嗚呼、阪急

「阪急阪神ホテル」社長の記者会見を見ての嘆きを拾いました。
1
SOW@ @sow_LIBRA11

阪急阪神ホテルの社長の記者会見・・・関西系の番組だからか、ミヤネ屋の冒頭でも 言ってるけど、「阪急阪神ってのは関西人にとって特別な意味があるだけに、残念だ」ってのは、まぁけっこう正直な意見だと思うよ? 若干のしがらみもあるだろうけどw 

2013-10-29 14:20:20
SOW@ @sow_LIBRA11

その昔、まだ日本が高度経済成長に入るか入らないかの頃、庶民の数少ない娯楽がデパートだったのね。週休二日制でもない時代に、少ない休日に、ちょっとだけよそ行きの服を着て、デパートに行く。だけど高級品を買うかねなんて無いから主にウィンドウショッピング、まぁ見てるだけ

2013-10-29 14:22:01
SOW@ @sow_LIBRA11

で、子どもを屋上の遊園地もどきで遊ばせ、最後に食堂でご飯を食べるってのがレジャーだった時代ってぇのがあったわけよ。でもそれもお金ないから、ソーライスってのが流行ったわけよ。

2013-10-29 14:23:01
SOW@ @sow_LIBRA11

ソーライスってのは、ソースかけライス・・・要は一番安いライスだけに、無料のソースだばだばかけて食べるってので、当時の貧乏な庶民たちはそれを愛したんだけど・・・デパート側からしたら、無料なのをいいことにソース使われまくるから経費がかさむと問題になった、で・・・

2013-10-29 14:24:31
SOW@ @sow_LIBRA11

会議で「これからはソースは必要なメニューを頼んだお客さんに、小鉢で渡すようにしましょう」って決まりかけたところで、社長が激怒したのね。「お客さんらはウチらの店に夢をもって来てくれとるんや!あほなことするな!」と怒鳴って、社長自らが食堂に出向いてお客さんに笑顔でソースを使わせたのよ

2013-10-29 14:27:37
SOW@ @sow_LIBRA11

その社長ってのが、阪急デパートの社長なのよ。その逸話は口コミで広がり、伝説となって語られ、貧乏な庶民たちは、「いつか阪急で好きなもんおもいっきり注文できるようになる」を目標に、その後の高度経済成長期の日本を支えたのよ

2013-10-29 14:29:19
SOW@ @sow_LIBRA11

大丸やそごうなどの老舗がのちに経営不振になり、中には店舗をたたみ看板を下ろす中、なおも阪急が残ったのには、祖父母や父母の代から伝えられていたそういう、「阪急は俺等の店なんや」という思いがあったからだろうに・・・

2013-10-29 14:30:48
SOW@ @sow_LIBRA11

たとえ系列といえど、その名を冠されたグループ企業でのこの不祥事は、怒りもあるだろうけど、悲しい思いをした世代も多いと思うよ。そういう意味ではこの社長さんの会見は、傷口をさらに広げた結果になったねぇ

2013-10-29 14:32:13