堂本かおる @nybct さんの「乳児期のネグレクトで脳の発達が滞る」セミナー・副読本の実験紹介と、アメリカ里親制度事情

まとめました。 ※ 発達障害は先天性のもの、との指摘がありました。ここで取り上げられている虐待由来のものは、第四の発達障害と呼ばれているものです(オススメ商品を、ご参照ください)。 ※ チャウシェスク大統領時代の「産めよ増やせよ」政策がもたらした悲劇。貧困、教育→収入格差からくるネグレクト(児童虐待)が、次世代に及ぼす影響の深刻さと「負の連鎖」を断つヒントについて…広く知って頂けたらと思います。
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堂本かおる @nybct

@kanatyin 参加者の多くは児童福祉畑の人のようでした。セミナーで見たビデオは、乳児期の極端なネグレクトは脳の神経細胞の伝達をブロックしてしまい、あらゆる能力の発達が遅れるというもの。ここに3本シリーズであります。英語ですhttp://t.co/BBr4MAWzXf

2013-10-17 02:23:10
堂本かおる @nybct

@kanatyin はい、そこが私も驚くと同時に納得もした点でした。こちらでも発達障害は先天性となっています。同時に里子に障害を抱える子がとても多いことにも気付いていました。ただし私の印象であり、実数は不明です。そこでこのセミナーに参加しました。

2013-10-17 02:19:24
堂本かおる @nybct

@kanatyin 今回の一連のツイートをする際、実はやや躊躇しました。日本では「3歳児神話」と結びつけられるのではないかと心配したからです。セミナーの内容は極端なネグレクトのケースであり、母親が子どもを託児所の預けて働くケースなどとは全く異なるのですが。

2013-10-17 02:25:28
堂本かおる @nybct

@kanatyin ルーマニアの件はセミナーでは語られず、副読本にありました。里子の出された子たちは54ヶ月後にはIQがやや上昇(ただし養護施設未経験の子よりは低い)したものの、養護施設に留まった子たちと同様に鬱、不安、ADHD、素行障害の割合が非常に高かったとあります。

2013-10-17 02:33:58
堂本かおる @nybct

@kanatyin 私自身はこの分野を専門的に学んでいないため、先天性説と、このセミナーの内容の学会での折り合いなどは分かりません。また、重ねて言いますが、セミナーの焦点は極端なネグレクトを受けた場合です。

2013-10-17 02:37:08
堂本かおる @nybct

@kanatyin 副読本を再読すると、先に挙げた鬱、不安神経症、ADHD、素行障害は<発達障害>ではなく、<精神疾患>とされています。

2013-10-17 02:53:07
堂本かおる @nybct

@MitsueKijima @FrdmFries ありがとうございます。「発達障害は先天性」とのコメントをいただき、確かのそうなのですが、セミナーの趣旨は、乳児期の大人との交流経験の量があらゆる能力を高める、逆に経験を積めない(ネグレクト)と、発達が非常に遅れる、というとでした。

2013-10-17 02:46:14
Mitsue Kijima @MitsueKijima

@nybct ありがとうございます。日本の三歳児神話と結びつけられる懸念、確かにありますね。少子化対策に女性手帳配布を!と騒がれた頃みかけた親学派の主張に使われている可能性も、ちらりと脳裏をよぎりました。誤解を招かないよう、対話をまとめに追加しますね。

2013-10-17 05:16:12

この問題に関連して、米国の教育・移民政策とオバマケアについて。

堂本かおる @nybct

社会の安寧は、恵まれない地域への<先行投資>で得られるのではないか。極端な貧困が子どもの成長と将来をゆがめてしまい、結局は税金が大量に使われる。生活保護、里子養子の経費、親の更生プログラム、政府による無料の医療保険、ひいては犯罪者になった場合の司法費用、刑務所運営などなど。

2013-10-17 03:00:52
堂本かおる @nybct

(続き)先日のNYタイムズのコラム。ある中南米からの違法移民は、本人と家族3世代に亘って苦難の連続だった。米国も莫大な金額を移民対策に使い続けている。なら、アメリカという富国が、メキシコなど違法移民を多く出している国で主に女性への教育に投資してはどうか、という内容。

2013-10-17 03:05:17
堂本かおる @nybct

(続き)女性はむやみに子どもを生まなくなり、貧困度数が減り、米国への違法移民も減るはずだという理論。正解だと思う。新世界、豊かな国を夢見る、野心あふれる移民は無くなちはしないだろうけれど、「他に道がなく」「家族離散もやむなし」という違法移民は減るはず。

2013-10-17 03:07:05
堂本かおる @nybct

(続き)アメリカの博愛主義、リッチから貧者への<寄付文化>は有効ではあるものの、そもそも誰が寄付をもらわないと暮せない生活を望むだろうか。さらに極度の貧困は先日連投ツイートしたように、後から寄付金をもらっても「勉強することが出来ない」メンタリティや環境を作ってしまう。

2013-10-17 03:11:48
buvery @buvery

貧困を作りたいからこそ、教育投資を制限しているのではないかと考えています。そうすると、安価な労働力から搾取する構造を作ることができる。社会不安定はそのためのコスト。しかも、他の人が払う。RT @nybct: 社会の安寧は、恵まれない地域への<先行投資>で得られるのではないか。

2013-10-17 03:10:27
堂本かおる @nybct

@buvery それに「No!」を言う第一歩としても、今回のオバマケアは必要不可欠と思っています。

2013-10-17 03:17:27
buvery @buvery

@nybct 米国では移民一世を安く使うという仕組みは別に最近始まったことではないと思います。その昔はアイリッシュ、イタリア人、ユダヤ人とずっとそうだった。最近そのモデルにラティーノが多いだけで。

2013-10-17 03:22:19
buvery @buvery

@nybct ただし、昨年メキシコからの出入りが均衡したと覚えています。中南米があと少し経済発展すれば、移民の季節が終わるのかもしれません。それがアメリカにとって本当の危機になる(いまの低賃金労働の人がごっそりいなくなる)のかもしれません。

2013-10-17 03:26:46
buvery @buvery

@nybct 米国全体のことを考えれば、国民皆保険が良いと思います。オバマケアでは本来不足。

2013-10-17 03:28:14
堂本かおる @nybct

@buvery 第三者的に傍観すると、そういう言い方になるかと思いますが、「移民」「アイリッシュ」「ジューイッシュ」「ラティーノ」……実際には個々の、ひとりひとりの人間です。

2013-10-17 03:37:39
buvery @buvery

@nybct もちろん。ただし、常に移民を使う仕組みはずっと維持されていて、やりがいによる搾取とも言えるが、アメリカの活力源とも言える。そして、この構造から外れているのが、自分で国境を越えてきていないグループで、インディアンと黒人。間違っているでしょうか。

2013-10-17 03:46:51

日本も、他人事ではないと感じさせられる記事です。

Mitsue Kijima @MitsueKijima

止まらない貧困層の高校中退 子どもたちを社会的排除から救うために 青砥恭(NPO法人 さいたまユースサポートネット代表理事)http://t.co/Eb23Jqegq2 父親のDVでシェルターへ 勉強どころではなく2ケタの割り算ができない…という子どもも、現代日本にはおります。

2013-10-17 06:08:04