窪 美澄「雨のなまえ」をめぐるツイート
表題作の『雨のなまえ』は雨のなまえが知りたくて、『記録的短時間大雨情報』でショック死(顎の剃り残し)寸前、『雷放電』で我に返り、生徒指導にのめり込む『ゆきひら』で体温が下がって、『あたたかい雨の降水過程』でふわっとあたためられた。なにこれなにこれ。
2013-10-20 12:27:59「記録的短時間大雨情報」の主婦の性と生と家族話はやっぱり良くて、義母の過去の秘め事とボケや徘徊とかでそれがもはや虚なのか実なのかはわからないのだけど彼女の芯にあって、それと若いバイト君への妄想が一気にタミコを揺さぶる感じが凄い。雨の日に読むと閉じられた部屋と小説世界が繋がる感じ。
2013-10-20 12:20:04雨なので窪美澄さんの「雨のなまえ」を読む静かな休日。昨晩から読み出してるんだけど、文字数の割にズンズン進む本。それが少しもったいない気もします。
2013-10-20 12:36:31http://t.co/ZZSMsxp8lG 今日は雨ですね。窪美澄さんの新刊『雨のなまえ』(光文社)はいかがでしょうか。今ならサイン本がありますよ。B1F新刊・話題書コーナーです。
2013-10-20 13:58:57『雨のなまえ』読み終えた。もうずっとみぞおちの辺りが嵐だったよ……しんどい。いろいろ言いたいけれどいま言ったところでそれこそ、鼻で笑う雨に流されてしまいそう。とりあえず、“触手のようにまとわりつく、女たちの手”という表現に全身から血の気が引いて、その後泣いてしまいそうになった。
2013-10-20 15:04:12「雨のなまえ」窪美澄 雨の週末に読めてよかった。柏木くんで妄想オナニーする主婦、なにもかもうまくいかないシングルマザー。子供ができることにビビってる男たち。わかるなぁ…。「体を清潔に保つ」これは大事。
2013-10-20 17:10:56『雨のなまえ』どの短篇も胸のざわざわが残るものばかり。この突き放した終わり方、すごく好きでした。勝手な解釈だけど、雨=日々のままならない事柄の象徴だと思う。ままならないことに振り回されて、追い詰められて、でも生きていくしかない人間。
2013-10-20 22:37:13『雨のなまえ』の主人公たちはみな、外で働いて、家庭人としてのふるまいも強いられてる。現代社会のきつさみたいなものが描かれていて、いまある家庭のかたちってもう限界なのかもなあって思わされたりした。幻想と現実の乖離たるや。未婚者と既婚者では、読み方も違ってくるのかもしれない。
2013-10-20 22:38:25連作ではない短篇集ということで、どういう感じなんだろうとおずおずと読みはじめたのですが、窪さん短篇も素晴らしいなあ。むしろ「雷放電」「ゆきひら」とかこれまでと味わいの違う作品もあって、ぜひ読んでほしい。構成も見事。最後の最後に傘があってよかった。ほんとに。
2013-10-20 22:41:11呪文……RT @omansiru 雨のなまえまみのなまえ雨宮のなまえずっと独身でいるまみのなまえ雨の雨宮独身の雨宮…
2013-10-21 14:06:37窪美澄さん『雨のなまえ』らくだ書店でサイン本ゲット。赤子の寝てる隙に読もう。 http://t.co/8sKS7RSQZz
2013-10-21 18:08:49