音楽史たんまとめ①【古代】編
- musetta_ficta
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【古代ユダヤ】詩篇唱は、朗々と詩篇を唱えるものです。後のキリスト教会では詩篇唱に別の合唱隊が応答するアンティフォナ(交唱)が発達します。グレゴリオ聖歌でも顕著に見られますね。中間部で同音を連続するあたりが詩篇唱です↓https://t.co/ZJbuA6kpxY
2013-10-11 23:12:26【古代ユダヤ】南北に分裂していたユダヤ人の王国。北はアッシリアに(前722)、南はバビロニア(前597)に滅ぼされます。エルサレムの神殿は破壊され、ユダヤ人たちはバビロンに奴隷として連行されます。この事態を預言者エレミアが嘆いた歌が『哀歌』です。
2013-10-11 23:36:13あんまり古代じゃないですが、『詩篇』『雅歌』『哀歌』は、後になって様々な形で曲を付けられていますね。参考に貼るのも良かったかしら。
2013-10-12 00:03:38寝る前に、ビクトリアが『哀歌』で作った曲貼っておきますね。テキストは『哀歌』3:22,27です。http://t.co/9qjiivLudf http://t.co/6IUwUIz0Op
2013-10-12 00:22:50ちょっと探しきれませんでしたが、教会カンタータやオラトリオを探せばテキストを引用している作品はたくさんあるはずですねー。『雅歌』と『哀歌』について、ちょっとした追記でした。
2013-10-13 00:06:06初期キリスト教
【古代ユダヤ】バビロニアはペルシャに倒され、ユダヤ人はペルシャの属国としてですが王国を取り戻します(前539)。しかしその後真の独立を得ることはありませんでした。ローマ統治時代、おそらく独立をもたらす"救世主"として期待され支持を集めた人物がナザレのイエス(前7-後30頃)です。
2013-10-11 23:58:47※ハスモン朝(前140-前37)がありますので、ちょっと訂正です。☓「真の独立」○「安定した独立」・・・くらいですかね。
【古代ユダヤ】イエスの十字架による処刑を経て、後を継いだペトロら弟子たちが初期キリスト教会を作ります。初期教会は禁欲的で、楽器演奏や派手な歌唱を「言葉から注意を逸らすもの」として禁じていたと考えられています。
2013-10-12 22:53:54【古代ローマ】初期キリスト教会はネロ(37-68)やディオクレティアヌス(244-311)に弾圧を受けますが、一方でローマの属国各地で国教としての地位を得て、313年に帝国公認、380に帝国国教となりました。
2013-10-12 23:09:54【古代後期】ローマ帝国分裂(395)、ゲルマン大移動により西ローマ滅亡(476)など、西欧は荒れていた時期が続きます。一方で東ローマ・ビザンツで独自のギリシャ語聖歌が発達しました。マニフィカトやグローリアといった主要な祈祷文は、このころの東方教会で作られたようです。
2013-10-12 23:26:37おそらくこの時期の聖歌の再現音源ではないと思うのですが、東方教会の聖歌を雰囲気だけ。伸ばした低音の上で旋律が動きます。最初期のポリフォニーとも考えられますね。ちょっとアラビアっぽい雰囲気も… http://t.co/jNorj7A5jo
2013-10-12 23:28:07【古代後期】西ローマ滅亡(476)に伴い、帝国にバックアップされていた教会の中央統制を失って、各地の教会が独自で聖歌を作り始めます。ローマ聖歌、ガリア聖歌、アンブロジウス大司教のミラノ聖歌↓などが有名です。 http://t.co/TRQ6KjpxxR
2013-10-12 23:42:27