10/6-12twnovel

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“さ(*´く`)ら”たん @sacra_d15

#twnovel ソファに身を任せ、部屋の中を走り回る二匹の子猫を眺めていた。平日の朝は思い切り甘えてくるのに私がバタバタしてなかなかかまってやれない猫たちは、土日の朝になると揃って運動会が始まる。せっかくお休みなのに。コーヒーを啜りながら、足を踏んづけられる。#twnvday

2013-10-13 00:58:17
kaili @kaili

#twnovel 気づくと君は背後を歩いていて。気づくと繋ぐものがなくて。気づいていなかったことに自分で驚いて。僕は手を差し伸べられなかった。君は手を求めなかった。僕は気づかないままでいた。君はきっと、言わないまま、求め続けて、諦めて、そして、居なくなろうとしているんだね。

2013-10-13 01:01:23
“さ(*´く`)ら”たん @sacra_d15

#twnovel ソファに身を任せ、部屋の中を走り回る二匹の子猫を眺めていた。平日の朝は思い切り甘えてくるのに私がバタバタしてなかなかかまってやれない猫たちは、土日の朝になると揃って運動会を始める。せっかくお休みなのに。コーヒーを啜りながら、足を踏んづけられる。#twnvday

2013-10-13 01:06:28
falsewhere @nowherenotime

明るい夜だ。というのも、トンネルのそばに住んでいるからなのだが。そのトンネルは、真下に伸びているのだが、延々と真下に直線で伸びて、地球の反対側に通じている。そのため、地面の奥底に青空が見えるのだ。夜空の星に比べれば、地球の反対側なんてほんの目と鼻の先だね。 #twnovel

2013-10-13 01:15:54
粉粧楼bot @fenzhanglou_bot

あなたが皮膚の上に残してゆく熱は弾けて散って、果てまでも広がって光る今宵かぎりの銀河になってゆくのだから、この闇に潜んでいるひとときだけは、一緒にただきれいだと感じていて。闇が終わって光射すときがきたならば、全て忘れてしまう他はないのだから。 #twnovel

2013-10-13 01:16:17
みじん子 @000plankton000

「死んでよ」出来るだけ無表情に、言葉に何の感情も滲ませず告げた。なのに目の前の男はへらりと笑って首を傾げる。心が一層冷える。隠していた鈍く光る凶器を認めても表情に変化はない。それどころか溜め息を一つ、何が欲しい、と。その笑顔で。今更な言葉。望んでいたものは、もう。#twnovel

2013-10-13 01:21:41
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