サメ（しゃーくさめさめ）さん same_desu のご主人、震災原発事故とアートを語る（仮）

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「せっかくなので、震災以降に反原発や社会運動に傾倒し「原発やら体制やらをやたらと批判し変革を叫ぶわりに新作は出さないアーティスト」が妙に出てきた日本のアート界隈に対して、もうちょっと暴言吐きます。完全に個人の主観による酷い暴論なんで、なんの参考にもならないと思いますがw」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「そもそも表現の自由を尊び、お金や地位では計れないってアートの特性上、アーティストはわりとアナキズムとか左翼系の運動と親和性が高いとこがあります。昔から妙に傾倒する作家がいるのはこのためで、実際自分のいた芸大の雰囲気もわりと左寄りで、教授や講師陣にもその手の人が結構いました」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「日本では、法によりいきすぎとか過激だと見なされたものは処罰や規制の対象になります。わかりやすい話だとエロすぎて猥褻物陳列罪とかですね。表現の自由とはいっても現に「一定の責任」という枷があるわけで、自由にやりたいアーティストからすれば、体制は当然ぶっ壊したいものになります」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「っで、もともとそういう土壌があるところに、震災と原発事故による急激な社会の変化がきた。これといった実績がないぼくちゃんみたいな残念な人より、むしろ大御所クラスの方が、こういった急な変化にビビりやすい。いきなりこれまで積み上げてきた全てを失う可能性があるので当然なんですが」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「ましてやそれが人の手によるものなら余計に腹が立つ。だからこそ自然災害である津波より、人災である原発事故が憎くなる。というより怖くなる。とはいえ、震災と事故の衝撃をきっかけとして変化を始めた社会を止めることはできない。だったら…自分の作品が受け入れられる社会へと持っていけばいい」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「いや、いまよりもっと自分が生きやすい社会にしたらいい。この流れをうまく導き、体制もぶっ壊してしまえばいい。 こうして震災以降、原発から体制からオスプレイから何から何までやたらと批判し、変革を叫ぶアーティストのいっちょ上がり。特に大御所や、すでに有名になってるクラスほどハマる」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「彼らに共通しているのは、震災以降に新作らしい新作を出していないこと。せいぜいこれまでの焼き直しか、ちょっと良くなったねレベルで、声高に震災後の社会の変革を叫ぶわりに、自身は変革と呼べるようなまったく新しい作品をちっとも作っていないことです」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「結局、震災以降になんらかの運動に傾倒したアーティストの言う変革は、これまでの自分を守るためのもので、実は自分が一番変われてない。有名なのをいいことに、人を、社会を自分に都合のいい方向へ動かそうとしてるだけ。悪いけど作品で勝負しない限り、自分にはそういう風にしか見えない」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「はっきり言ってそんなアーティストはくそくらえだと思ってるし、ぶっちゃけ作品もなんか色褪せて見えるんです。それは結局、そのアーティストの作品に、長く続いた戦後や平成の社会だけでなく、震災以降の世の中でも通じるだけの強さや普遍性ってやつがどこか欠けてるから、ともいえます」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「時折「好きなアーティストが○○運動のデモでスピーチしててガッカリした。もう買わない」なんてつぶやきを見かけるけど、それもまた、そのアーティストの作品にアートとしての真の強さがない証拠だと思うんです。本当に強い作品なら、そんなもんに左右されたりなんかしないはずなので」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「さっき例に上げたピカソの政治スタンスなんか自分とは完全に相容れないし、ぶっちゃけヤツはアカの手先だと思ってますが、それでも素直にすげえと思うし、国も価値観もまるで違う時代のダヴィンチの作品や、ラスコーの壁画とか政治もへったくれもない時代の誰かの絵でも感動するわけで」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「そして、世の中の変化とそれに伴う自身の作品が色褪せかけている現実、実は自分も小室哲哉と同じだったって現実は、作品を作ったアーティスト自身が一番敏感に察知し、自覚しているはずのものなんです。これまでに成功を納めるだけの優れた感性と洞察力を持つ以上、気づかないわけがない」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「なのにやっていることといえば運動と見せかけたこれまでの支持層へのアピール、変革と見せかけた保身、今後磐石な基盤となりそうな勢力への迎合…そんなことばかり。それこそアートでは一番最低な真似じゃねえか！こんなんやってるくらいなら原発で作業員やる方がなんぼかマシだくそったれと」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

(まあだからといって、それを動機の一つに本当に原発作業員になったあげく、指切断してしめやかに帰ってきたぼくちゃんも相当アホなわけですが…)

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「確かに、そうやって頑張ることで自分の生活は成り立つかもしれない。むしろより豊かになるかもしれない。自分が生きている間なら光を浴びて大物のままいられるかもしれない。けど、作品に真の強さがないなら死後も末長く記憶されることはないし、いつか忘れ去られる。本当にそれでいいのかと」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「運動なんかで世の中を変えようとするんでなく、ゼロからすげえ作品を作ってさ、その力で新しい世の中を作っちまおうぜ。アートの力ってそういうもんだろ。俺みたいな才能のないやつはカラダ張るしかないけどさ、あんたらなら出来るだろって本気で思うし、凄い新作の発表をずっと期待してたりします」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

「そうでないなら…これからもアーティストとして作品で勝負することから逃げ続ける気なら、アーティストって名乗るなバカ野郎。《不本意な現状》(いま)を変えるのは戦う覚悟だ！屍踏み越えて進む意思を嘲う豚よ！せいぜい自分が築いた壁の中で、家畜の安寧と虚偽の繁栄に浸り続けるがいい！！」

サメ（しゃーくさめさめ） @same_desu

(よっしゃあ…決まったあぁ…。杉田先生のビキニ映画から引用した決め台詞、マジで一度言ってみたかったんだよな…)

undo(あんどー)🍢🍢🍢🍢 @tolucky774

@same_desu www。ご自分でネタばらししちゃダメですw