八重の桜第41話「覚馬の娘」本咲き視聴のみのの感想まとめ

たけのこぽこぽこ @mayabashimusume

私の個人的な怒りはともかく。 京都では俄然強気なマッキーも、アウェーで伊藤さんシンパに囲まれた部屋で政府の実力者である伊藤さんに突き放されてぐうの音も出ない。悔しさと怒りに震えるマッキーに、背後から両手で肩をたたくという会社員が気絶する無言のリストラ勧告する伊藤さん。＃八重の桜

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京都。府議会。議会閉会直前になって、マッキーが先に出した追徴令を撤廃すると明言する。「勝った！」と喜ぶ議員たち。 ところが、マッキーが机をバンバンと叩きつつ告げた言葉は「今から新しい案を提出する。京都は予算不足に付き追徴！議会はこれを審議せよ！宜しく詮議すべし！」 ＃八重の桜

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「審議せよ」「審議すべし」って大事なことなので二度言いました的なことなのかしら（前ツイートの詮議は誤字です）。 当然なんじゃそりゃあああ！！！と言う雰囲気になる場内。一人だけ嬉しそうに「うまい手を仕掛けてきた」などとつぶやく覚馬さん。 ＃八重の桜

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府知事の執務室。マッキーと覚馬さん。葉巻を吸いながら、テーブルを挟んで覚馬さんと向かい合って座るマッキー。 マッキーは、自分のやり方の何が悪いのかと開き直る。自分の後ろには政府がついている、議会に勝ち目はないと勝利宣言をする。 ＃八重の桜

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「戦いに敗れても、義がどっちにあるか世に問うことはできます。戊辰のころとは違うのです！」 マッキーが今までいろんな場面で言い続けてきた「時代が違う」を、こんな形で投げ返すあんつぁま本当にカッコいいわ！ そして「会津に義があった」と思ってないと出て来ない言葉でもある。 ＃八重の桜

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ついつい荒ぶってしまった口調を改め、穏やかにマッキーに引退を勧める覚馬さん。東京で同じようなことを言われてきたので「ああん？」とケンカ腰になるマッキー。しかし覚馬さんはさらに驚くべきことを言った。「その代わりに、私も議長を辞職いたします（意訳）」 ＃八重の桜

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「……あ、あんた、わしと刺し違える気か……！」としばらく開いた口もふさがらないマッキー。マッキーは京都復興が一段落したとして知事を辞め、覚馬さんは知事との戦いに負けた責任を取る形で議長を辞職する。覚馬さんの一方的ではない辞職の勧めに心を動かされるマッキー。 ＃八重の桜

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覚馬さんの案を受け入れることを決断したマッキー。どうせなら辞めるついでにと、演説会の集会禁止令を撤廃すると宣言する。その方が最後まで開明的な知事であったと世間は言うじゃろう、と半ばおどけてみせると、覚馬さんがニヤリと笑いながら「名案と存じます」と答える。 ＃八重の桜

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覚馬さんの笑顔を見てぼんやりと思っていたことが確信に変わったマッキー。「わしはあんたを使うちょるつもりが、使われておった」と自嘲する。その言葉に今までのマッキーと違うものを感じた覚馬さん。「あなたがいなければ京都の復興はなかった。私は敬服しております」 ＃八重の桜

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覚馬さんの言葉に笑みを浮かべるマッキー。同じタイミングでやはり微笑む覚馬さん。 差し込む夕日と漂う葉巻の煙で、雰囲気がハードボイルドなんですけど。 この場面だけ見たら、明治期のお大尽＝マッキーが裏社会のドン＝覚馬さんに依頼をして契約成立した図にしか見えないんですけど。 ＃八重の桜

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このマッキーと覚馬さんが話し合う場面を明治期の政治の変わり目の象徴としたいなら、もうちょっと明治初期の政府上層部の権力争いをさらっとでいいから映像で出しても良かったんでないかねえ。早々に上層部をドロップアウトした板垣さんが自由民権運動をする動機はここにこそあるんだから。＃八重の桜

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政治の流れを考えるにつけても、一部で喜ばれているらしいテコ入れと言うのは、力量不足で手が回らなかっただけだとこの回を見てしみじみ思うのだけど。明治編に入ってからの山本むつみさん名義になっている回も、おかしな所は改悪されてると思って見た方がいいのかもしれない。 ＃八重の桜

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同志社。マッキーの集会禁止令撤廃により、演説会が再び開けるようになった京都。もちろん同志社でもやる気満々、ということで卒業した熊本バンドも集まって翌日の演説会の準備に余念がない。 そこへ八重さんのジンジャークッキー登場！「これですよこれ！」と言わんばかりに喜ぶ。 ＃八重の桜

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時雄君も演説会のために来ていて、久々にみねちゃんと再会。といっても視線を交わして軽く会釈するだけだが、みねちゃんの表情は複雑。 覚馬さんも来たところで、みんなで近況報告。各地の教会等で布教活動にいそしんでいる様子。 ＃八重の桜

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時雄君も布教活動をするもなかなか苦戦しているらしい。しかしいつかは500人が入れるほどの会堂を作りたいと夢を語る。そのためには「新島先生のような良き伴侶」が必要だと言い出す時雄君。ん？突然どうした？立ち上がる時雄君。「お父様もいらっしゃることですし……」お父様？ ＃八重の桜

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「みねさんを伴侶にしたいと思います！」時雄君テンパって爆弾発言！そのままみねちゃんに向き直り「妻になってくだはりまっせ」とプロポーズ。突然の公開プロポーズにびっくりするやら戸惑うやらのみねちゃん。 時雄君、まともなプロポーズが出来ないキャラリストに仲間入り決定。 ＃八重の桜

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夕方。覚馬さんちの書斎。覚馬さん、みねちゃん、八重さん。みねちゃんは浮かない顔をしている。その雰囲気を知ってか知らずか、時雄君を褒める覚馬さん。反対なんてしてないよ、と言いたくて時栄さんから手紙のことを聞いてるとか余計なこと口走っちゃうダメ父親ぶり！ ＃八重の桜

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マッキーと熾烈な心理戦を繰り広げた策士なあんつぁまはどこに行ったw 案の定みねちゃんの態度が硬化する。「おとっつぁまはいいのですか？」と聞く声音にトゲがあるような。「うん？」という覚馬さんの返しがまた何も分かってないなあこの親父はって感じでねえ。 ＃八重の桜

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みねちゃんカチンときた。「時雄さんも跡取りで、みねも山本家の跡取りだ。婿に来てもらう訳にはいかねえ」と説明する八重さん。もちろんみねちゃんを嫁に出すわけにもいかない、となる。それなのに結婚するのかどうなんだとかのんきに言われたらそりゃ頭に来るわな。 ＃八重の桜

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ついにキレるみねちゃん。「おとっつぁまは久栄がいるからいいんだべ！おっか様を放り出した後は、今度は私を放り出すのがし！」いやいやいや、実際にはうらさんが自分の意志で会津に戻ることにしたんだけど、みねちゃんはそもそもはあんつぁまが悪いと思ってたのかなあ。 ＃八重の桜

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それまでため込んでいた色々を圧縮して固めて投げつけたみねちゃん。砲術家の血を引くだけあって、見事に覚馬さんの心の急所を撃ち抜きました。 書斎を飛び出していくみねちゃん。みねちゃんの後ろ姿を見送る八重さん。考え込む様子の覚馬さん。 ＃八重の桜

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夜。月の光が照らす中、灯りも付けずに部屋で座り込むみねちゃん。そこへそっとやって来て、みねちゃんのそばに座る八重さん。 「おとっつぁまは勝手だ」みねちゃんがポツリと言う。怒っているというより、自分と向き合ってくれないことへの不満に聞こえる。 ＃八重の桜

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同じく勝手に尚之助さんとの縁談話をぶち上げられた八重さんと「あのあんつぁま（おとっつぁま）にも困ったもんだべ」と言い合えない所に、京都に来たばかりに比べればだいぶましになったとはいえ、みねちゃんの覚馬さんへのわだかまりというか詰め切れない心の距離を感じる。 ＃八重の桜

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八重さんが優しく語りかける。うらさんがみねちゃんを覚馬さんの元に行かせたのは、ひとえにみねちゃんの幸せを考えて決めたことなのだと。 みねちゃんは母親の決断そのものは否定しない。「でも、三人一緒に暮らしたかった……！たった一度で良い、おとっつぁまとおっか様と三人で……」＃八重の桜

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心の奥底に抱えていた気持ちを吐き出し、泣くみねちゃん。物心がついた時には父親は遠くにいて、父親と暮らせるとなったら今度は母親が去ってしまい、親子三人水入らずの思い出がない。そうなったのは誰のせいにもできない所にみねちゃんの辛さがあるのだろう。今からでも鴨川に投げ込む？＃八重の桜