- drsteppenwolf
- 2666
- 5
- 0
- 2
↓ 「1発の放射線の確率論」などマヤカシだと思う。「1発の放射線たりとも許せない」の心情をリスク評価に被せているにすぎない。そういう混同は問題解決を阻害するだけだ。
2013-10-21 04:53:53「1発の放射線の確率論」を価値中立的なリスク評価として持ち出している、と言うのであれば、赤ちゃんを抱く母親から赤ちゃんに浴びせられる放射線の数が一体何発あるのかも価値中立的に数えたらよい。
2013-10-21 05:07:24私は「1発の放射線たりとも許せない」の心情を批判しているのではない。「許せない」と思う自分の心情に向き合わずに、リスク問題に被せていることを批判している。問題の切り分けをしようと言っているだけだ。
2013-10-21 05:13:22林 衛 @SciCom_hayashi
あなたが「価値中立的なリスク評価に」好意的な「感情を被せていることも」よくわかりますが,リスクというのは元来認知的,主観的存在なのです。
2013年10月21日 - 10:39
客観的なリスク把握の問題と正義感情の問題をごっちゃにして政府と闘おうというのだから驚きだ。感情の数だけリスクが存在するとして、交渉テーブルで誰のリスクを提示するんだろ(苦笑)
2013-10-21 10:48:22山下教授の「ニコニコしている人には放射能の影響はこない」は福島での被曝健康リスクが相対的に小さいものであることを大胆に表現しての言葉と理解するが、林さんの言う「リスクは主観的」という議論は山下氏を凌ぐほどの大胆さだ。
2013-10-21 10:56:41リスク評価に「私の主観」を被せることと、道草のツイートを「私の解釈」で断じることは後ろで繋がっている可能性がある。「私が世界の中心」なのかもしれない。
2013-10-21 11:20:02林 衛 @SciCom_hayashi
ここで,リスクが認知的存在であるのは,実際は危険発生メカニズムが数学的意味での確率としてわかるほど正確にわかっている場合はほとんどなく,過去例などからリスクを推定するしかないからです。
2013年10月21日 - 10:55
↓ これはリスクに限らず未解明の具体的な現象全てに言えること。私の論とは何の関係もない。これを林さんが反論的文脈で持ち出すのは「リスクは科学の対象にはなじまない」と言いたいからであろうと推測する(他に理由が思いつかない)。
2013-10-21 13:32:25科学の対象は最初からメカニズムが判明したものとして存在しているわけではない。もしそうであれば科学は世界を相手に1歩も前に踏み出せない。というか『科学』は不要だ。
2013-10-21 13:35:12林 衛 @SciCom_hayashi
また,リスクが主観的存在だというのは,発生する損害の重みづけには人や状況によるちがいがありうるからです。
2013年10月21日 - 10:59
↓ 「発生する損害の重みづけには人や状況によるちがいがありうる」なんてのも当たり前のことだ。それは「リスクが主観的」であることによるのではない。損害に対する社会的・経済的・精神的なダメージが個人によって異なるからだ。損害を引き起こす因子そのものの評価とは関係ない。
2013-10-21 13:37:30林 衛 @SciCom_hayashi
幼稚なすりかえをしたうえで,人間の本性である「感情」を否定し,不当なものへの拒絶の否定(不当を受け入れよ)と説いていますね。戦争を肯定する思想と同様です。それをよきこととして語る倫理観を知りたい。
2013年10月21日 - 7:46
しかし、林さんのこのツイート。しみじみ読んでみると3行の中に事実がただの一つも含まれていないことに改めて驚く。https://t.co/p7e8z4F5X5
2013-10-21 17:56:51そもそも「すり替え」というのがおかしな批判だ。「1発の放射線も我慢ならない」という意見はこれまでも目にしてきたし、原子炉内にあるべきものを我々が生身で受忍しなければならない筋合いなど最初から無い。
2013-10-21 17:57:48もちろん、林さんが「1発の放射線にもリスクがある」と主張していることは知っている。論理の上では「正しい」が、全く現実性を欠いた机上の空論でもある。世の中には毒にも薬にもならない「正しい空論」というものは珍しくない。
2013-10-21 17:58:08しかし、林さんのような空論があることを念頭に置きつつも、林さんを論じているわけではなく、被害感情や正義感情がリスク評価を曲げる問題を私は論じている。LNT仮説とかには全く関係が無い。
2013-10-21 17:58:41プリリンさんが「すり替えだ」と言って林さんの論を持ちだしたので私見を述べたに過ぎない。心情をリスク評価に被せたマヤカシであろう、と。マヤカシかどうかはともかく、林さん自身が語ったリスク観により私の見立てがさほど外れていないことも確認できた。
2013-10-21 17:59:16また、私の論旨は感情を否定するどころか感情は感情で大事であるからリスク評価に被せるような不毛な消費をするなということだ。不当なものを拒絶することを批判したわけでもさらさらない。不当だからといってリスクを盛るなという話だ。
2013-10-21 18:00:09それらを全てアベコベに解釈して「戦争を肯定する思想」(!)とまで断じる林さんには全く正当性が無い。以上、ここまでの総括。
2013-10-21 18:00:54原発事故の加害性というものは人々の生命や生活を脅かすことにある。これは理念の問題ではなく現実の問題だ。加害者の責任を追及するのは、損なわれた生活を可能な限り回復させるためであり、同じことを繰り返させないためにやること。
2013-10-22 06:50:25