冷戦崩壊後、米国による旧西側諸国へのインテリジェンス活動を、警察庁は注視していた

日本大学の福田充先生のツイートを読んで、(最初は)記憶モードでつぶやいた「警察白書」の記述のメモです。 北岡元著『インテリジェンス入門』慶應義塾大学出版会 では、冷戦崩壊後の脅威の拡散・多様化により、インテリジェンスを巡る環境が変化したとあります(p.237)。 続きを読む
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桐島 / 相良 @krsmnry

(続き) (略) 欧州議会の調査総局は、1998年(平成10年)9月、米国の情報機関である国家安全保障局(NSA)が、欧州において非軍事部門の情報を入手するため、民間企業の業務通信等に対して日常的に通信の傍受を行っているとの報告書を議会に提出したのに続き、(続く)

2013-11-04 20:29:59
桐島 / 相良 @krsmnry

(続き)1999年(11年)6月、NSAの通信傍受の技術的実態を明らかにした報告書を発表した。また、2000年(12年)7月には、欧州議会の本会議において、本件に関する臨時委員会設置決議が可決された。(続く)

2013-11-04 20:31:01
桐島 / 相良 @krsmnry

(続き)このように各国において多様化した活発な情報収集活動がみられることから、我が国においても、今後、経済情報、科学技術情報その他の重要な情報の漏えいや、情報収集活動に伴う違法事案等の発生が懸念され、その動向に注目していく必要がある。” 平成13年版「警察白書」より引用

2013-11-04 20:31:57
桐島 / 相良 @krsmnry

さて、最後に平成14年版「警察白書」(http://t.co/u6QDuZ4K8u)を読んでみましょう

2013-11-04 20:35:46
桐島 / 相良 @krsmnry

“(4)多様化する情報収集活動  ○情報収集活動の多様化 ・友好国に対しても諜報活動を実施。 ・政治、軍事情報に加え、経済情報の収集活動も強化。(続く)

2013-11-04 20:37:22
桐島 / 相良 @krsmnry

(続き)[事例] ・1998年(平成10年)9月、欧州議会の調査総局は、米国の情報機関である国家安全保障局(NSA)が、欧州において非軍事部門の情報を入手するため、民間企業の業務通信等に対して日常的に通信の傍受を行っているとの報告書を議会に提出。(続く)

2013-11-04 20:38:03
桐島 / 相良 @krsmnry

(続き)・2001年(13年)9月、欧州議会は、「エシュロン」と呼ばれる世界的な通信傍受網の存在を指摘する最終報告書を採択。(以下略)” 以上、平成14年版「警察白書」より引用

2013-11-04 20:40:07
桐島 / 相良 @krsmnry

一応、自分の記憶が正しかったことを証明できましたね。 久し振りに、白書の外事関連の(昔の)記述を読み直しました

2013-11-04 20:42:47