自衛隊における決戦思想から効率重視への転換

｜日０☆TK @kyuumaruTK

ところで最近の我が自衛隊は『使い勝手の良さ』という概念に強い執着を見せ始めている。

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決戦思想から効率思想に切り替えているわけだが、 これは単純な話じゃない。 多様な転用を想定した効率を包括した多段階ステージ型の決戦運用、とでも云える形でなければ片手落ちになるのは火を見るより明らかだ。 現に米軍ですらSBCTの限界、FCS構想の破棄としてそれを認識し始めている

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問題は、『我が防衛省にはそもそもそのような最適効率の理想論ですら実現しうるリソースが与えられていない』という厳然たる事実。 予算が無いのだ。単純に。

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また、組織そのものの風通しも悪い。ある意味で、あの過酷な５０年を生き抜くために必要だったとはいえ、ドグマティズムに踏み込んでいないと誰が云えよう？ それほどソビエト連邦は強大だった。

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しかしこれを破壊し再生する大胆且つ繊細な行動が必要だ。 目下足掻いているよ、陸自は。 頓珍漢なことをしつつ、エラーを排除しようとしている。 トライ・アンド・エラーでしかこれは成し得ない。 我々は、アメリカでもなければNATOでもないのだから。