ、ロマン派突入です。シューベルトのミサ曲 変ロ長調(第三番)よりグローリア http://t.co/q8tuOUxVuw

2013-10-08 23:32:24
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

あ、年代書き忘れてしまいました。 シューベルトさんは1797-1828、 このミサ曲は1815年のものです。

2013-10-08 23:35:02
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

フランス革命があって、ナポレオンが出てきて、世の中すっかり変わってしまった時期です。実際のミサでも使われていたみたいですが、もうどちらかというと教会音楽という枠を超えて聖歌の歌詞を使った音楽作品としての性格が強いです。

2013-10-08 23:39:44
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

あら、もうこんな時間!ちょっとマキで… ロッシーニ(1792-1868)の小荘厳ミサ曲(1863)よりグローリア http://t.co/j27d3rDR6u

2013-10-08 23:42:17
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

ロッシーニさんといえばオペラですが、何曲か宗教曲も書きました。晩年は音楽家やめてシェフになったとか…?

2013-10-08 23:48:26
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今日はこれで最後にしましょうか。 プッチーニ(1858-1924)のグローリア・ミサよりグローリア http://t.co/5LViPCHwkJ

2013-10-08 23:57:31
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

プッチーニさん、こんな曲書いてるんですね。音大の卒業作品(1880)とのことなので、初期作品になるでしょうか。けど作風としてはさながらもうすぐ20世紀がやってきそうです。

2013-10-08 23:59:29

20世紀~

音楽史たん@開始 @musetta_ficta

では1曲目、ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958) ミサ曲ト短調(1921)よりグローリア http://t.co/K1dtNj0H07

2013-10-09 21:19:41
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta

ちょっと素朴で、なんだか神秘的な感じですね。ヴォーン・ウィリアムズさんって、あんまり日本では知名度が高くない気がするんですが、母国イギリスではホルストさんと並んで有名なんですって。

2013-10-09 21:24:22
音楽史たん@開始 @musetta_ficta

2つめ、プーランク(1899-1963) ミサ曲ト長調(1937) http://t.co/h4eCMJuJUl

2013-10-09 21:26:14
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